産休・育休中に、育児以外でやったこと
2022年に第一子を、2024年に第二子を出産し、2回で延べ20か月の産休・育休を取得しました。(同時期、夫は延べ3か月を取得しています。)
いわゆるワンオペ育児の時期が大半を占めますが、それでも振り返れば意外とやりたいことをできたように思うので、ここにまとめてみます。
attention
とは言え、これはあくまでも結果論であって、様々な幸運(例えば、子や自分が基本的には健康である、とか)が重なってのことなので、産休中は体を大事にしていればそれだけで満点、出産後は子供を想っていればそれだけで満点だと思います。どうか無理はされませんように。
1.家を買ってリノベした
とりあえず大物から。初めて内見したのは一人目の育休の終わり際で、購入もリノベもほぼ職場復帰後に進行したのですが、初手を育休中に打てたのはよかったように思います。家族計画も見通しがついているし、保活も終わって居住自治体も縛られるし、良くも悪くも前提条件が固まっている状態なのもよかった。(そう言えば、一人目の産前に1度引っ越しもしていました。)
リノベの記事、書きかけのままになっているので、早く書き上げてしまいたい…
2.転職活動
こちらも大物。一人目は日中保育園通い、二人目が比較的寝てくれるタイプだったので、生後2か月頃からぼちぼち活動。こう書くとめちゃくちゃエネルギッシュな人に見えてしまうけれど、働き出しまで期間もあるので、省エネでだらだらやっておりました。
転職エージェント使うとガンガンアポ組まれそうな気がしたので、直接応募しかしなかったのもポイントかもしれない。
3.ICL
これも仕事しながらだとなかなか難しいように思います。そして授乳中だとできないので、誰もにおすすめできるものではありません。二人目が保育園に行き始め、ミルクへの移行が済んでいたからできました。
術後半月ほど経ちましたが、快適です。快適すぎて、もはやかつての生活が思い出せません。時が戻ったら不便すぎて泣くかもしれない。
4.イメージコンサルタント診断
パーソナルカラー診断 東京 | パーソナルビューティー診断 PersonalBeauty andy | 日本
一人目の産休中、それも臨月に行きました。妊婦なのに診断していただけることに驚きましたがありがたかったです。
診断後はメイク・ファッション・ヘアスタイルの勘所がわかり、あまり身支度に時間をかけられない子育て中の時短につながっているように思います。
ちなみにわたしは「イエベ春/秋」「骨格ウェーブ」「アクティブキュート」でございます。
5.ヘアブリーチ
わたしの職種ではブリーチほどの明るい髪色には制約があるので、仕事から離れている時期の特権ですね。メンテは大変なので育児との相性は悪いですが…髪色が派手だとすっぴんでも何かキマる気がするんですよね。長時間の施術になるので、子供はシッティングをお願いして行きました。
6.整骨院通い
一人目の出産時は一度行ったきりだった整骨院、二人目の産後は通えました。妊娠中から尾てい骨の痛みに悩んでいたところ、2回通った時点でかなり改善しました。子連れOKだったのがありがたい。
帝王切開で断裂した腹筋を取り戻すべくEMSも受けていたのですが、こちらも姿勢改善に効果が感じられました。
7.ダイエット
これも記事にしたい。二人の妊娠でトータル25㎏増え、産後9か月で27㎏減量しました。もう少し落としたいので、現在も継続中です。ここ2週間はだいぶ気が緩んでいますが…
我ながら増量しすぎですし、このまま生涯BigMomとして生きていくのかと恐れおののいていたが、なんとか痩せられてよかった。
8.育児・家事支援サービスの利用
こういうのって、働き出してからいざ利用しようとしても、登録やら手続やら事前準備・面談などで、即時には使えないんですよね。予行を兼ねて育休中に軽く使ってみるのがおすすめです。
特にベビーシッターやファミサポさん等、他人に子供を預けるサービスは、信頼関係や相性が重要なので、復職後に利用する予定がある場合は顔合わせしておきたいものです。
