名古屋市都市圏に住む様々な移民について知るための10皿
4月の上旬3泊4日で、ちょっと名古屋とその近辺を周ってきました。今後のYouTube向けの取材と某局の番組のネタ探しを兼ねてです。
ただ!一番の目的は、前回書いたバクラヴァのお店に行きたかったからと、名古屋都市圏のセネガルからの移民について知りたかったからです。今回、そのどちらも充実した情報や料理をたらふく食べてきました。特に、バクラヴァの店とトルコの朝食の店は、YouTubeでも動画を作ったので、是非ご覧ください。超美味しそうに撮れています。
また、それにともない様々な移民の方々のレストランや料理も、楽しませていただきました。で、予想以上に良いお店が名古屋都市圏には、満載だったので、備忘録も兼ねてサクっと行った店を紹介したいと思います。
ちなみに、今回8皿目以降のディープなパキスタン料理とアラブ料理のお店を有料とさせていただきました。興味ある方是非〜!
あと、本編に行くその前に...
じゃーん!なんとこの10皿シリーズがZINEとして刊行予定です!全部を1冊にするのは、無謀な行為だったので、今回はアジア篇のパート1としてラグマン、パキスタン、モンゴルの10皿を加筆修正して、掲載しております。漫画やイラストを描くしょうこさんと共著で80ページほどとなります。
しかも、noteで執筆する人気の2大巨頭、カフェバグダッドさんとじょいっこさんが一緒にブースを運営!岩手フリマ(盛岡市で6月20日に開催)で、3人がそれぞれnoteをベースにしたZINEを発売します。
詳細などは、3人のツイッターをフォローして、チェックしてみてください。よろしくお願いいたします!
※その後、このフリマのイベントは、なくなりましたが、11月に東京のフリマで無事販売できました。本は、現在完売中ですが、近くオールカラーで1200円で販売する予定です。また、次回のフリマも参加し、今度は中東篇を作る予定でいます。お楽しみに!
話がそれました...それでは、初の名古屋10皿です!どうぞ!
①Jollof Kitchen🇬🇲(西区中小田)
冒頭にも書きましたが、名古屋に来た1番の目的の一つがこの料理とそのお店です。なんと4月4日に出来たばかりの、名古屋圏唯一のアフリカ料理店。その名も「Jollof Kitchen」。ガンビア料理のお店になります。おそらく多くの方が、ガンビアを知らないかと思うので、まずはWikiをご覧ください。
地図を見ていただくとわかりますが、ガンビアはセネガルに囲まれた国。なので、料理は似ているとのこと。でも、植民地時代、セネガルはフランス語圏、ガンビアは英語圏だったので、そのあたりで料理も変わってきそう。
お店は、こんな感じ。閑静な住宅街の喫茶店みたい。まだ看板も出来ていませんでした。ガンビアやセネガルの人たちは、主に名古屋都市圏では、解体業をやってるそうです。またムスリムの方が多いので、モスクに集まったりするとのこと。今後は、ここがアフリカ各国の人の集まる場所となって行きそうで、ちょっとワクワクしています。
まだメニューは、出来ていないそうですが、開発中のものを見せていただきました。まずは、ガンビアの飲み物を頼みます。
ウォンジョジュースは、ローゼルを使ったジュースとあったので、ハイビスカスティーとは違うのかなと思い調べてみたら一緒でした。逆にハイビスカスが厳密には違う名称のようです。エジプトではカルカデ、西アフリカやカリブの国々ではビサップなどと呼ばれています。ハイビスカスティーは、何度も飲んだことありましたが、甘みのつけ方が違うからか、名前の違いに引きづられたからなのか、独特な風味を感じました。
さあ、気分はすっかりガンビアです。続いて出してきてくれたのは、チキンパイ。以前、ナイジェリアの10皿で取り上げていますが、それとは大分違います。パイ生地も、チキンの中身の味付けも、家庭っぽくて優しい感じ。
ナイジェリアは、やっぱり塩味や辛味などが強いので、そのあたりに違いがあるかなと思いました。
で、冒頭のインスタ写真にある料理になります。「ドモダ」という名前の料理だそうですが、セネガルでは「マフェ」と言われる料理になります。セネガル料理は、日本でこそあまりお目にかかりませんが、米国やフランスなどのアフリカ料理では、アフリカを代表するくらい知られている国の料理になります。もちろん、それは美味しいからです!
