見出し画像

適応障害と診断を受けた前後の症状について

今回の記事は、改めてにはなりますが、私が適応障害と診断を受けたとき、どのような状態だったかについてです。

私が適応障害と診断を受けたのは昨年の2021年の夏頃でした。

振り返ってみて、一番最初に顕著に自分の体に異変が起きたのは、全く寝ることができないという症状でした。1ヶ月程、全くしっかりと寝ることができなかったんですよね。寝ることができても1日計3時間ほどの睡眠時間だったと思います。当時、新居に引っ越したばかりだったのですが、幹線道路が家の前にあったため、車の騒音がどうしても気になってしまって、寝られなくなってしまったのですよね。

それでも、仕事があるため、頑張って会社には行っていました。ただ、その時は、眠れないのは引っ越したせいだと思っていたので、自分の体に異変が起きているとは思いもしなかったのです。

外的要因はあったもののこの時からかなり体の危険信号が出ていたようですね。

その後、1ヶ月程経って、急に倦怠感と発熱が症状として現れるようになりました。

時期的に、ちょうどコロナウイルスが流行っていた時だったので、完全にコロナにかかってしまったんだろうなと思い、初めは内科に行きました。

ただ、内科での抗原検査とPCRは陰性。その時は、風邪薬と弱めの睡眠導入剤を処方され、1週間程薬を飲んでいたのですが、症状も一向に治まらず、より倦怠感が強くなることもあり、その10日程後にまた同じ内科に行って、血液検査等検査をしました。

その後、結果が出ることになるのですが、体には異常がないとのことだったのです。私的に、ここまでの異常というか今まで感じたようなことのない体の違和感があったため、何らかの病気だと思っていたのですが、そうではなかったのですよね。

幸いなことに、会社からはすぐに1ヶ月間休むよう言っていただきました。申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、でも、体を休ませられるんだという安堵でいっぱいでしたね。

ただ、事務的な面になるんですけど、休みをとるには、病院の診断書が必要でした。あとは、自分でも症状の原因がわからない不安や、家族の客観的意見もあって、メンタルクリニックを予約することとなりました。倦怠感や発熱の症状が出て、数週間経った時のことでした。

そして、その当時、心療内科はどこも予約が取りにくい状況でして、新規の予約が、年内は取ることができないようなところもたくさんありました。

家族にも協力をしてもらい、やっと家から通える範囲の病院の中で1件予約を取ることができたのです。ただ、そこも3週間後くらいの予約が最短でして、こんなにも体調も悪いし不安感があるのに、すぐに診てもらうことって難しいんだと強く感じていました。

3週間経って診療内科に行ったところ、適応障害と診断がつくことになりました。診断を受けてから、家に帰る道を歩きながら、「私がメンタル疾患だなんて…」とびっくりしたと同時に、きちんと診てもらえてよかったというのと、原因が分かってちょっとよかったなという安堵の気持ちとかなり複雑な気持ちが湧き上がってきたことを今でもわりと鮮明に覚えています。

✴︎
✴︎
✴︎

なかなか自分自信が今まで精神疾患を患うことがなかったり、そういった人が身近にいなかったりすると、自分が精神的に異常があると気が付きにくいと言いますか、身体的な異常を探そうとする思考にはなるのかもしれないけれど、メンタルに異常があるという思考にはなりにくいのですよね。

その時に大切なことの一つは、家族や職場や友人が声をかけてあげることだと思います。身体的に異常がないのであれば、精神的に異常がないか専門家に一旦診てもらうよう促すこと。それは絶対的に早いほうがいいですし、そういった視点で当人を診てあげるということはとても大切なことですよね。

私自身もこの時の家族や周りの人のサポートや助言っていうのはとても助かったなと思っていますし、今でも感謝しておることです。

サポートいただきまことにありがとうございます。 読者の方の日常を少しでも彩ることができるよう、精進して参ります。 引き続き、よろしくお願いします🍀