#145 -え?ナンデ?ってなる、子どもの視点。
プレゼントよりもプレゼントが入っていた容器で遊びだした。
動き防止用の発泡スチロールがおもちゃに変身する。
親は各アイテムの目的・役割りを知っているけど、
子どもは自分で各アイテムの役割りを決める。
発想のリミテーションがない子どもの思い付くことっていつも新鮮でおもしろいですよね?
こないだオープンガーデンDayというイベントがありました。
田舎の「庭」と呼ぶには広すぎる庭にはこれまたたくさんの多年生の植物・花の数々がステキにアレンジされていました。
自分たちの庭のデザインのインスピレーションになるようなアレンジを探し、初夏の日差しを浴びながら庭を見て回る。娘たちは隙あらばそこらじゅうの木によじ登ろうとする。子どもたちにとっては「大きい」木も大人からしたら木と呼べるものでないものにも登ろうとするから油断も隙もないったらありゃしない。
そうだ写真を撮ろう!
家に帰ってから参考にできるように写真に収めておこう。
「キレイだと思ったものの写真を好きに撮っていいよ!」
そう言って子どもにスマホを渡し、娘二人を解き放った。
普段スマホを扱うことのない2人は小躍りして喜んだ。
よし、これで気兼ねなく庭を眺めてみて回れる。
エストニアの人って本当に自然が好きだなーと思う。
Aiaelu(ガーデンライフ)は日々の生活の中で、仕事と同じくらい重要な位置にある。みんなのこだわりようもすごい。
人によっては、「え?家の中よりこだわってないですか?」というような庭もたくさんある。
今まで花より団子だった自分もエストニアでの生活が長くなり、だんだんと花や観葉植物の魅力も理解できるようになってきた。
近くを歩くだけでふわっと香る花花は気持ちを和らげてくれる。
「おとーさん、ミテミテーーー!!」
たくさん写真を撮ってきたから今見てくれとせがまれる。「おうちにかえってからにしようか?」と言うも、自分たちで撮った写真を見せたくてたまらないようだ。
じゃあ少しだけ・・・
と、ベンチに座って子どもと一緒にスマホを眺める。
一枚目
二枚目
。。。。。。。
??
3枚目
ナゼにっ?!!?!( ゚Д゚)
残りの写真も98%が苗の写真の写真だった・・・
庭のところにはたくさんの本物が生えているのに、なぜあえて写真の写真を撮るのだろう?
「ナンデ実物の写真撮らなかったのー?」
と聞いても、
「だって好きな写真とっていいって言ったじゃーん!」
と、そこそこ正論を言う6歳児。
ま、そうだけどさ・・・・💦
みなさん同じような経験ありますよね?
いつも想定外を想像してそれなりの対処を考えたりして、想定内にしようとするのですが、現実は想定外は想定外のままになっていることが多い。
うーん、、やはり大人の脳では子どものアーティスト脳についていけないのか・・・ちょっと悔しいぞ。
そんなことをしみじみ感じた日曜日でした。
好きなだけ写真の写真を撮ってご満悦のサデ(次女)。
ま、この子らが楽しめたんならいっか。
写真の写真はこっそり後で削除しとこ。😅