で、このお店の「ドモダ」もとっても美味しかたったです。実は、ニューヨークでこれと同じ「マフェ」を食べたことはあるのですが、その時はアフリカの味に食べ慣れていなかったからか、ちょっとピーナッツの甘みが強すぎてくどいなと思っていました。しかし、このお店のものは、ピーナッツの甘みと旨味がバランスよく使われています。
料理は、関東のアフリカ系のお店同様、分量がアフリカンです!なので、後半単調になりました。で!ここでタバスコをかける!すると、まるでまったく違う料理を食べるかのような、深みのある旨味が誕生!
「なんだこの新しい美味しさは!」
と本当に感動しました。もちろんそのままでも十分美味しいのですが、タバスコあるいは辛味入りを是非試して欲しいです。ちなみに、お店のオーナーのBintouさんは、タバスコたくさんかけてましたw
マスクしている真ん中の人がBintouさん。ざっくばらんな雰囲気ですが...
このリンクを見てください。なんとBintouさんは、名古屋の総領事の方だったんです。人柄がとても素敵で会ったら誰もが好きになる、そんな方です。名古屋に行ったら、必ず一度は訪れたいお店となりました。
②TRトルコレストラン🇹🇷(津島市)
このお店で朝食を頼んだら、こんなに出て来ました!
こちらのお店は、名古屋市の西にある津島という街です。トルコ人は、この地域と小牧周辺に多く住んでいると聞きました。ちなみに、この近くにはもう1軒大きなトルコ料理店がありました。
在日トルコ人の人口分布を調べてみると、1位が埼玉県、2位が愛知県、3位が東京都なのですが、1位の埼玉にいる多くのトルコ人は、トルコ南東部のガズィアンテプ周辺のクルド人が多いと聞いています。しかし、ここ愛知で聞くと、トルコの黒海沿岸の町オルドゥ周辺のトルコ人なのだとか。
その辺りの違いも面白いです。ちゃんと調べたら、料理の地域性とかもあるかもですね。しかも、この街はヘーゼルナッツの産地だとか。次回訪問の際には、その辺りも調べてみたいと思います。
さて、料理の内容は、冒頭にリンクを貼ったYouTubeを見ていただくとわかりやすいかと思いますが、その中で出てくる写真を切りはりします。
どの料理も、想像できる範囲のものかとは思いますが、とにかくこのトルコのパン、エキメキが最高。この店で焼き上げたであろう出来立てな感じと、それと一緒に食べる料理は素晴らしいです。
中でも、トルコらしいナスのペースト(Patilican Ezmesi)は、現地のような味でした。
ヨーグルトの使い方(フライドポテトにかける)とか、バターにたっぷりのはちみつとかを、現地っぽい食べ方になんとも感動します。
他にもこの入り口にあるショーケースの中から、左下にある紫色の飲み物を出してきてくれました。
シャルガムという飲み物で、アダナなどのトルコ南部でよく飲まれるとwikiに書いてありました。
これが、凄まじく酸っぱく、ピリ辛な飲み物!青汁的な健康飲料なのかも?初めての経験で楽しかったです。ちなみに、お店のマネージャーは、日本語があまり得意でないので、社長さんに電話してYouTube撮影のお願いをしました。そうしたら、なんと!無料になってしまいました!申し訳ない限り。トルコのホスピタリティと取って、ありがたくご馳走になりました。
このあと、今回の旅のメインであるBEYZEDEさんに行って、なぜトルコ人が名古屋にいるかなどYouTubeで聞いてます。是非、ご覧ください。
バクラヴァについては、前回のこちらで説明をしているので、そちらも是非見てくださ〜い!
③レゼット ドゥニヤシ🇹🇷(春日井市)
トルコ人の多くは、先ほど津島と小牧にあると言いましたが、このお店は、小牧の隣の春日井にあります。グーグルマップで調べたところ、トルコ人が多くやってくる店とあったので、気になって行ってみました。
Lezzet Dünyasiは「世界の美味しい料理」というような意味だそうです。
店に入ると、パンを焼く美味しい香りにブワっと包み込まれます。お昼前のせいか、店には店員さんが一人。その店員さんは、日本語が微妙でしたが、その後、日本語堪能で人当たりの良い店長さんがやってきて色々と説明してくれました。そして、特にYouTubeを撮るわけでもないですが、なんとなくパンをサービスしてくれました!トルコのホスピテリティ!
