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1都2県で食べておきたいナイジェリア料理を知るための10皿

さて、今回は「ナイジェリア料理」です。今まで書いて来た10皿の中で、最も日本人に馴染みが薄い料理かもしれません。

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こちらの写真は、米国にあるバーのように見えますが、日本の神奈川県座間市相武台前にある「Rocester African Restaurant & Bar」というお店です。でも、店の主要言語はナイジェリアの部族の言語と英語。この日のお客も私と友人以外は、全てナイジェリア人でした。

実は、こうしたナイジェリア人向けの料理店は、1都2県に点在しています。そのいくつかは、ナイジェリア人や西アフリカ各国の人たちのためにあるようなお店。しかし、だからこそ、そこに訪れるとまるで日本にいながら海外を旅しているかのような気分にさせてくれるのです!

そこで、コロナ禍で海外旅行に行けなくなった今、海外旅行気分を味わいたいと思い立ち、ナイジェリア料理の10皿をやってみようと思ったのです。

いくつかのお店は、日本語が通じなかったり、メニューがなかったり、日本人がいなかったりと、こういうお店が慣れてない方には、ちょっとハードルが高いお店もあります。でも、そういう店に勇気を出して飛び込むと、本当に貴重な体験ができるんです。

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もちろん、日本の普通のサービスで、本格的なナイジェリア料理を楽しめる店もあります!こちらの2つの写真の店は、新宿にある老舗ナイジェリア料理店「エソギエ」(左)と渋谷にあるアフリカ各国の料理を提供する「ロス・バルバドス」(右)です。こうしたお店でも、本格的なナイジェリア料理はいただけます。

ちなみに、ロス・バルバドスさんは、いつもナイジェリア料理を提供しているわけではないので、詳しくはこちらのFBのページなどを見てください。

どちらのタイプのお店でも、多くの日本人にはあまり馴染みのない料理を提供しています。これを読んで興味を持ったら、是非ナイジェリア料理(あるいはアフリカ料理)店に訪れ、ナイジェリア人たちと交流してみてください。見知らぬナイジェリアの文化を、日本にいながらにして体験できます。

最後のあとがきに、それぞれのお店の個人的な感想と、入りやすさなどを書いたチャート(モンゴル料理の10皿のあとがきで好評だったので!)を作ってみたので、有料ですがのぞいてみてください!あと10皿目も私が何度も通って得た情報なので有料にしました。すいません!!

というわけで、ナイジェリア料理の10皿を独断と偏見で選ばせていただきました!どうぞ!

①エグシ(Egushi)

まず、ナイジェリア料理を知る上で食べてほしい料理があります。それが、このエグシです!

エグシ(あるいはエグシスープ)は、ナイジェリア料理のお店に行けば必ずと言っていいほどメニューにある料理です。これは、先ほど冒頭で書いた神奈川県座間市相武台前「Rocester African Restaurant & Bar」のエグシです。スープの中には、羊、ヤギ、牛などの皮や臓物系の大きな塊がこれでもかってくらい入っています。ただ実際の所、どの肉がなんの動物で、動物のどの部位か正直わかりません。そんなよく分からない肉の塊のオンパレード!それが、ナイジェリア料理の醍醐味の一つなのです。

料理の味付けには、干し魚や干しエビが使われていて、日本人の出汁文化に近い風味が混ざっています。ただ、そこにこの卵のような黄色いエグシと肉の味が入ることによって、異国間漂うシチューが完成されます。なので、ナイジェリア料理は、インドのスパイスを使ったカレーというより、日本の出汁を使った魚の煮込みに野菜と肉をぶち込んだワイルドな料理と言えるかもしれません。

そのエグシとは、スイカに似た野菜の種をすりつぶしたもの。新大久保のアフリカ食材などを扱っているハラール系の店などで手に入ります。

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そのエグシの粉を埼玉県草加にある「アフリカンパレス」というアフリカ食材店で1袋500円で売ってたので買ってみました。舐めてみると程よい上品な甘みを感じました。これを赤いパーム・オイルで炒め、野菜などと一緒に煮込むとエグシスープ独特の黄色になるようです。

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ちなみに、この店のエグシは、他の店に比べてほうれん草が結構入っていて見た目もよく、スパイシーな味付けで良い味だしていました。強いて言うなら肉がちょっと固めだったかも。

