Eternal Column Vol.7　今年も夏を乗り切った

いきなりだが俺は夏が苦手だ。
正直シャレにならないくらい苦手だ。
そのため6月になると「今年も夏がやってきた…」と憂鬱になってしまう。
しかし、今年もそんな夏を乗り切ることが出来たのだ。

とにかく暑いのが苦手だ

どうして夏が苦手なのかと言うと、暑いのが苦手だからだ。
日本では夏が暑く、冬が寒いと言う気候である。
そのためオーストラリアだと冬が苦手になってしまうと言うことになる。
常夏のハワイやグアムだと毎年苦手な季節と言うことになるのだろうか。
旅行で行く分には構わないが、24時間365日苦手な季節だと気が狂いそうになってしまうだろう。
だがハワイやグアムは湿気が少ないだけマシなのかもしれない。

湿気が多いと言うのも過ごしにくい一因となっている気がする。
とにかく寝苦しいのだ。
俺は1年前までロフト付きの物件で暮らしていたのだが、そのロフトがまあまあ寝苦しいのである。
元々ロフトがベッドと言う体で作られていたのとフロア部分が極端に狭いのもありロフトで寝ざるを得なかったのだが、熱は上に行くためフロア部分にいるより暑くなってしまうのだ。
そのため寝苦しかったが引っ越ししてロフト環境を脱出したため今季は無事に乗り切れたように思う。
今年に関しては夏のほとんどの期間を無職で過ごしたため、病気もなく無事に過ごせたのもあると思う。

それでも暑いのを耐えるのは大変だった。
俺は元々頭に熱がこもりやすい体質のため、日中外に出ると一瞬で頭が熱くなってしまう。
頭に熱がこもるだけなので体温は正常なのだが。
体温が上がりにくい体質でもあるため、正直頭にこもった熱が逃げにくいため実際辛いものがある。
この時期に美容院に行くと「頭に熱がこもっているよー…」と毎回関心されてしまうほどだ。
残念ながら生まれ持っての体質のため、治すすべがないのが非常に残念だ。

そのため、ほぼ毎日アイスを食べ頭の熱をほぼ強制的に下げている。
夏以外でも頭に熱がこもってしまった時はアイスを食べて体調を保つようにしている。
中には「しょっちゅうアイス食べたほうが体に良くないのではないか」と思う方もいるだろう。
しかし頭に熱がこもっている状態が続くと吐き気が続き、横になってもまともに体が休まらない。
つまり本当に何も出来なくなってしまうのだ。
例え1日に3個ほどアイスを食べてでも頭の熱を逃がすことのほうが俺にとって大切なのだ。
流石に1日3個は食べすぎかもしれないが。

夏になると悪いことが起きてしまう

もう1つ、夏になると何かしら悪いことが起きてしまうのが困りものだ。
昔からその兆候があったが、20歳を超えたときくらいから悪化したように思う。
人間関係が酷くなったり病気になったり悪いことの種類は様々だが、夏になると嫌なことが起こってしまうと言うのはかなり痛い。
去年は例のウイルスになってしまい湿気が多い環境で過ごしているにもかかわらず喉が乾燥して大変だったのを覚えている。

病気と言っても膀胱炎だったり頭痛だったり周りから見たら大したことのない病気である事が多いが、これが無駄に長引くのが厄介だ。
頭痛は熱がこもって悪化したものが多かったのだが、当時は酷暑だったと言うこともあり何か月も同じ症状が続いてしまった。
頑張って仕事に行っても耐え切れずに1時間で帰ったこともあった。
それでも体温的な熱はなく、病院に行っても風邪の引きはじめとしか言われなかった。
そして膀胱炎はある日突然なってしまい、完治はすぐにしたものの違和感が収まらず半年以上は症状が続いていたように思う。
俺は昔から大病と言うよりは原因不明な体調不良が多い。
そのせいで周りから仮病と勘違いされることも多かったが、実際病名が付かないので仕方がないことだろう。

今年はどうだっただろうか。
確かに初夏は仕事の引継ぎと繁忙期が重なって大変だった。
体に鞭を打たないとまともに動くことすら出来なかった。
しかし退職してからは思っていたより快適に過ごせた気がする。
退職後の虚無感はあったが、それ以外は何事もなかったのではないだろうか。
珍しく夏に何回か遊びに行くことが出来たしEternal Dreamも無事に発売できたし例年に比べればよいことが起きたと思う。
気を付ければ案外悪いことは起きないのかもしれないと思った今夏だった。

たまに行動的な夏になることがある

たまに行動的な夏になることがある

今夏のように夏の暑さや体調の悪さを乗り越えるかの如く、行動的になる夏になることがたまにある。
俺の原点でもあるブログを始めたのもEternal14を発足したのも実は夏である。
このように生きるのに必死になってしまう夏だがごくたまに行動的になってしまうのが困りものだ。
もしかしたら生きるのに必死すぎて大胆な行動に出てしまうと言うことなのかもしれないが、今後は夏を無事に乗り切るためにのんびり過ごしたい所存である。

そういえばこのEternal Columnも夏に始めたものだ。
この計画は5月から立てていたので思いついたのはギリギリ春だが、始めたのは結局夏であった。
俺の思い付きには我ながらいつも感心してしまう。
先述したEternal Dreamも本来は6月に発売しようとして、結局は8月発売となった。
今は夏だから9月以降の発売を目指そう、なんて発想にはならないのが非常に残念である。

だがこんな刺激的な夏も悪くはないかな、と思っている。
もしかしたら突発的に始めた夏は、その時の夏を乗り切るためのコンテンツなのかもしれない。
今年は異例ではあるものの行動的になれた夏になった。
来年以降はどんな夏になるだろうか、毎年憂鬱な夏ではあるがこうして乗り切った達成感を味わうのも楽しいかもしれない。
今後も季節に限らず色々挑戦していきたいと思う。