おそらく役に立たないエストニア語講座その2~日本語のようなエストニア語~
前回の記事でエストニア語のアルファベッドの発音が難しい!
と、書きましたが、ÄÖÜÕを除けばエストニア語の単語の発音はとても簡単です。
英語と違い、ローマ字読みができる頻度も高く、
短い言葉も多いです。
例えば、
「Pea」 は英語であれば「ピィ」ですが、
エストニア語の場合 「ペア」になります。
ちなみにPeaは「頭」を意味します。
「Head」は英語では「ヘッド」ですが、
エストニア語の場合 「ヘアド」になります。
ちなみにHeadは「良い・いい」を意味します。
どうですか?ちょっとハードル下がりませんでした?
そしてエストニア語には日本語の言葉と同じ音もたくさんあります。
今日はそんな日本語のようなエストニア語を紹介します。
1.Kana
そう。加奈ちゃんです。
金・仮名・かな?・奏。。。etc.
さすが日本語、「かな」だけでもたくさんの意味がありますね。
でもエストニアの場合はただ一つ。
Photo by @tumbao1949
そう。🐓です。
ニワトリ、鶏肉、を意味します。
全国のカナさん。
エストニア人に自己紹介する時は多少のリアクションは覚悟しておいてください。w
2. Uba
乳母。まぁ最近ではあまり使わない言葉ですが・・・
さてこの言葉、エストニア語ではなんだと思います?
正解は・・・・
はい!マメでした!
3. Aku
悪・開く・空く
これまた日本語ではたくさんの意味、使い方のできる言葉。
エストニア語では、
バッテリーをさします。
主に、車とかの大きめのバッテリーのことをさしていて、
電池のような小さなものは、Patarei (パタレイ)になります。
4.Aken
開けん!(開けないよ!の福岡弁)
標準語ではないのですが、多くの九州県民はわかる言葉。
開けんで!(開けないで)
開けんっちゃ!(開けないよ!)
開けんでよかろうもん!(開けないでもいいでしょ!)
開けんと?(開けないの?)
しかしエストニア語ではそんな地方なまりも関係なく、
ただの1単語に過ぎません。
はい。「窓」でございます。
ちなみにエストニア語は複数形になると言葉も変わり、
Windowsになれば、Aken (開けん) からAknad(悪など)に変わります。
5. Musi
虫・蒸し・無視
これまたバラエティーに富む言葉ですね。
でもエストニアではとっても可愛い言葉なんです。
なんだと思います?
子どもがよくいう言葉です。
Musi musi ~!!! ってな感じで。
正解は・・・・
(*´ε`*)チュッチューーーーー!!!
キス。というよりはチューに近い感じです。
ほっぺやおでこにチュッとする感じなのがこのMusiです。
他にも日本語っぽい言葉、音が同じな言葉はたくさんあります。
単語なんかを覚えるのはさほど難しくないと思いますが、
エストニア語は格変化が14つあるので
ちょっと大変ですが、ある程度のパターンはあるので、
それを一度覚えてしまえば難易度も下がります。
日本語も、
行く、行かない、行けない、行くことができる、
行きたくない、行きなさい、行ってもいい、行けば、
行くと、、、、
とたくさんの変化があるので、
そう考えるとエストニア語との共通点もそこそこあるんじゃないかなー?
と思いました。
さぁ、今日もいつ使うかどうかわからない役に立たない情報だったかもしれませんが、いつかエストニア人に会った日には、
あぁーーこの言葉知ってる!!!って教えてあげましょう!
ではーー