次の新宿区歌舞伎町のとあるビルに潜むナイジェリア人向けの「Tokyo First Class Restaurant」というお店は、ネット検索しても出てきません。というのも、歌舞伎町にいるナイジェリア人向けにやっている店なので、あまり公に宣伝したくないのだそうです。

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そこで食べたエグシがこれです。牛丼の器に入っていて、インパクトがありました。この店のエグシは、バランスのよい味付けと肉の量でスタンダードなものと言って良いでしょう。今回、ナイジェリア料理を知るために様々な店でエグシを食べていますが、このように野菜少なめ(あるいは溶け込んでる)の方が多かった気がします。

こうしたシチュー系のナイジェリア料理は、主にヤム芋粉を使ってこねた餅「パウンデッド・ヤム(搗きヤム芋)」と一緒に食べます。お餅よりも澄んですっきりしたような味わいです。これを手で一口サイズに少量ちぎって、手でこねて窪みを作りスープをよそったりして食べます。

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未だあんまり上手に作れないんですが、こんな感じです。飲み込んでのどごしで味わうのが良いそうです。肉は大きな塊で入っているので、そのまま手でとって食べます。指でつかみ、歯で噛みちぎります!そんなワイルドな食べ方ができるのもナイジェリア料理の魅力です。

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こちらは西川口「West Coast Bar & Restaurant」のエグシです。このようにエグシをスープに溶かさず、たくさんまぶして作る場合もあるようです。

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ちなみに、このお店の外観はこんな感じ。外も中もちょっと小洒落たバーにしか見えません。また、メニューもないので、ナイジェリア料理を食べたい場合、お店の方にどんな料理があるか聞いて注文します。すると2階のキッチンから女将さんが買い物かごに料理を入れて持ってきてくれるというシステムです。

ちょっとハードルが高く感じるかもしれませんが、店長が物腰柔らかく日本語も英語もできるので、すごく入りやすいお店です。ナイジェリア料理や国のことを聞くと、色々と教えてくれます。

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写真が、お店の店長さん。食後にナイジェリアのお酒を一杯サービスしてくれました。値段もお手頃でリラックスして食事ができるので、ナイジェリアのことを知りたいという方には、ここはオススメです。お酒もナイジェリアのものが結構揃っているので、飲みに行くだけでも楽しいお店です。

実は、その時の様子をnoteの師匠じょいっこさんがレポートしてくれていますので、そちらも是非!

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こちらは、日本を代表するナイジェリア料理店と言っても差し支えないでしょう。新宿三丁目に2004年から開業しているという「エソギエ」のエグシとエマ(メニューにそう書かれている)です。このエマは、さきほど書いたパウンデッド・ヤムのエド族(お店の店長ラッキーさんはエド族出身)の言い回しだそうです。

味付けには、ビターリーフ(4皿目に登場)というナイジェリアの苦い葉物野菜を使っていて、絶妙な味です!この店では、チキンを使用しているので臓物が苦手な方は、こちらのエグシをオススメします。

また、前書きにも書きましたが日本人が入りやすい店ですのでナイジェリア料理が初めてという方には、まずこの店のエグシを食べて欲しいところです。ナイジェリア料理が絶対好きになると思います!

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続いて吉祥寺にある「アフリカ大陸」のエグシ。こちらもまた、ナイジェリア料理初心者にオススメのお店です。1998年から営業されている老舗のアフリカ料理のお店。日本人の女将さんが長年やってらっしゃいます。が、レシピは現地テイスト。ナイジェリア人やガーナ人の家族から直接、作り方などを学んだそうです。

ナイジェリア人向けのお店では、とにかく肉の分量が多く1品食べるとすぐお腹いっぱいになってしまいます。ですが、こちらのお店だと日本人にもちょうど良い量と値段の上、肉も柔らかく煮込まれているので食べやすい仕立てになっています。ここも、ナイジェリア料理初心者にオススメです。

こちらは、扉絵にも使わせていただいた東京都渋谷区宇田川町にあるアフリカ料理の店「ロス・バルバドス」のナイジェリアプレートです。右側のシチューが、エグシになります。ここのお店は、個人的によく行くお店で、様々なアフリカ各国の料理や中東、カリブ料理なども提供しています。

