私の柏サポ京都遠征記2023
2022年8月7日(月)。前日のアウェイ京都サンガF.C.戦で劇的勝利を収めた余額も冷めやらぬ中、私は帰りの新幹線の中で考え込んでいた。
「今回こんなトンチキ還征をしておいて、次京都アウェイ行った時にどこへ行けばいいんだよ」と。
▼2022年リーグ戦でのアウェイ京都遠征記
遠征が終わってないのに行けるかどうかもわからない翌年の遠征の心配をしていたのである。「来年の事を言えば鬼が笑う」ということわざに出てくる鬼も苦笑いしたに違いない。しかし近畿地方最北端の灯台まで攻めていたのだからそうなっても仕方がないだろう。
そんな感じで悩みつつも自宅へ戻るまでの間にひとつのアイデアが浮かんでいた。
「逆に亀岡を巡ればよくないか?」と。
というわけで 2023年のアウェイ京都遠征では亀岡市内を中心に巡ってみました。どうぞご覧ください。
遠征1日目(8月5日(土))
出発~京都駅
今回は前日早朝に東京駅を出発する新幹線で京都入りしました。
京都駅に到着後、いきなりお土産の調達に走ります。
今回は試合翌日(8月7日(月))午前中の新幹線で関東に戻る予定でした。京都市内でお土はJR京都駅伊勢丹の地下1階「老舗 名店の味」で探すことが多いのですが、今回は帰りの新幹線の出発時刻の都合上帰り際に伊勢丹へ寄れなさそうだったので現地に到着した瞬間お土産選びをしたのでした。
※実際に購入したお土産は後述の「遠征アディショナルタイム」の項をご覧ください。
京都駅~亀岡駅
京都駅からは嵯峨野線に乗って亀岡へと向かいます。
京都駅から嵯峨野線に乗る時は進行方向前側に乗るといいと聞いていたのでそれに従ってみました。
醸かに嵯峨野線のプラットホームでもその他の路線との乗り換え口付近は込み合っていたのに、先の方の車両は座席にかなり余裕がありました。
サンガスタジアム by KYOCERA(※試合前日)
JR 亀岡駅の改札を出るとサンガスタジアムはもう目の前。嵯峨野線に乗って移動していた時点ではまだ亀岡でどこに行くかは決めていませんでしたが、スタジアムを目にしたら「そうか、とりあえずサンガスタジアムの周りを巡ってみればいいのか」と思い立ち、スタジアムをぐるっと1周してみることにしました。
子供向け全天候型遊び場
亀岡駅からサンガスタジアムまで歩いていると、数十メートル先には小さな子供連れの親子がふた組。
同じ方向へ歩いていたのでどこに何の用があって歩いているのだろうと疑問を持ちながら遠巻きに眺めていると、2組ともスタジアムの自動ドアをくぐっていきました。
そこで私も自動ドアを通ってみると......
なんかいい感じの子供向け遊び場が!
子供向けの施設に場違いな雰囲気を漂わせたソロの人間がひとりで現れエリアの様子をうかがっているだけでも怪しいのに、まして子供が遊んでる様子の写真なんて撮ろうものなら完全に要注意人物だ、自分ならスタッフに通報するに違いないと思ったので入り口以外の写真は撮らず早々にその場を離れたのですが、ここ、とても素敵な場所でした。
他の方も指摘した通り、夏は酷暑著しく冬も寒い現代日本で、屋内で親子で思いっきり走り回って遊べる場所って貴重だと思うんですよね。しかもオンラインで混雑状況も確認できるそうで。
スタジアムと言えども自分の想像を超えた使われ方をしているんだなと思ったのでした。
ほかにも前年時点からスタジアム内にある施設(ボルダリング場、保育年、3on3のバスケットコート)に加え、様々な施設ができていました。
コワーキングスペースとか、
フットサルコートとか(※試合当日に撮影したものなので試合イベント開催中でした)
ふと巡ってみればスタジアムの進化が感じ取れるので、遠征ついでに敢えて試合のない日にサンガスタジアムを巡ってみるのも楽しいものだなと思いました。
ランチ(りょうり洒落)
サンガスタジアムの周りを散歩していたらちょうどお昼時になり、おなかも空いてきたので亀岡駅の反対側に出てお昼ご飯を頂きました。
選んだお店は「りょうり洒落」。亀岡駅の改札からは5分もかからない程度の場所にあるお店です。
サンガスタジアムができたことで亀岡へ行く機会ができ、その中で初めて知ったのが亀岡牛。かめおかecoマルシェ(試合当日にスタジアムそばの芝生広場で開催している、地元食材を使った屋台イベント)で見かけてからずっと気に合っていて。だから亀岡牛入りのハンバーグランチを頂きました。
肉味はしっかりしつつも、おろしポン酢も相まってしつこさは皆無。
ただでさえ美味しいお肉は人を幸せにするのに、それが市内で完結するレベルの地産地消なのは羨ましいったらありゃしないです。いいなあ。
亀岡駅周辺さんぽ
この日の亀岡市は最高気温35°Cと非常に暑い日でしたが駅周辺を歩いてみました。町並みはちょっとレトロ感じでどこか懐かしい気分になります。
亀岡城周辺をぐるっと回ってみてみたら、目の前にサンガスタジアムが!
