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子宮頸がんの変異細胞が見つかった話。
本当に元カレにありがとうと言えるのならば、
元カレのおかげで婦人科へ行ったついでに子宮頸がんの変異細胞が見つかったこと。
元カレは看護師でだけど避妊はしない、というなんともおかしな人だった。
看護師だからというよりか
その人の問題なのかもしれないけれども
バツ2なのもおそらく避妊をせずに子供ができたのだろう。(完全な憶測ね。)
去年の夏以降、やはり不安になるので
避妊用ピルを飲もうと思い婦人科へ行った。
その時にタバコは吸うのか、年齢が40歳以上の人にはピルを飲むリスクがあるとかなんとか書かれていた。
採血を4本採られて、結果が大丈夫ならばピルの使用が始められるとのことで数週間後にまた婦人科へ行った。
ピルは飲めます。
そして子宮頸がんの変異細胞が見つかったので、また再検査をします。変異細胞の種類によっては
3年以内にガンになるものもあるのでまずは見てみましょう。
とのことだった。
また再検査。
そして結果を聞きに行く。
とりあえず、今は緊急にガンになる事はないので
4ヶ月おきに必ず子宮の細胞を切り取る検査をして様子を見ていきましょう。
そんなこんなで、この間コルポ検査という子宮の細胞を採り検査してきた。
そして今病院の待合で待ちながらnoteを書いている。
元カレと付き合わなければ
おそらく私は婦人科へは行かず
がんになっていたのかもしれない。
ピルも飲もうなどと思わなかったかもしれない。
私が元カレと別れた後にもピルを
飲み続けている理由は
排卵を止めることができ、卵子を生理のたびに捨てることのないようにできるからだ。
またホルモンバランスも整えることができる。
ちなにピルは実費で3000円ちょっとで
1ヶ月同じ時間に飲む。
これだけ。
結果はどうなのだろう。
元カレはこういう話は興味がないみたいな感じで心配してくれるそぶりはそこまでなかった。
今の彼は、ピルを飲んでいることを知っているけれどもだからといって避妊をきちんとしてくれる。それは当たり前のことだよ!と言ってくれた。こういう一つ一つのことに今彼に大切にされているなぁと思う。
私は元カレから傷つき雑に扱われることに
無感覚になろうとしてきたのだなと思った。
だから体で繋がりたいと思ったのだと思う。
今は心が満たされているようになり
性欲が半減した。
大切な人にハグをしてキスをするだけで
こんなにも癒されるのかなと思いながら。
私は元カレに愛されてはいなかった。
都合の良い甘えられる
いつでも会える女
価値観が違えばもうそれでおしまい。
もう好きじゃないです。
合わないと思います。
こんなところだったと思う。
婦人科へ行くといろんな病気の人や妊娠している人が子連れでも来る。
なんだかとても過酷な場所なのだ。
この空間を耐える女性の気持ちは計り知れない。
幸せと不幸せが入り乱れる
淡々とした場所。
その前後の気持ちは自分一人で抱えなければならない。
女性はもっと精神的に男性に癒されるべきだ。
べきだ。なんて使いたくないけれど
そうであってほしい。
心からそう願う。
命をかけて命を授かり守ることや
不安と戦いながら働いたり学校へ通う人もいるのだろう。
自分の心と身体を守り大切にしてくれるのは
他でもない自分のはずなのに
どこかでもうどうにでもなれ。
と思ってしまったりもしてきた。
自分が病気になったり
これからガンになる予備軍になって
男性との関わり方や
自分との向き合い方を考えるきっかけにもなったと思う。
好きになった人と別れたことで
私はまた素直に強くなれた。
そんな時に出会えた今お付き合いしてくれている彼と過ごせる今を大切にしたいと思う。
ただただあの時の私は自分を見失うほどに
恋に溺れたかった。
今は溺れたら沈んでいくのがわかるから
ぷかぷかと浮かんでいたい。
ゆっくりゆっくり。