家事支援サービスは、巾木やペンダントランプの埃取り等、育児中の自分じゃ一生やらなさそうな丁寧な家事をお願いできて効用が高かったです。今後も半年に1回くらいご褒美感覚で頼みたい。
9.家族写真撮影
第一子・第二子のハーフバースデーに合わせて、屋外の出張撮影とスタジオ撮影をしました。小さくて可愛い今だけの姿を、綺麗な写真に残せてとても満足しています。
出張撮影のカメラマンさんはFotowaで探しました。
10.家族旅行
夫の育休に合わせて行きました。子供が歩けるようになると公共交通機関での長時間移動はハードルが上がるので、実は赤ちゃんのうちに行くのはおすすめ。生後半年くらいの、授乳間隔が空いて腰が据わったくらいのタイミングだと行きやすそうです。
11.友達と会う
旧友が赤ちゃんに会いに来てくれる機会が増えて、うれしかったです。出産という一大イベントは、10年来の友達を引き寄せてくれる力があるのだと思いました。お互いの人生の進捗確認になって、感慨深いものです。
12.休日は混む場所に行く
産前は割と美術館に行っていました。休日は混みますし、子連れだとなかなか行けないですし。産前につくった「行きたい場所リスト」が役に立ったので、つくってみるのもおすすめです。
13.ゆるく(←重要)勉強
まだ受験していないのですが(…)、基本情報技術者試験の勉強を進めています。基本情報技術者試験は通年で受験できる上に、申込み後に受験日を変えられるんですよ…。受験日をマイルストーンとして設定しないと追い込みが効かないようにも思いつつ、育児の隙間時間で勉強するならゆるく取り組むのが吉。あと、英語学習としてDuolingoも続けています。
自己研鑽ではなく、「期日までに取得しなければならない」資格の場合は、家族の協力を得るなり、一時保育・認可外保育やシッティングを活用するなりしないと厳しいかと思います。ダブル育休でパートナーに家事育児を丸投げして勉強に励むのは絶対にやめましょう(突然の牽制)。
14.noteを書く
育児は喜び・苦しみ・感動と共に、学びや発見に満ちています。これは心から確信を持って言えることです。せっかく得られた気づきなら、自分の記憶から消えてしまう前に、記録に残し、できることなら発信した方がいいと思います。
なぜなら育児は、その渦中どれほど大変でも、気が付いたら通り過ぎてしまうから…。それに、ありふれた発見なら「あるある」と共感を呼べますし、マイナー事例なら、同じ境遇の人が血眼で探している知見を提供できるかもしれません。発信して損はないはずです。
自分の考えをまとめて、他人が読んで理解できるよう言語化する営みは、復職後にも活きてくると思います。
15.ゆっくり過ごす
最後はこれです。特に産前は、隙あらばゆっくりしましょう。
子供が育つにつれて手こそかからなくなりますが、デフォルトで家が騒がしかったり、退屈させないように遊びに連れて行ったりと、「何もせずゆっくり過ごす」時間がとても貴重になっていきます。子供が寝ている時間ってついついタスクをこなしたくなってしまうのですが、無理せず一緒に休みましょう。
「子供が泣いている時は掃除機をかけるチャンス」という言葉を見かけたことがあります。時にはそれくらい割り切ることも大切です。
本当、無理だけはしないで~!!
番外編:できなかったこと
できそうでできなかったこととしては以下です。
読書
もっと読める気がしましたが、働いている頃からあまり変わらず、買うだけ買って積んでいます。エンターテインメント
遊びに行ったり、映画や連ドラを観たりは、あまりしませんでした。元々の志向性の問題だと思います。創作
お菓子づくりとか裁縫とか…これも志向性の問題ですね。子供が生まれて、0が0.1になるくらいにはやりましたが、その程度。アートメイク
やりたいやりたいと思いつつ、授乳中は着手できず。授乳が終わった頃には欲求が落ち着きました。
何にもできなくても全然OK
繰り返しになりますが、産休・育休中は子供を産み育てることが最も本質的なミッションなので、それ以外何一つ手がつかなくて全くもって良いと思います。子供にフルコミットすることは、それはそれで素晴らしい。
他に何かする余力があり、何かしてみたい方にとって、本記事がアイデアの一助になれば幸いです。