『→Rebirth←』
『→Rebirth←』
速足で通り過ぎていく人々 皆何をそんな急いでるんだろう
季節の移ろいにさえ目もくれず 自分らしさのカケラも無い時間にそんな価値があるの?
倒れている奴がいても見て見ぬフリして 面倒事とはおさらば バイバイ
コンクリイトの冷たさは 人々の冷たさなのかもね
君は そんな世界が大嫌いなんだろう
君は そんな世界が怖いんだろう
同じ事の繰り返し 機械のようなルーティンワーク
ヒトの温度も感じられない モノクロサイレント
君は誰よりも優しいから こんな街と距離を置く
自ら作った透明なバリケエド その中は安全かもしれない
だけど 何故 そんなに悲しそうな顔をするの?
一人でそこに居るのも辛いのかい?
辛いのは君だけじゃない
君に触れたくても 手を取りたくても 君の作ったガラスの壁が邪魔をするんだ
ねえ、そこから出ておいでよ
そのガラスを蹴破って 世界に踏み出すんだ
怖くたって大丈夫
この世界は君に優しくなくても この世界でなら手を繋げるから
遮るものが無ければ守ってあげられる
さあ、行こう
この世界に居ながらも一緒に逆走していこう
世界は変わってくれないから 二人で反逆してやろう
ほら、君が君の手で壊した壁の破片が煌めいてる
作る事も出来るけど 壊す事も出来るんだ
だったら 壊して 作る事も出来る
さあ、世界を壊して作り直そう