その時その時で、ナイジェリアプレートとかスーダンプレートとか、お得なアフリカ各国のセットプレートを提供しています。私がナイジェリア料理を食べたいとリクエストしたら、その週末に特別に限定で作ってくださいました。お店では、たまにエグシをメニューに入れたりしているそうです。

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ヴィーガンやヴェジタリアンにこだわりがあるお店なので、このお店のエグシに肉は入っていませんでした。なので、逆にエグシ本来の甘めの味を堪能できました。

ナイジェリア料理の店に行くと初めて出会う料理ばかりで、初めての時は迷ってしまうかもしれません。でも、まずこのエグシを注文して、ナイジェリアを代表する味を試してみてほしいです。

②オボノ(Ogbono Soup)

1皿目のエグシに次いでポピュラーなナイジェリア料理と思っているのがこちら。オボノ(オグボノという表記の時もある)です。

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こちらは埼玉県春日部市南桜井にある「African Joint」のオボノ。変わった名前で、どんな料理か想像もつきません。名前に負けず劣らず想像のつかない味や食感の料理が出てくることもナイジェリア料理の魅力です。ちょっと見た感じですと、臓物の肉カレーのようにも見えますが、スプーンで掬いあげると。。。

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肉にネバネバが粘り着いてきます!!エグシ同様オボノも種の名前です。アフリカンマンゴーの種をすり潰したものを、1皿目のエグシに書いたような出汁やパームオイルで煮込むと、粘り気のあるシチューが出来上がります。

この料理も、色々な店で食べましたが、ちょっとクセがある風味です。食感は、オクラのネバネバに納豆のネバネバを足したような感じでしょうか?味以上に、食感を楽しむ料理かもしれません。何度か食べているのですが、肉の処理がちゃんとされていないと、臓物の臭みがどうもオボノと合わさって(ネバネバしているため心理的なものかも?)増殖している気がしています。私自身は、ここのオボノはほんのりとそんな臭いを感じましたが、友人は「全然ないよ!」と美味しく食べていました。

こちらは、神奈川県座間市相武台前駅近く「Rocester African Restaurant & Bar」のオボノ。このお店は、冒頭にもあったように暗いバーのような空間なので、オボノの色が暗く濃い茶色に見え、さらに臓物の部位も色々入っていたため、まるで闇鍋を食べているかのようでした。

牛タン(形もタン!)も入っていて、びっくり!ちなみにこの店のオボノは、私にはちょっと臭いがきつかったです。でも、友人は「こんなもんじゃない?」と美味しく食べていました。

そんな私にとって匂いが鬼門のオボノですが、こちらのお店に出会います。

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こちらは、神奈川県座間市小田急相模原駅近くにある「Dining Bar Green View」のオボノをテイクアウトしたものです。このオボノはそこまで匂いを感じませんでした。今まで、あんなに匂いが気になっていたのに、この店は臓物の処理の仕方がうまいのか、味付けの具合なのか、まったく気になりません。ここは、肉が大量に入っている上、柔らかく、煮込み具合がちょうどよいので、すごく食べやすいのです。魚と肉の分量もたっぷりなお得感。店の現地感と親しみやすさのバランスもよく、お気に入りになりました。

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店の外観は、こんな感じで西川口のナイジェリア料理店のようです。ナイジェリア人は、こうしたバーのような感じの店が好きなのかもしれません。もともとキャバクラだった店の居抜きなので、中に入ると...

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こんな感じで、ナイジェリアの音楽がかかっています。食事のためにのぞいた日本人が、店の中を見て帰ってしまうこともしばしばあるとか。でも店は、明朗会計でオーナーさんがものすごくフレンドリー!しかも、日本人にも来てほしいと行っていたので、店の外観に騙されず是非訪れてほしいナイジェリア料理店です。

ちなみに、日本の多くのナイジェリア料理店がイボ族やエド族が多い中、オーナーは、主にナイジェリア西部に居住するヨルバ族だそうで、そういう意味でも貴重な店です。

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今回最後に食べたオボノは、埼玉県草加「7 Stars International Shot Bar & Restaurant」の店のものです。ここは、ガーナ人の店なのですが、ナイジェリア料理も提供していて、お客はガーナ、ナイジェリア、カメルーンの人たちがやってくるそうです。