手作りパンのエキメキは、ふっかふか!料理は2種類注文しました。というのも、このあともう1軒行きたい店があったのでお腹を少し空けておかないといけなかったからです。
こちらは、レバー炒め。こういう料理も普通にあるのが現地っぽくて良いです。料理の炒め具合は、ちょうど良く上品な味で、まったくくどくありません。調理の仕方がうまいんだなと思いました。パンとの相性最高!
さて、冒頭のピデがこちら。超おすすめです!
現地で食べるより、大きいしパンも分厚い感じです。外が綺麗にカリっとして、中はふっくら。肉、トマト、チーズのバランスも素晴らしく、あっさりしていてすごく食べやすいです。先日、関東で同じもの頼んだら半分くらいの大きさで薄いピデが同じ値段で出て来て、萎えてしまいました。名古屋のトルコ料理、とにかく最高!!
そんな最高なお店なので、パキスタンの方もやってきていました。お店はハラールなので、お酒を出していません。東京のトルコ料理とはこの辺りも違います。近所には、小牧モスクや春日井イスラミックセンターなどもあり、トルコ人以外のイスラム教徒も食べにきているようです。店が、この移民の多い地域に密着している雰囲気がなんとも良かったです。
④ラ カサ ビエハ🇵🇪(犬山市)
さて、忘れてはいけないのが、南米からの移民です。ご存知の通り、南米からの日系人は、ビザが簡単に取れるので、多くの労働者が日本で働いています。愛知県は、自動車産業が盛んということもあり、1990年代から日系ブラジル人や日系ペルー人たちがやってきていました。
そのため、愛知県の在日ブラジル人は6万人以上、在日ペルー人は7000人以上おり、どちらも日本で最も多い県となります。なので、現地っぽいお店は、関東の比ではありません!この料理の写真を撮ったお店「ラ・カサ・ビエハ」も、そんな昔からの在日ペルー人が作ったお店のようです。
お店の外観を撮りそびれてしまったんですが、お店の中に新聞の切り抜きがありました。これを見ると2000年にオープンしたお店のようです。21年間、しかも、週3日しかやっていないのに土曜のチキンが予約必須の人気商品というのは、よほど親しまれていないと続けられないかと思います。
この店に来る前に、先ほどのトルコ料理をほぼ2人前食べてはいましたが、どうしても、この本場のペルーの味を食べてみたかったのです。
今まで、ペルー料理というと、ご飯ものや一品ものばかりしか頼んだことなかったので、まずパスタにペルー料理2品がボン!と載ってる時点でテンションあがりまくりです。
これは、Tallarines verdes con apanado y papa a la huancaina(バジルスパゲティの牛カツとワンカヨ風ジャガイモ)。ワンカヨ風とは、ワンカイナ(ウアンカイナ)というソースのことで、チーズやペルーのチリを混ぜて作ったソースで、ペルー料理の定番です。バジルスパゲッティの牛カツ乗せも結構定番である料理のようです。でも、この2つが定食のように一緒に出て来るのは、初めて食べました。
どの料理も、ちょい薄味の味付け。ちょっと物足りなかったのですが、このあとピリ辛のソースをキッチンで見つけ、それをかけて食べたら激ウマでしたが、さすがにあのトルコ料理2品食べたあとなので、大食いの友人(1皿目の写真に出ている座っている男ですw)が残らず食べてくれました。
ちなみに、毎週どんな料理が出て来るかは、Facebookでチェックできます。料理の写真も載せてあるので、日本人でもなんとなく想像できます。金曜は、バーガーなど軽食風のもの、土曜がチキン、日曜が定食のようです。
続いて、ペルー料理の定番中の定番セビーチェです!かなりおおぶりな魚とタコが、そこにジャイアントコーンがパラパラと乗っております。これ、かなりの酸っぱさでした。
私は、そこまで酸味のある料理が得意ではないので、これだけ一人で食べるのはちょっと厳しかったかも。特に、先ほどの定食を食べたあとだと、その酸味が強調されてしまいます。でも、セビーチェ好きの人にはきっと堪らない味だと思います。ボリューム満点です!
