食って大事。料理って大変。
同棲生活を始めてわりと序盤に思ったことは、料理って大変だということ。一人暮らしをしていた時は、職場で夜ごはんを食べながら残業することも、外食することも、時間があれば簡単に残りものを食べることも、全部自分の裁量で決められます。ただ、同棲となると相手のこともしっかり考えないといけません。同棲前は、一汁三菜は守ろう、とか、毎日彼の健康のためにも栄養を考えて夕食を作ろう、とか思っていた私。キッチンもだいぶ広くなるし、自家製の梅干しとか、ぬか漬けとか、なんならハーブとか育てて使えたら素敵だな、とか考えていた私。理想と現実とはかけ離れているもので、今は土日に時間があったりやる気がある時に作り置きをし、平日は簡単なもので終わらせている私。デリバリーにも結構お世話になっている私。春うららで暖かくなっている日々なのに、楽だし栄養が摂れるから、と鍋を作りがちな私。理想を抱きすぎていたな、とにもかくにも恥ずかしいかぎりです。
ただ、私も仕事をしている以上、料理は頑張りすぎないことですね。やれるときにやればいい。気力がなければウーバーイーツで頼めば問題ない。(完全に割り切りました笑)
そんなこんなですが、最近は楽しみながらも料理を少しは頑張っているかな。同棲を2月から始め、3月まではいつも通り仕事で平日の帰りが10時を過ぎることは珍しくなく、なかなか料理に専念するということができずにいました。4月に入り、私も在宅勤務となり、通勤時間が削られたのと、夕食を食べてから仕事を再開することも可能となったので、料理をする機会が増えました。もちろん、疲れたり、やる気が起きないときはデリバリーをすることもありますが、食べ物って大切なので、こういう時だからこそ、できるだけ自炊をして体に優しい食事をとりたいなと思っています。
料理に関しては、今更ながら、母親の偉大さを身に染みて感じています。家族5人分の食事を毎日、しかも、品数も割と多く作っていた母を尊敬します。学校帰りや仕事帰りに、「お腹空いた~」と訴え、何も言わずに美味しいご飯を用意してくれて、後片付けをろくにせずにいた私。もし、自分に娘ができて、私のような態度をとられたときには、もう一生ご飯作ってあげないよ、と喝を入れてしまいそうなのですが、やはり母は偉大だ。
健康のためには、「睡眠」「運動」そして「食」が大事とよく言いますよね。自分のためにも、彼のためにも、私ができることは、まずは「食」の面をサポートすることなのかな、と。もっとバラエティに富んだ料理を作れるようになりたいなと最近強く思います。どうしても、献立はお肉を焼いたり炒めたり、お魚よりもお肉になってしまうのです。
そこで、お肉は使わずお魚のみ使って料理をしてみようと思った昨晩の献立。断然肉派の彼は、たぶんお肉の方が良かっただろうな、物足りなかっただろうな、と思いながら食べる姿を見ていました。案の定、めざしが苦いって言ってたな。ただ、がっつり味の濃いハイカロリーなものばかり食べがちですが、こういう魚中心の料理を上手に美味しく作れるように工夫しようと思っています。
<昨日の献立>・カツオのたたき ・キノコと玉ねぎのお味噌汁 ・キャベツとシーフードミックスの蒸し料理 ・めざしのオリーブオイル煮
合計15分程度でできるどれも簡単な料理ばかりですが(多分、人によっては手抜きご飯のレベルかもしれません)、久々にお肉を摂らずお魚中心なご飯を食べることができ、私個人的には満足でした。
食の大切さは身に染みるほどわかっているけど、料理の大変さも大きい。まだまだ成長しないといけないなと思っています。