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日記 【愛する香港と自由と民主主義の危機】
こんばんは。
アメリカ大統領選のニュースに世界が(私も)気を取られているうちに、愛する香港が大変な事になっている。
こうやって人々が大統領選挙や中国が起こしたコロナ禍に気を取られて目を離しているうちに、世界の自由と平和と民主主義を覆すべく、中国共産党は世界を牛耳る為のチェスの駒を勝手に着実に進めている。
彼らは機会を絶対に逃さない。例えば、大統領選挙結果発表が続く11月5日、中国海警局が外国船に対して武器を使っていいという改法がなされた。
ご存知の方も多いと思うが、「世界の民主主義を覆し世界を牛耳る」事は中国共産党が党内で発表している正式な計画で(以前は政府のウェブサイトに計画が記されていたそうだが、今は海外からの非難を避ける為にウェブサイトから隠されてしまったらしい。)陰謀説では無い。
香港に話を戻すが、香港は私が訪れた国の中で一番精神的自由を感じた国だった。アメリカに住んでいた事もあるが、外国人としての個人的な経験からすれば、アメリカよりも香港の方が自由だった。
思想・良心の自由、信教の自由、学問の自由、表現の自由、集会・結社の自由が全てあって、香港人はその権利を尊重しているし、表現の自由や集会・結社の自由に至っては日本人より人目を気にせず堂々と行使していると思った。
しかし、2019年6月に始まった逃亡犯条例に反対するデモと、それに対する警察の抗議市民弾圧、そして今年6月30日に制定された香港国家安全維持法で事態は一変してしまった。
Joshua Wongさん、Agnes Chowさん、 Ivan Lamさんは先月23日から収監されていたが、昨日実刑が下されて刑務所に入る事になった。
そして今日、AppleDailyの創業者、Jimmy Lai氏が今回は保釈条件無しで逮捕された。
彼らの逮捕や求刑は中国本土で良くある、political dissidents (政治的体制に反対する人)に対する、罪のでっち上げと見せしめ以外に無い。
書ききれないが、他にも沢山やるせない事が香港で起きている。自由を愛する香港の人たちと気持ちだけでも一緒に抗議したい。
そして、理由は香港だけでは無いが色々道徳的にも思う事あり、しばらく前から中国製商品やサービスは可能な限り購入や使用を避けている。