他に、チチャモラーダもいただきました。紫トウモロコシのジュース。これは、どこで飲んでも美味しいですね。
お店の方は、日本語も出来て、とてもフレンドリー。隣には、ペルーの食材店もありますが、このお店とは別の経営のようです。
⑤Mel🇧🇷(可児市)
今回、初めて名古屋都市圏で食べた料理がこちらの定食を提供する「メル」というブラジル料理のお店です。このお店は、ネットの新聞記事を読んでみつけました。東京からドライブして、いきなり岐阜県可児市という関東では聞きなれない街に降り立ちました。
あとで、調べたところ、この可児市は、ブラジル人の人口が非常に多いようです。可児市の2019年のブラジル人の人口は、およそ3000人で、2008年のピークには5000人近く住んでいたそうです。多くが自動車部品工場で働いているようです。
中はこんな感じで、外国の大衆食堂のような雰囲気が漂っています。到着したのは、11時半くらいだったのですが、12時頃からどんどんお客さんがやってきてポルトガル語が飛び交っていました。土曜日ということもあり、ファミリー客が多く訪れていました。
メニューは、かなり豊富ですが、基本は肉料理との組み合わせでした。この次のページには、バーガーやサンドウィッチなどもあります。
頼んだ料理は、Misto Bife e Calabrezaです。ソーセージがあるものを食べたかったので。
このフェイジョン(豆の煮込み)がガーリック効いてて最高!今まで食べたフェイジョンの中で、一番美味しかったです。
お店の名前が厳密には、ポルトガル語でMel Pastéis Restauranteなので、パステウが名物なのかと思い、注文してみました。
小さいサイズと大きいサイズがあるんですが、これは小さい方。それでもかなりの大きさです。
軽く揚がっていて、薄い生地でサクサク〜!中はこんな感じで色々入ってて、スナックとして最高ですね。後で、わかったのですが、このあたりのブラジル食材やレストランでは、大抵パステウは売っているそうです。
ちなみに、すぐ隣には、ブラジルスーパーやブラジルピザ屋があるので、ちょっとしたブラジルモールのような雰囲気を味わえます。上の写真2枚は、すぐ隣のBoiBomというスーパー。このあと、美濃加茂も散策したら、同じスーパーがあったので、チェーン展開しているみたいです。それだけ長い年月、ブラジル系移民の方々が、名古屋近辺に住んでいるってことですねえ。
⑥Mister Churros🇧🇷(岩倉市)
こちらも、ブラジルです。岩倉市の岩倉団地に隣接している商店街にあるブラジルバーガーのお店。岩倉市の人口の5%がブラジル人だそうです。
この団地に住む3割が外国人だそうです。
昭和のような味のある商店街があります。そのいくつかが、外国人経営の店になっていて、興味津々。まだ午前中なので、そのほかの店はほぼ閉まってました。
すぐ近くには、知る人ぞ知る中駒九番団地(名古屋市港区)にあるMy Brasilの兄弟店もあります。運営は別れていると言ってました。
そんなブラジル系のお店で、岩倉団地から横断歩道を渡ってすぐの店が、こちらのお店です。店の後ろに団地が写ってるのが見えます。
中は、こんな感じ。朝8時からオープン。この日は、10時くらいに伺いました。日本語がカタコトのブラジル系のお母さんがワンオペでやってました。この方が、本当に優しい雰囲気の方で、ポルトガル語出来たら色々お話できて楽しそう。きっと、現地の人たちに支えられてやってるんだろうなあ、なんて色々想像しちゃいます。
メニューはこちら。X-TudoとX-Calabresaの2つを注文。
4人で来たので、その2つを4当分に切ってもらいました。インスタの写真は、その4当分。こちらの写真を見るとベーコンやソーセージ(Carabresa)がはみ出てるのが見えます。
ブラジルのバーガーは、だいたいフワっとしたバンズにボリューミーな肉が入っているのが特徴。ハムとかも入っています。
ちなみに、こちらで私が頬張ってるのもブラジルバーガー。関東の有名なブラジルタウン大泉で、ギガバーガーというものを食べてますので、良かったら見てください。日本語字幕ついてます。
