家庭の味がご馳走
私は料理を作るのも食べるのも料理している人を見るのも好きです。
料理番組なんかは、とりあえず見ちゃう。
一番最初に料理を始めたのは、小学校4年生頃だったと思う。
最初にハマったのは卵焼き。特に習い事をしてなかったので学校から帰ってきては、おやつに卵焼きを作って自分で食べてました☺︎今日はチーズを入れようとか、野菜を入れてみようとか色々考えて創作卵焼きを作ったりしていた。暫くは卵焼きばっかり作ってました。卵を重ねていく作業や出来上がった時の綺麗な層を見るのが楽しかったんです。
そして母が晩ご飯の準備を始めると横に行って、料理している様子を見ながらその日あった出来事を話していました。母には何でも話す子供だったので1時間ぐらい平気で喋り続けてた。今思えば母も料理中に鬱陶しかっただろうに毎日私の話をちゃんと聞いてくれる母でした。
そんな母の料理には、幾つになっても勝てる気がしない。長年積み重ねてきた母の料理は本当に美味しい。
西部ガスのCMでやっている料理研究家の桧山タミさんの言っている事がまさに母の料理を思い出してしっくりくる。九州だけのCMかと思いますが、92歳のおばあちゃんが料理しながらこう言う。
「大変だから、そう言う時はおご馳走じゃなくて良いんですよ。あるもんで。」
「大変と思うとは、ご馳走やないよって言ったちゃん」
「だけんね、楽しんで作ったのが御馳走って」
「美味しくなーれ、美味しくなーれって言ったらちゃんと美味しくなります」
って🍙を握りながら可愛いおばあちゃんが言う👵🏻凄く心が温まるCMです。
https://youtu.be/2Imh6hY6keA
Husbandは、何故かいつもこのおばあちゃんのCMの美味しくなーれを真似する☺︎
何気ない料理のCMだけど、映像も素敵で丁寧なおばあちゃんの料理はとても美味しそうに見える。
いつどんな時でもきちんと丁寧に食べなさいと言ってくる母。それが煩わしいなと感じた年齢もあるけど、今では感謝している。母の前で私が箸置きなど使わずに適当なお皿で食べようとすると毎回正される。(摘み食いなどは許してくれる☺︎)そんな母の影響でちゃんと食べなきゃなというのが潜在意識にあって、1人の時も母の教えを守ってしまう。母親の影響力は凄いなと思う。
最近は毎週末ワンオペ休日でいつも実家にヘルプを求めて遊びに行っているので、毎週末母の料理を食べれて幸せ♡
そんな先週の日曜日の母のランチメニューはハーブの入ったチキンスープ🌿(ハーブって怪しい言葉に聞こえる)にパンとバター🍞♡
そしてメキシカンの父は日本食が大好きだけど、常にメキシカンな調味料などが外せない。必ずスパイスやサルサが実家には用意されてる。
今回もこちらのサルサ。トマトと玉ねぎとシラントロ(パクチー)にレモン(メキシコではライム)と塩を入れたもの。メキシコでは当たり前の様にタコスやスープに入れる🌵もっと辛くなるもの入れたりするけど我が家ではこれ。
そしてハーブは実家で採れたローズマリーやタイムやオレガノ。その時の母の気分によって変わるけどいつも美味しい。
実家のローズマリー
こちらは何だったけ?忘れちゃいました🌿
食後は母のヨーグルトクリームのケーキ
いつもレシピを聞いている私ですが、レシピなんか無いと言って教えてくれないマミー👵
何気ないシンプルな母の家庭料理が私にはご馳走。
私も我が家の家庭の味を作っていきたい🍙
まだまだ母には勝てないぜ。
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