熱き稲穂の祭り
今年の夏は、秋田「竿燈まつり」を見に行きました。
生で見たのははじめて。
竿燈の大きさにより重さも違うけれど、ゆうに15kg以上ある竿燈を、おでこ、手の平、肩、腰にのせ、バランスを取る技を披露。
お祭り半天を着た多くの男性たちが、次々と自身の得意なポーズを披露していく。
熟練した人は、扇子を仰いだり、和傘を広げたりと、アレンジもある。
このお祭り、想像していたよりも圧巻だった。
蝋燭を灯した提灯の集まりが、闇夜を照らす。
赤と黒のコントラストに痺れる。
そもそも、竿燈祭り、どう言う意味かと言うと、「厄除け」や「五穀豊穣」を願っての行事のようだ。
この多くの提灯、しなる竹は、稲穂🌾を見立てているという。
蝋燭の灯りで、夜を背景にぽうっと燃ゆる稲穂。
日本ならではの風情に痺れました。
これが、私の夏の一コマです。