この店のオボノは、魚介系のものが少なかったからなのか、香りが弱く食べやすかった気がしました。もしかしたらガーナ風なのかも。

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ちなみに、これはオボノの粉末。埼玉県草加「アフリカンパレス」というアフリカ食材店で購入。この状態でも触るとそれなりに粘り気を感じることができました。そして火を通すとやはり、独特のキツイ匂いが出てきたので、オボノ自身が私の苦手な匂いだったことがわかりました。

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初めてナイジェリア料理を食べる人には、この料理はちょっとした冒険になるかもしれないです。でも、チャレンジ精神旺盛な方は是非このネバネバしたオボノを試していただきたいです。

③ビターリーフ(Bitter Leaf Soup)

次は、今回ナイジェリア料理を食べ始めて一番好きになった「ビターリーフ(スープ)」です。ナイジェリア料理でメニューを見ると、だいたい上記2皿がまず掲載され、その次くらいにこの料理が書かれていることが多いようです。つまり、蕎麦屋でいえば山菜そばあたり、町中華でいえば天津飯あたりの立ち位置でしょうか。

上記のリンクは、ビターリーフ(発音はビタリーフとも言う)の学術名。アフリカの熱帯地域で採れる低木の葉物だそうです。その名の通り「ビター(苦い)」な葉っぱを使った料理になります。ナイジェリアでは、部族によって呼び名が違うので、こうした英語名の料理に名前が統一されているのかと思われます。

まずは、私の初ビターリーフ体験です。こちらは、埼玉県越谷市大袋「Verochris African Restaurant」のビターリーフ。黒いひじきのようなものがそれなのですが、ほんのり甘くコクのあるスープに肉と臓物、そして軽いビターリーフのアクセントでした。

これはこれで美味しいシチューなのですが、問題は、料理の名前がビターリーフなのにも関わらず、この程度の苦い草がちょっと入ったくらいで、なんで料理の名前を名乗れるのか?という疑問です。食べると確かに軽く苦さを感じますが、料理の名前になるのがどうしても解せませんでした。

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これは、同じお店の中にある物販コーナーで販売されていたビターリーフです。このような乾燥した葉物が何種類かあり、ナイジェリア料理を語る上で重要な食材のようです。(9皿目に他の葉物料理について書いてます)1皿目のエグシにも、このビターリーフを入れるレシピがあり、この葉物の組み合わせによって料理が変わったりするようです。

ちなみに、そのベロクリスレストランの様子は、こちらの映像で見ることができるので是非ご覧ください。

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こちらは、ビターリーフを戻している時の様子。例の歌舞伎町のお店で、ちょうどビターリーフを作っていたので、写真を撮らせていただきました。

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これを、干し魚や肉などを煮込んだスープに入れて完成のようです。まだ、入れる前でした。この日は、もうエグシを食べたあとだったので、食べられずに終わったのが残念。

今度は、神奈川県座間市小田急相模原駅近くにある「Dining Bar Green View」のビターリーフ。ここは、それなりにビターリーフが入っています。ほんのり苦味。ただ、この店は肉の量が多く、スープがめっちゃこってり。天下一品ラーメンを食すかのようなドロリ感!中には、牛や羊のでっかい塊や臓物、そして干し魚がゴロゴロ。麺無しの肉のみラーメンを食べているかのよう!

そこにビターリーフの苦味が、アクセントとして肉を美味しく絡ませてくれます。ビターリーフ自体も味わえますが、料理の主役がこの葉物かと言うとまだ微妙かなという感じでした。

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そして、初めてこの料理の真髄を味わった!と思ったのがこちらです。埼玉県春日部市南桜井「African Joint Bar & Restaurant」のビターリーフです。スープ全体にこのビターリーフが混ざっていて、ここに来てやっとビターリーフという料理名に納得できました。

いつもの臓物や魚の出汁がドロリとこの葉っぱに絡みあって、たまらない苦味を放出!このビターリーフという葉物の持つ美味さを最大限活用している気がしました。葉物野菜が好きな人は、あえてここまで食べに行く価値のある料理です。

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ちなみにこのお店、エド族の女性が経営していてカタコトの日本語ながらも愛想のよい雰囲気で接してくれます。外観を見ても分かりますが、居酒屋の居抜きとなっており。。。

