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今こそ全国民に知ってもらいたいガレットデロワのこと。
今こそ全国民に知ってもらいたい、意外とまだ知られていないGalette des Roisのことと、私が選んだフランスガレット3作品2019-2021。
1. 本来は、1/6の公現節にいただきます。キリストはクリスマスに生まれたことになっているけど、その時は誰も知らなかった。東方から来た3人の賢者(聖人。王とも呼ばれている)によってこの日初めて世の中に知らされた。なので、公に現れたと書きます。
2. フェーブが当たった人は王冠をかぶってその日祝福されますが、実はその人はもう一人選ぶんです。当たった人が男性だったら女性を。女性だったら男性を。そして二人で祝福されるわけ。なので、好きな人がその場にいたらその人を選ぶとかね、色々あった青春のエピファニーの思い出がフランス人にはあるらしい。
3.日本ではガレットは美しく作られて箱にちゃんと入れて大切に売られるけど、フランスではお店に並べた先からバンバン売れるので、そんな綺麗に作っていられないし、箱なんかではなく袋にスポッと入れられて、あいよ、って渡されちゃう。で、そのまま縦にしてぶらぶら持って帰るからちょっとしなっちゃう。それを伸ばして食べる(笑)。しかし、ここでフランス人はガレットを温めて食べることを忘れない。今では袋ごと温められるようになっているお店のものもあります。私は200℃に温めたオーブンを切って5分くらい入れておけばよいと思うが、180℃で3分くらいそのまま温めるとか色々。
写真は、Fou de Pâtisserie より。
元Gerge V chef Frédéric Maxime 作
ノートルダムへのオマージュ。バラ窓。Nina Metayer作
Shangri-La, Maxence Bardet作