食べ終わる頃に、お母さんが、これをサービスしてくれました。バーガー2つしか頼まなかったから、今思うと同情されちゃったのかしら。。。チキンパイです。
実は、このあと、フィリピン料理を第二昼食にしたいと思っていたので、2個しか頼まなかったんです。にもかかわらず、こちらのチキンパイもそれなりに美味しかったので、すべて平らげてしまいました。そんな状態で、次のフィリピン料理へ向かいます。
⑦サウスカイビガン🇵🇭(南区鳴浜町)
写真は、South Kaibiganというスーパーの食堂で食べた魚の定食。ですが、本当は、岩倉市のすぐ隣にある北名古屋市にあるKaibiganというフィリピン食材店でお昼にしようと思っていました。名古屋市内にもKaibiganという店があるので、店の名前としてはポピュラーなもののようです。意味は、タガログ語で「友達」。
1996年から営業しているお店で、倉庫のような大きな店舗に屋根付きのバーベキューエリア、駐車場も完備しています。名古屋都市圏に住むフィリピン人コミュニティの長い歴史を感じさせます。
店内は、こんな感じの小綺麗な店内です。コロナ禍で輸入が滞っているそうなので、現在は品数が少なく、金土日しか営業していないとのこと。これは、土曜に下見に来た時の写真になります。食べに来たのは、月曜だったのでお休みでした。
色々な料理が格安で提供されていて、興味津々だったのですが、残念!
というわけで、急遽やってそうなSouth Kaibiganに来てみました。こちらは、ちょっと錆びれた感じですが、11時から夜中の3時まで毎日営業しているみたいです。客層が違いそうです。
店内の食材は、結構充実していました。このことからも、北名古屋市の店とは、系列が違うのがわかります。
スーパーの奥には、食堂があります。なかなか豪快なメニューに目がいきますが、この時あるメニューは、下の小さなメニューの方です。
この定食のようなものだけあるとのことだったので、魚と肉の定食をそれぞれ注文しました。後でわかったのですが、この シログ(SILOG)というものは、Sinangag(ガーリック炒飯)とItlog(卵焼き)の造語で、フィリピンの朝食で食べられるものだそうです。
流石、朝飯外食文化のある名古屋だなと思いました。と、ここでやっとトルコ料理で朝飯を提供している理由に気づきました。当初は、トルコ人が沢山いるからだと思っていたのですが、名古屋という土地柄が移民の人たちにも朝飯の営業形態を促したのだと!というのも...
この5選のうち2つが、なんとインド料理!名古屋という土地柄が、各国料理のお店を独特の提供の仕方に進化させているみたいなんです。
なので、普通なら日本であまり見ることのないSilogというフィリピンの朝食が、こうして食べることが出きるんじゃないかと思いました。ニューヨークなどでも、結構フィリピン料理は庶民の味方(5$でご飯大盛りにおかず3種類のせとかがあった)なので、食べ続けてきていますが、このSilogは見たことありませんでした!
さて、料理自体ですが、ちょっと寂しい感じではあります。ちょっとしょっぱい感じのガーリックチャーハンと塩味の揚げた魚です。うん、そのままの味ですね。
もう一つのSilogは、豚焼き肉です。こちらは、甘々焼きとでも言いましょうか...普通のチャーシューから醤油を取り除いて、砂糖で味付けした甘さと言う感じです。
正直、不味くはないですが、全般的に日本人には、ちょっと合わない味つけかなと思いました。でも、フィリピンの庶民な味付けなんだろうなあと想像しながら食べると、現地に来た感じがして、ある意味すごく興奮した料理でした。次回は、名古屋でフィリピンの昼飯と夜飯を食べようと思います。今回は時間とお腹の具合が足りなくて行けてない店が沢山あるので!
⑧インターナショナル・ヴィレッジ🇵🇰(弥富市)
ここはなんでしょう?看板もありません。でも、そのスジの方々には、超がつくほど有名なお店なのです。
ここから先は
¥ 100
カフェ・バグダッドさんが提案された「世界を知るための10皿」という企画に乗り、様々な国の料理を取り上げていきます。料理を通じて、移民の方々や、聞きなれない国に親しみをもってもらいたいと考えてます。今後はYouTube「世界のエスニックタウン」と連携した企画をアップしていきます。