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店の外にも味のあるフォントでナイジェリア料理のメニューを見ることができ、入りやすいお店です。外のメニューには、ビターリーフが魚のスープとなっていますが、写真見ても分かるように魚と臓物のスープになります。ちなみに上記のスープとパウンデッドヤム合わせて1500円です。ご飯だと1000円でいけるのでお得です。

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さらに、東京都港区六本木にあるAfrican Home Touchという店のビターリーフは、さらに濃厚な苦味のスープでした。これほど苦い料理というのは、中々ないのでは。それくらい苦さのパンチが効いています。でも、そこが私にとってはツボ!ここも、何度でも通って食べたい店となりました。

このビターリーフですが、実際に海外のレシピに書かれている写真などを見比べると、2つ目の「Dining Bar Green View」ヴァージョンが一番近いように見えました。なので4つの店で食べ比べましたが、こればっかりはどれが本当のというのはないのかもしれません。今後も食べ続けて行きたい大好きな料理です。

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ちなみに、この最後の一番苦いビターリーフを作る店は、ガーナ人の女性が切り盛りしております。写真は、この店のメニューのナイジェリア料理があるページ。どれもボリュームたっぷりの本格派です。

値段は、他の店よりやや高めですが、1000円でランチもやっているので、まずはお昼時に訪ねてみるのをオススメします。

④ジョロフ・ライス(Jollof Rice)

始めの3皿が、どれもパウンデッド・ヤムという餅状のものと一緒に食べる料理でしたが、今度は単体で注文できる米料理です。

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こちらは埼玉県西川口にある「West Coast Bar & Restaurant」のジョロフライスになります。チキンが別に盛られて定食みたいになっているので、チキンライスのようです。トマトやスパイスなどで炒めたご飯の上や中にチキンなどが乗っていたり混ざっていたりします。スパイスは、ほんのり効いている程度なので、日本人なら誰でも安心して食べられる美味しさです。ご飯は、ちょっとモソッとしている感じです。

こちらは、新宿区歌舞伎町の「Tokyo First Class Restaurant」のジョロフライス。ここは、羊だかヤギだかが混ざっていました。同じくご飯がモソっとしておりました。この米の感じがナイジェリア風なんだと思います。

変わって、埼玉県草加市にある「7 Stars International Shot Bar & Restaurant」のジョロフ・ライス。お店の人に聞いてみると、これはガーナ風のジョロフライスのようです。ライスの作りが根本的に違いました。乗ってる魚は、アフリカ料理の定番の魚ティラピアになります。

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まあ、写真の良し悪しはありますが、こちらの方がパラっと炒めてあって、スパイスの加減もナイジェリアよりスパイシーでした。

しかもライスの上には、ガーナの魚やエビなども入った辛い調味料ソース「シト」(次のスヤで説明します!)が乗っていて、嬉しいアクセントになっています。コメも長米種っぽかったです。

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このガーナ風のジョロフライスを出すのは「7 Stars International Shot Bar & Restaurant」は、こんな感じのお店です。見ての通り一見ヒップホップ系のクラブにしか見えませんが、早い時間に行く分には、普通のバー・レストランと言う感じで、メニューも豊富です。ガーナとナイジェリアの料理が充実していて、日曜にはスペシャルメニューもあるので、色々な種類を数人で食べに行くのにオススメです。

ジョロフライスは、料理自体セネガルあたりで生まれ、ウォロフ族の飯と言う意味なのだそうです。その「ウォロフ」がなまって、この名前になったのだとか。どの店で食べても、米好きの日本人なら間違いなく美味しいと感じる料理です。冒険したくない方、あるいは年配の方、食に保守的な方が一緒にいた時は、オススメしてあげてください。それくらい親しみやすい料理です。まあ、そういう人は、ナイジェリア料理店に行かないか。(笑)

⑤スヤ(Suya)

さて、そろそろメインディッシュではないナイジェリア料理を見てみましょう。その代表格とも思われるのがスヤ(スイヤとも言う)です。

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まずは、新宿区新宿三丁目「エソギエ」のスヤです。ほんのりスパイスと甘味のあるピーナッツとスパイスで羊の肉を焼いたものです。肉もいい火加減で柔らかく、甘みのあるピーナッツベースのスパイスとほんのりスパイシーな感じが絶妙です。

