見出し画像

サステナブルってなんだろう?自分にできることは?

おはようございます。
朝晩冷え込みますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
風邪などひかれませんようになさってくださいね。

”サステナブル”について

商品開発する時、必ず考えていることがあります。
それは「継続」について。

どんな人も同じだと思いますが、まずは

  • 自分が生きていくこと。

を考えるでしょう。
その次に

  • 家族など周りの人たちも生きていくこと。

  • 自分も含め、周りの人たちと幸せになる。

  • そしてそれが寿命尽きるまで続くこと。

こういったことは人間の根源的な欲求です。
みんな幸せにずっと過ごしていきたい。

幸せとはまさに「継続」です。

そうするために、世界規模の視点では”サステナブル”が言われ始めましたよね。SDGsです。

SDGsを話すとき、「持続可能な」について話すことが多いでしょう。

「持続可能な」。

世界視点で見れば、温暖化などの環境問題を思い浮かべます。
しかしSDGsには、17個もの目標があり、環境問題以外の問題についても言及されています。
住んでいる地域や立場などによって、その中でも関わりやすい目標、そうでない目標があります。

estmondにとっての「持続可能な」はSDGsで言うところの
12:持続可能な生産消費形態を確保する。
だと思っています。ここに関われるんじゃないかと。

ただいまSDGsについては更なる勉強に取り組んでいますが、現段階での理解では、「生産や消費に責任をもって、使い捨てでなく、大事に利用する。」というところかなと感じています。


つくる責任 つかう責任


”持続可能な生産消費形態を確保する”とは。

ひとつに「モノ」視点での大量生産大量消費。

生産過程で出るキズものや半端ものなどが、どんどん捨てられていくという、大量生産大量消費の現状。
消費する側も飽きた・トレンドが過ぎたなどで、使えるのに廃棄する。
こういったことが当たり前の現状、捨てられていくモノたちがやはりもったいない。

もうひとつに「生産者」視点での大量生産大量消費。

大量に生産するために、工場を海外につくり、安い賃金ですごいスピードでものを作り出す。日本は人件費が高いので町工場のような弱者は注文が減り廃業に追い込まれる。海外では自然が破壊され、大きな工場ができてはトレンドが去ると忘れられていく。こういった方法での生産は、国内での労働を奪い、海外の自然を奪い、一部だけ一時だけが儲かる仕組みだと思います。

こういったことを続けていてはいつか破綻します。”持続”はできません。
国内の雇用を生み、モノを大事に使って廃棄を減らし、工場をむやみに増やさず自然を守る。
こういったことで「持続可能な」が実現していくのではと思います。


どういった関りがもてるのか

かといって、急にそんな大きなことができるわけではありません。
弱小の零細企業ですから、身近なところから、できることからやっていこうじゃないかという風に思います。

そういう視点で作ったのが「always -silket cloth-」です。
なぜこの商品を作るに至ったのか、理由はいくつかあります。


①持続可能な消費に貢献

大きな企業なら大企業なりに、小さい企業なら小さい企業なりに貢献できることはあるのではないかと考えています。
「持続可能な生産消費形態を確保する」ことについては、”持続可能な生産”と”持続可能な消費”というキーワードがあります。
そのうち、持続可能な消費については

無理のない消費のことで、「エシカル」という言葉にもつながる消費形態のこと。無駄なく「もったいない精神」に基づいた消費方法。

ということだと理解しています。
その為には、消費する”モノ”ひとつひとつは、愛して大事に使えるものであり、また長く使いたいと思った場合に耐えうる丈夫さが必要であると思います。

ひとつの”モノ”に対して愛着を持って長く使うことでごみを減らし、また新しい世代にも「物を大事に使うことはこういうことだよ」と行動で示していける。
良い商品があることで良い消費を教えていけるとも思っています。

②小さいメーカーさんも元気になってほしい

別記事でも触れましたが、生産してくださっているのは京都の小さいメーカーさんです。

このメーカーさん、社長と奥さんだけで経営しておられます。以前は従業員さんもいらっしゃったのですが、高齢化でお辞めになってからは二人だけです。
そして工場も持っておられますが、そこは現在1人だけだそうです。コロナ過で注文が激減、人数を減らしたそうです。

以前の記事にも書きましたが、このメーカーさんはとても素晴らしい製品を作っておられます。25年以上もの間、変わらず同じもので売り上げをたてておられる。
10年以上続く会社は6%程度、30年以上続く会社はほとんどなく、0.002%程度だという説もあるくらい、会社の寿命は短いものです。そんな中、同じ商品だけで30年も続いている会社はいったいどれくらいあるのでしょう。
この製品が、いかに完成されていて素晴らしいものであるかがよくわかります。

しかし、社長もご高齢。コロナ過もあってこれからいったいどうなるのか、不安がつのります。

すばらしい製品を作る技術を後世に残したい。そのお手伝いをしたいと思っています。
メーカーさんを”継続”させるお手伝いをし、また、自分たちの仕事も”継続”させる。そういった活動は生産者を守る活動だと感じます。


サステナブルとは、自分にできることとは。

商品を作るときに必ず”継続”について考えます。
自分にできる継続は何なのか。

”メーカーさんの継続”や”持続可能な生産消費”につながるためには、”自分が継続して仕事できること”。
それが結局は大きなことにつながっていくのだと思います。

使う人のことを考え、販売する側のことも考え、生産者のことも考える。
みんながwinwinwinになれる方法もきっとあるはず。
できることからコツコツと。
そして少しずつ大きくしていこうと思います。

*商品ページができました!
ぜひ見てみてください。
商品の魅力を伝えるってむつかしいですね。
「写真写りが悪い!」とか、「ぜんぜん意味わからないよ!」とかご意見がでてくるかと思います。
ぜひご意見いただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。^^








いいなと思ったら応援しよう!