国があなたのために何ができるかを問うな。 あなたが国のために何ができるかを問え。
みなさん こんにちは
SDGsとパラレルキャリアを推進しているあまり
移動と通勤を全てロードバイクにしたい(無理い!)なと思っている、向山かおりです♪ 🚲
先日昨年度ふるさと納税で寄付をしていた
故郷山梨県某市から
ふるさと納税の寄付の結果が
届きました。
自分が出したお金の先にわかりやすい地域貢献ができるっていいなーと思いました♪
その一方でふと気がついたことがありまして、
今日はそのことを書きたいと思います。
昨年度でこちらの市では10億円余りが
あつまったそうです。
寄付金のつかいどころの項目の一部抜粋ですが
【水と緑を大切にしたまちづくり】
【山梨県緑化センター跡地活用事業】
【健やか甲斐っ子を育てるまちづくり】
【市長と一緒に創るまちづくり】
【イルミネーション事業】
などの支援に活用いただいたようです。
活用項目をみてハッとしたのですが
外貨を稼ぐための集客やイベントなどの人の
誘致型の政策項目は
イルミネーション事業
のみでした。
あとはすべて
橋梁補修や林道整備、水道や川の整備やゴミ処理、消防設備などなど
いわゆるインフラ、
生活していく上でかかせない設備の保全のためのお金です。
こちらは当たり前ですが維持していくためのお金です。
お金を生み出すためのお金の使い方ではありません。
そこで
ちょっと気になって市の財政状況を見に行きました。
20年前から
人口は増加
税収はトントン
市の税収と国からの支援(地方交付税や国庫金)が半分
歳出は少し増えてる。民生費・インフラがほとんど
という状況でした。
ものすごーく財政が悪化しているわけではない、、のに
インフラにお金を使っているんですね。
このことから
ふるさと納税の制度とは
インフラにつかうためのお金を
市が自力で、
ふるさと納税の魅力でエンロールして
独自でつかみなさいよ
という制度なんだなというのがよくわかりました。
↓
ふるさと納税とは以下を読むとわかるのですが
国に行くはずの税金を地方にわたしていくものになるのです。
なるほどなーと思いました。
じつはわたしは
商売人視点から
ふるさと納税の目的は外貨獲得なのだと思っていました。
地産地消の商品などの華やかな演出による地方のアピールにより、地方へ外貨獲得、広告や購買UPや集客やイベントなどの増収増益、地方への人口増加を狙いとしているのかなと思っていたのです。
しかし
実際のお金の使い方を見ると
国の支援(地方交付税など)にたよらずインフラの支出を自分たちの自助努力で賄っていくという性質のものなんだなと思いました。
もちろん体力のある地方は外貨獲得もできてると思いますが
基本ふるさと納税で集めたお金の使い道が
インフラに消化されていくなら
なかなか地方財政の運用もむずかしいものだなと思いました。
しかも国税を払わず地方へお金が行くなら
日本全体でみると税金のパイを分け合っているだけで
全体の税収が拡大しているわけではないので
なかなかシビアな制度だなあとおもいました。
私は
日本は人口が減っているのだから
経済活性化と外貨の獲得以外に
日本が発展していく手段がないのだと
常から思っているのです。
人口増加か、もしくはお金を生み出す仕組み作りをしなければ、その国政はゆるやかに衰退しているのと同じこと。
この観点は、
商売人は稼ぐ視点ですぐ物事を考えてしまうので
かなり偏った視点かもしれません。
しかし、やはり、
国や地方に貢献したいと思うなら
自分の商売でたくさん稼いでたくさん税金を払おう
ときめました。
ちなみに
わたしには
1961年、ケネディ米国大統領就任挨拶で好きな言葉があります。
ask not what your country can do for you--ask what you can do for your country.
国があなたのために何ができるかを問うのではなく、 あなたが国のために何ができるかを問え。
今の20代の方には 故郷に貢献したい
という若者がたくさんいます。
その気持ちはとっても最高だと思います!!
そんな方にはぜひ言葉だけではなく実践で。
まずはパラレルキャリアでスキルや自己価値を上げていただいて、リアルな金銭の支援や実際の活動でしっかりと貢献していただきたいなと強く思います。
私自身も
自分の商売を頑張ることで全てを達成するために
今日もハードワークします。
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