続いて吉祥寺「アフリカ大陸」のスイヤ。表記が上の店のものとは違っています。お店では、ガーナ料理として提供していると言っていました。それで表記が違うのかも?こちらは、牛肉を使っており、ピーナッツベースのスパイスはより複雑で、もっと辛味が強かったです。

スヤ(スイヤ)はアフリカ各国で食べられている料理のようです。ウィキを見ると、西アフリカだけでなくスーダンでも食べられているとのこと。昔、日比谷公園のアフリカのフェスで、スーダン料理としてこの料理を食べましたが、こんなピーナッツのようなものは、かかっていなかった記憶があります。おそらく国によって様々な味付けがあるのかと思います。

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ちなみに、こちらのスイヤの写真を見ると、左上にソースのようなものが付いてきています。こちらが4皿目にも出てきたシトと呼ばれるガーナの辛いソースです。

魚出汁が効いていて、かなり美味!このピーナッツのスパイスと絡みあうと素晴らしく複雑な味わいに変わります。この吉祥寺のお店に行ったら一度は味わいたい料理です。

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ちなみに、このお店の入り口は、こんな感じでアフリカの雰囲気たっぷりです。値段もお手頃、かつ現地に近いアフリカ料理を出してくれるので、ナイジェリア料理初心者は、レッツゴー!だと思います。

羊、牛と来て、今度はヤギです!埼玉県草加「7 Stars International Shot Bar & Restaurant」のスヤです。ただ、メニューにはGoat Meat Kebabと書かれていたので、もしかしら違う名前の料理かもしれませんが、このセクションを充実させるためにアップしました!でも、多分スヤだと思う!そして、多分ガーナ料理だと思う!

味は、先ほどのものよりかなりスパイシー。写真からもわかりますが、この赤いスパイスが何気に後からくる辛さです。ヤギだけど、すごく柔らかくてクセもありません。ヤギ肉の美味しさに惚れ込んじゃいました。しかもこれで500円ですから、超オススメです!

⑥ペペスープ(Pepper Soup)

こちらの料理も、ナイジェリア料理の定番の一つによくあげられます。ペッパーが短く発音された名前の料理です。

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こちらは、東京都吉祥寺「アフリカ大陸」のペペスープ。とにかくがっちり臓物が入っていましたが、すごく丁寧に肉の処理をしていると思われます。そのおかげでまったく臭みを感じず、味付けや臓物の出汁具合もしっかり出ていて、素晴らしいスープに仕上がっていました。

このぺぺスープ、あるお店で聞いたところ、アフリカで使われるアリゲーターペッパーというものを使っていると聞きました。その辛味からか、胡椒以上の独特の辛さを感じます。

1〜3皿目は、メニューを見るとスープと名乗っていますが、日本人の感覚からするとシチューを食べてる感じです。しかし、この料理はまぎれもなくスープ。他のナイジェリア料理とは一線を画します。どこで食べても美味しかったので、ジョロフライス同様、外さないナイジェリア料理と覚えておくと良いかもしれません。また、パウンデッドヤムではなくご飯と一緒に食べたり、そのままスープとして飲んだりするみたいです。

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続いて、こちらは埼玉県春日部市南桜井にある「Afro-Japan Restaurant & Bar」のペペスープ。お店は、カメルーン料理なので、厳密にはナイジェリア料理とは違いますが同じぺぺスープです。

カメルーンなので、ここでこの店を紹介するかどうか迷いましたが、このペペスープはあまりにも素晴らしかったので、入れさせていただきました。この部位を見てもらうと分かるのですが、希少部位を使用していて、牛の喉の部分を使って作っているとのこと。

この部位を調べたところ、ものすごく良い出汁が採れると聞きました。このスープの旨味が凄まじく美味しかったのは、その出汁のせいのようです。

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ちなみに、お店は、こんな感じで看板が見当たりません。しかし、良く見ると右手に手書きの看板を発見できます。

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こんな感じで、なんと手書き!しかも薄れてます!なので、凄まじく入りにくいのですが、お店の女将さんがとってもフレンドリーなので、入ってしまえば日本人客が珍しいので歓迎されます。

