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【日本三景と艦とサメ】マイルで行く! 京都・大阪旅行記録 3日目(大阪海遊館編)

 というわけで3日目です。舞鶴と天橋立を観光してから、京都を経由して大阪市内の宿泊先に辿り着きました。2日目の様子はこちら。


今回の旅程

 3日目の旅程はこのような感じでした。


3日目 2024年9月10日(火)
10:15ごろ 大国町駅
 ↓ Osaka Metro四つ橋線
10:30ごろ 住之江公園駅
 ↓ Osaka Metro南港ポートタウン線
コスモスクエア駅
 ↓ Osaka Metro中央線
11:00ごろ 大阪港駅
天保山公園公園 天保山マーケットプレース 散策
13:30ごろ〜16:00ごろ 大阪海遊館
17:00ごろ 大阪駅周辺着
18:00ごろ 大阪駅発
20:15 伊丹空港発
 ↓ JAL138便
21:25 羽田空港着→遅れよにり21:33着


 さて、記録と参りましょう。

大国町発、南港ポートタウン線経由、大阪港行き(10:15ごろ〜)

 3日目は大阪市内の大国町駅のホテルでスタート。朝食に無料パンサービスがあって助かりました。大国町から四つ橋線に乗り、終点で南港ポートタウン線に乗り換え。南港ポートタウン線はOsaka Metroの一路線ではありますが、地下鉄ではなく、いわゆる「新交通システム」。ゆりかもめと同じやつですね。

高架の上をゴムタイヤで走ります
大阪港にフェリー「さんふらわあ」が停まっています!
大阪港と別府・鹿児島を結んでいるようです

 南港ポートタウン線を住之江公園駅ーコスモスクエア駅まで全部乗ってから、コスモスクエア駅から一駅だけ中央線に乗り換え、大阪港駅で降ります。

OSAKA AQUARIUM KAIYUKAN

 大阪海遊館に到着! ただ、切符売り場がものすごい人数が並んでてぶったまげました。平日、それも火曜日なんだが?
 しかし大丈夫! 海遊館はネットで入場券が買えるので、切符売り場に並ぶ必要がありません! まぁ買ってなかったんだけど。
 海遊館のコインロッカーに荷物を預けたら切符売り場を一度通りすぎ、天保山公園を見てみることにしました。

天保山公園(11:30ごろ)

 巨大な観覧車を通り過ぎ、天保山公園へ。

天保山公園
難波百景

 難波百景に描かれる天保山だとか。大きく描かれているのは「澪標」ですね。特に河口付近で船の座礁を防ぐために、航海可能な航路(澪)を示すための目印です。

 船の目標なったことから目印山とも呼ばれた天保山の沖に立つ澪標は、諸国の廻船に水深の深い姿な水路を知らせるための杭の一つです。大阪の澪標は、川と海の境である「一之洲」に立つものを一番とし、そこから川上に向かって十番まで設置していました。その第一番の澪標は、上部の形から俗に「鯖の尾」とも呼ばれ、難波第一の景物として知られていました。
 これが、「難波百景 天保山」に描かれた澪標で、水運の発達で繁栄し商都大阪と港の結びつきを象徴するのに最適な図案として市章のもとになりました。

陶板画横にあった解説文

そういえば(大阪市章は)そうだった。

天保山大橋を見上げます。対岸にはUSJがある
大阪市消防局 水上消防署 消防艇まいしま
エンブレムにも大阪市章があしらわれていますね
天保山マーケットプレースでお好み焼きをいただきました

 天保山公園を一周散歩して水上消防庁を遠巻きに眺めてから天保山マーケットプレースでようやく大阪の粉物を食べました。その間にインターネットで海遊館の入場券を購入。

大阪海遊館(13:30ごろ)

 満を持して大阪海遊館見学です!

 入館後即、ジンベエザメバックヤードに参加します。これはジンベエザメがいる海遊館のメイン水槽をバックヤードで上から眺められるというイベントですが、ただ見られるだけじゃなく、係員さんに個別に質問をすることも可能でかなり面白かったです。大阪海遊館には「海くん」「遊ちゃん」の二頭のジンベエザメがいるのですが、その二頭の見分け方も解説してもらいました。上から見ていると概ね二頭は同じ方向に回遊していて、美ら海水族館のジンベエザメも概ね同じ方向に回っていたのでそれをちょっと聞いてみたら「泳ぐ方向が決まるメカニズムはまだ解明されていないのです。でも海くん遊ちゃんの泳ぐ方向は特に決まっていないので、今はそういう気分なんでしょうね」とのこと。ただ、「チリの岩礁地帯を再現した水槽は一度たりとも海遊の方向が変わったことがないそうです。特に海流などを起こしているわけではなく、その理由は謎のままなんです」とのこと。また、他の組が質問しているのを横で聞いて「そうなんだ〜」なんて思っていた。

ニホンカワウソ……の代わりにコツメカワウソ
先ほど上から見ていたカワウソの、水槽内部の様子も見られる
延々と水槽壁面に向かって泳ぎ続けるエトピリカ
サメだーーーーーーー!!!!

