#135 -水温15度でも泳いでみる6歳児
そういえば「キシリトールといえば北欧」っていうイメージがひと昔前までありましたよね?
気になってググってみたら、キシリトールは白樺などのカバノキから発見された糖アルコールの一種のようです。70年代後半にフィンランドでキシリトールの実験・研究が行われたことから、キシリトール=北欧のイメージが定着したのだと思います。
そんなキシリトールのCMに出てきそうな風景の我が家からの最寄りスポット。昨日今年初めて子どもたちと一緒に泳いできました!
エストニアは日差しが物凄く強いので、カンカン照りの日は外気温15度でも暑いと感じるくらいです。
6月に入り急に天気もよくなり気温も一気にあがり始め、娘たちは「オヨギニイキタイ」をユニゾン連呼するので、「まだお水は冷たいよ」とド正論を言うも、そんなことは4歳&6歳児には通用しない。
だったら、文字通り肌で感じさせるしかない。
昨日は18度ほどで雲もすごく少ないので絶好のチャンスでした。
幼稚園に迎えにいった時に第一声が「オヨギニイキタイ」だったので、「いいよ。」と2つ返事に答えた。
若干面を喰らったかのような間があったけど、状況が理解できたようで、いつもの2倍増しの喜びの舞を披露していた。
そんな喜びの舞を舞っている娘たちに向かって、
「でもお水は冷たいからねー」
と、3回は釘を打つように忠告しておいた。
後から「冷たぁーーーい!!なんでよ!!」と自然の摂理をボクの所為にされた時、「I told you so」と言えるようにするための防衛案だ。
家に帰るなり、即ヨメに泳ぎにいくことを告げ、水着に着替えて湖まで自転車をこいでいく。
清々しいくらいの青い空、湖の向うの森も茶色がほとんどなくなり奇麗な緑色で彩られている。(見出し画像参照)
自転車をきちんと立てる時間もないくらいに急いで水に浸かりに行くメイ(長女)。膝くらいまでの所に行った地点で立ち止まった。
さぁ、どうだ?冷たいだろ?
メイ 「・・・・」
冷たいって言っていいよ。無理しなくてもいいから・・・
メイ 「・・・・いくよ、1,2,・・・」
と言って、3で顔だけ残して一気に水にジャブんと浸かった。
おぉ!やるじゃん!
でも立ち上がった後、すぐに大きな息を吸って急いで水から出てきた。
タオルにくるまってちょっと寒そうにするも、
メイ 「冷たくなかったよ!」
と、こちらからの質問を先読みしたかのような発言をする強がりさん。
お次はサデの番。
サデはまだ小さいので、ボクが両手を持って、お尻か胸のところくらいまでザブンと浸からせる動作を何度かやった。
冷たいけど楽しさの方が勝ったか何回もリクエストしてた。w
寒中水泳と一緒で水は冷たくても、
浸水→タオルで乾かす→休憩→浸水
を何度かすれば自然とその温度にも慣れてくる。
絶好のコンディションを待っていてはダメだ。
自分が色んなコンディションに対応できるようになるべきだ。
という言葉がしっくりくる瞬間。
エストニアの夏は短い。
湖や海が心地のよい水温になるのを待っていては、
一年の内の泳げる期間は物凄く少なくなってしまう。
だからこうやってちょっとずつ若干冷た目の水でもちょっと泳いでリフレッシュできるようになればもっと夏を満喫デキるはず。
この日一日外で作業していたボクは早く水に浸かりたくて仕方なかった。
子どもたちがしっかり体を乾かして日向ぼっこをしているのを確認してから、子どもたちのリクエストに応え、助走付きジャンプで湖に飛び込んだ。
あーーーきもちーーー