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こちらは埼玉県川口市にある「West Coast Bar & Restaurant」のペッパースープです。このお店、実は二階が食材店になっていて、そこでナイジェリアの食材を購入することができます。ぺぺスープに使うアリゲーターペッパーなども販売しており見せてくれました。

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試食もさせていただきましたが、ヒリリと胡椒の味プラス山椒のようなカルダモンのような感じを味わいました。

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一方、こちらは、浜松町にある「カラバッシュ」のぺぺスープになります。他店ではメインディッシュとして扱われていましたが、この店では、前菜スープでした。大きな違いとして、トマトベースで作られていることがあげられます。

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そして、野菜たっぷり具沢山です!このように、ぺぺスープは、トマトベースの場合と、色黒なトマト無し版があるようです。ちなみに、この店のものが、今ままでのぺぺスープの中でも一番辛味が強かったです。

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ちなみに、東京都渋谷区宇田川町「ロス・バルバドス」でもトマトベースでした。こちらは、そこそこの辛さで比較的優しい味わいでした。

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これは、10皿目に書いている「歌舞伎町のナイジェリア弁当屋」の魚のシチュー。おそらくペぺスープの魚バージョンではないかと思われます。

このように、ペペスープと言っても、肉や魚、あるいは両方など、色々なバージョンがあります。この料理は、どこで食べてもハズレがなかったので、色々なお店で食べ比べすると楽しいかと思います。

⑦モイモイ(Moin Moin)

ナイジェリア料理のお店で、この名前はメニューでよく見かけます。が、今回まわった店では、一箇所のみでしか食べられませんでした。週末出すと言ってる店はありましたが。

こちらは埼玉県川口市にある「West Coast Bar & Restaurant」のモイモイです。店の人に聞くと、モイモイは、お酒のつまみとして食べたりするのだそうです。この店は、お酒がメイン。モイモイは必須なのかもしれません。

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料理は、基本エビ出汁と豆で作ったプリンや茶碗蒸しのような感じになります。日本人にも結構馴染みやすい味です。このお店では、ハニービーンズという甘めの豆を使っていました。中にエビが1個入ってました。このあたりも、ちょっと茶碗蒸しを連想しちゃいます。

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ただ、モイモイは、主に黒目豆を使って作る方が多いようです。こちらは、その黒目豆を使った「歌舞伎町のナイジェリア弁当屋」のモイモイ。夜の街だけあって、モイモイは、大抵どの弁当屋でも売ってます。結構スパイシーでした。赤い点々は、チリペッパーかと思われます。

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こちらは、卵入りモイモイでした!

このツイートの写真三枚目の手前もモイモイです。ちょっと小さい。

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こっちは、肉入りで、しかも大容量!弁当屋も店によって違いがあって楽しいです。詳しくは10皿目をご覧ください!だいたい、どこも500円くらいで販売しています。

⑧オクラスープ(Okura Soup)

今度は、ナイジェリア料理で一番優しい味なんじゃないかと思われるオクラスープです。主に魚出汁にオクラを煮込んでネバネバにした料理で、ほとんど癖がなくトロロみたいで日本人には食べやすい料理と言えます。

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新宿三丁目「エソギエ」のアマラになります。スープは、オクラスープなのですが、このお店ではアマラというプランテインを使った餅状の料理をメニューの名前にして出しています。

店によっては、オクラだけを使用して粘り気をだしますが、ここでは粘り気を倍増させたいからなのか、オボノをオクラスープに混ぜていると言ってました。なので、色もオボノの茶色が目立っています。店によってオボノを入れる場合とそうでない場合があるようです。

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こちらは、東京都港区浜松町「カラバッシュ」のオクラスープです。この店は、ガーナ人のシェフが作っていたので、ガーナ風のオクラスープになります。西アフリカ各国で、オクラスープは人気の料理だそうです。

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ナイジェリアと違って、オクラたっぷりの上、あっさりしてました。粘り気も少なめです。上品な味でした。

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このオクラスープを出す「カラバッシュ」は、道祖神というアフリカ専門の旅行会社の創業者が経営しています。なので、旅行に関するパンフレットや西アフリカ各国のグッズなども販売していました。週末などは、アフリカのイベントなどもやっていて盛り上がるお店です。ライブできるスペースがあり、広いアフリカ気分な店内を楽しみながら食事ができます。