 大阪海遊館は大まかにドーナツのような構造になっていました。ドーナツが通路、真ん中と周辺が水槽。複数階をぶち抜く大きな水槽の周りを下がりながら取り囲む通路と、通路の周辺の水槽、という構造です。ジンベエザメがいるメインの水槽は何フロアもぶち抜きになっていて、順路をめぐり下がるにつれてジンベエザメを上からも下からも見られます。周辺の水槽も大抵2フロアくらいには渡っていて、コツメカワウソのように水上と水中でどちらも見られるなど、美ら海水族館とは違った楽しみ方ができました。

飼育員から直接餌をもらうジンベエザメ

 ここでもジンベエザメの食事風景を見ることができました。ただし、ここで見られたのは水中に屹立する姿ではなく、飼育員に続いて泳ぐ姿。どうも時折トレーニングのためにこうして人の手から餌を与えているようです。こうして人に慣れさせることで健康診断を速やかに受けることできるようになったり、ジンベエザメの生態調査に貢献したりといったことができるようになるそうです。将来的には海に帰されることが決まっている(美ら海水族館のジンタが延々と飼育されているのに対し、海遊館の海くん、遊ちゃんはあまり大きくなると飼えなくなるので入れ替え制なんだとか)のにあまり人間に慣れさせるのは危険なんじゃないか、とも思いますが、健康状態の確認や、生態調査のためということであれば基本的にジンベエザメのためになることなのでしょう。元来人に慣れやすい(人を襲わない)生き物でもありますし。

延々と一方向に泳ぎ続けるチリ岩礁帯の魚たち
ナンヨウマンタ
二頭並んだ海くんと遊ちゃん
重なるイヌザメ
貯まるネコザメ
イヌザメに蓋をするエイ
ヤンキー座りのタカアシガニ
鯉のぼりごっこをするアークティックチャー(鮭の仲間)
入浴中のアザラシ
大阪港駅を発ちます

 そうして海遊館を見学してから大阪港を発ち、大阪駅から伊丹空港に向かい、旅行はおしまいです。そういえば折角Osaka Metro中央線に乗ったのに、宇宙船みたいな新しい車両に巡り合わなかったのは残念ですね。

ポケモンセンターオオサカに寄りました

そらをとぶ(3日目)

 伊丹空港に戻ってからの写真はありませんでした。結構がっつり疲れていて足がすごく痛くなっていたのを覚えています。2日目は中敷を入れていたおかげか痛くならなかったんですけどね。流石に限界だったか。

阪急の上品な色が「これが阪急電車か!」と思わせます

終わりに

 ということで2泊3日の大阪京都旅行は終わりとなりました。
 そういえば、結果として3日目の経路図はこのような感じに。

 これによって3日間で辿った経路図がこうなりました。

 これだけ移動すれば文句ないだろう(なんの?)。
 一筆書きで書けない経路は出せないので、西舞鶴ー東舞鶴間、宮津ー天橋立間は表示されていませんが、綾部→西舞鶴(→東舞鶴)→宮津(→天橋立)→福知山→綾部と四角形に回ってくることになりました。

 ちなみに、1日目に予定していた特急に乗っていたらこうなっていたのかも。
 大阪が旅行先になったのは特典航空券の抽選の結果なので、たまたまなのですが、かねてより行こうと思っていたところを回れて良かったです。イレギュラーもありましたが、結果的には目的全部果たしたしね。
 ただ、京都丹後鉄道の観光列車とかにも乗ってみたいし、西舞鶴に回れなかったのは少し残念です。そういえば舞鶴市の歴史で触れた「豊岡」という地名、舞鶴県がすぐ豊岡県に合併されたという豊岡も気になりますね。なんの土地なんだろう。京都丹後鉄道宮豊線の終点でもありますし、今度はそっちの方行ってもいいなぁ。北陸新幹線経由して敦賀から日本海側の鉄道を辿るのも楽しそうですね。
 では、お付き合いいただきありがとうございました。また次の記録でお会いしましょう。

一日目

二日目

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