こちらは埼玉県川口市にある「West Coast Bar & Restaurant」でオボノと言われて出て来た料理。ただ、オクラが入っていたので、これはどちらかというとオクラスープなのではと思いました。

ナイジェリア料理は、このように境界が曖昧だったり、定義がつきにくい料理が多い気がします。なので、いつも料理に対する定義の疑問が沸き起こり、まるでミステリアスな謎解きをしているような気分にさせてくれます。オクラとオボノに関しては、まだまだ理解するために謎解きを続けなければならない料理のようです。

⑨オハとオカジ(Oha and Okazi)

ナイジェリア料理を食べ続けて分かったことは、多くの料理がだいたい干し魚やエビなどの出汁をもとに、臓物などの肉類を煮込んだベースを使っていることが分かります。ここに、エグシなどのタネや様々な葉っぱ類を混ぜあわせることで、料理のバラエティが生まれています。その中でも、この2つは味の違いも風味もほとんど違わないミステリアスな料理です。

まず、このオカジという料理、エスカルゴが入っているからネタになると思い頼みました。しかも、他のシチューに比べて500円高い2000円!料理が来てから、今日は入っていないと言われてガッカリ!

まあ、あとでお会計みたらちゃんとエスカルゴ抜きの1500円になっていたからよかったのですが。

で、肝心の料理はというと、これがとても美味しい!エスカルゴが入ってなかったことなどすぐに忘れてしまいました。この神奈川県座間市小田急相模原駅近くにある「Dining Bar Green View」の料理は、本当にどれも出汁と肉の具合が素晴らしいです!とても柔らかく煮込まれていて、スープもトロトロ!満足度がいつもすごいです。まあ、でもベースは、1〜3皿目の料理と同じかと思われます。

オカジの葉っぱの記述です。これによると、アフリカの熱帯で採れる針葉樹の葉っぱのようです。ワックスのような食感と書いてありましたが、肉に集中して、葉っぱの味のことを忘れてしまいました。そんな、特徴はなかった気がします。

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とにかく肉と臓物のシチューをたらふく食べたい方おすすめの料理でした!肉を食べるなら小田急相模原です!

そして、こちらは埼玉県越谷市大袋「Verochris African Restaurant」オハスープ。こちらも、ベースは一緒な気がします。

で、このオハの葉は、先ほど書いてあったワックスのような食感というのが当てはまりました。テカテカした感じで、プラスチックと葉っぱの中間のようで、ペラペラしていました。

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料理自体の味は、この店で食べたビターリーフに似ています。ビターリーフがないぶん甘めなのですが、チリかカイエンペッパーが効いているのか、程よいピリ辛感があって美味しく煮込まれていました。ただ、オハとしての特徴は、よくわかりませんでした。

こうした葉っぱの効能を見ると、それぞれ違いがあるように書かれています。なので、こうした料理を食べる理由は、味わいというよりは、この効能の葉っぱを食べたいという感覚なのでしょうか?それとも、微妙な味の違いに私が追いつけていないのでしょうか?いずれにせよ、こうした葉っぱの料理がナイジェリア料理には、色々あるということが今回食べ歩いて分かりました。

日本で食べるとこうした葉っぱは、乾燥ものを使っていますが、現地では、生の葉っぱで料理するそうなので、そちらを一度食べてみれば、違いがもっと分かりやすいのかもしれません。

※その後、カメルーン料理取材中に食べたEruという、やはりこうした葉っぱを調べていたところ、このOkaziとOhaは、同じ葉っぱだということがわかりました。ただカメルーンでは、この葉っぱを千切りにするので食べやすく、味付けも甘みのある出汁になっています。Okaziを食べた時には、そんなにこのワックス感を感じなかったのですが...このお店は、気に入っているので、近々もう一度食べに行って再確認してこようと思います!

⑩歌舞伎町のナイジェリア弁当屋とキッチンカー

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カフェ・バグダッドさんが提案された「世界を知るための10皿」という企画に乗り、様々な国の料理を取り上げていきます。料理を通じて、移民の方々や、聞きなれない国に親しみをもってもらいたいと考えてます。今後はYouTube「世界のエスニックタウン」と連携した企画をアップしていきます。