日常生活に溶け込んでいるスタジアムの風景はグッとくるものがありますね。
またJR亀岡駅もじっくり見てみました。試合当日だと人が多くて見づらい京都サンガF.C.にまつわる装飾も心ゆくまで鑑賞できます。
大規模なものから駅員さん手作りと思われる心温まるようなものまで、素敵な装飾で溢れているのです。自動改札機のストッパー部分まで装飾されているのはここだけな気がします。
こうして亀岡の町巡りをして、一旦ホテルに戻ったのでした(ちなみにスタジアム目の前のサンロイヤルホテルに宿泊してました、柏レイソルサポーターだけに)。
夕飯(87食堂)
この日は17時からサッカー女子ワールドカップのラウンド16の日だったので、ホテルに戻った後は代表ユニフォームに着替えて試合をリアタイしていました。
試合が終われば外はもう真っ暗。夕ご飯を食べるのにちょうどいい時間帯です。なので再び亀岡のまちなかへ。「87食堂」さんで夕飯を頂きました。
着席したら七輪が目の前に置かれます。
突き出し(=お通し)はセルフで七輪で焼くスタイル。赤く燃える炭を見ながら自分好みに焼いて食べるのは何とも楽しいものです。
メニューも京都らしさを感じさせるものや見た目にも楽しませる感じのものなどたくさんあり、どれも美味しいものばかりでした。
個人的にはノンアルコールメニューがとんでもなく充実しているのが嬉しかった!(下戸)
お腹いっぱい大満足になったあとは偶然開催されていた地元商店街のお祭りにも寄り道し、亀岡での一日を満喫したのでした。
そして宿に戻った後に食べた生麩まんじゅうに舌鼓を打ったのでした。
遠征2日目(8月6日(日))
亀岡牛専門店 牛肉Restaurant 牛楽
試合当日はお昼前から行動開始。いきなりランチからスタートです。
前日に食べた亀岡牛のハンバーグランチが美味しかったので今度は塊肉で食べたいと思い、電車に乗って専門店へやってきました。「亀岡牛専門店 牛肉Restaurant 牛楽」さんです。馬堀駅からすぐです。
今回は数量限定の亀岡牛リブステーキランチを頂きました。
熱々に焼かれたお肉が鉄板でジュージュー言いながら目の前に現れるだけで幸せな気分になれます。そして亀岡牛は塊で食べてもやっぱりおいしい。肉味はしっかり、それに反する脂の軽さ。もはやああ万歳といった感じ。
幸せを感じつつ、来たる試合に向けて英気を養ったのでした。
サンガスタジアム by KYOCERA(※試合当日)
昼食を食べ終わった後、馬堀から亀岡までは路線バスで戻りました。この日は市民ノーマイカーDAYということで市内のバス運賃がなんと無料。
バス車内の無料の案内方法が原始的でびっくり笑。
前日にも同じことを思っていましたが、日常生活の風景に溶け込むスタジアムは素晴らしいものです。
そして亀岡に到着してから一日半、ようやく試合当日のサンガスタジアムに見参です!!
サンガスタジアムはビジター側の入場口がピッチで言うところのコーナー付近からになるので、入った瞬間に俯瞰で見渡せるのがおおっとなります。
座席に荷物を置いた後は一旦退場してパーサくんとツーショット写真を撮ったりして試合前をエンジョイします。
そしていよいよ試合開始です!
試合の話
井原体制で待望の初勝利!
11試合ぶりの白星!
アディショナルタイムが長すぎて死ぬかと思った。。。
あと立田選手が泣いててこっちも泣くかと思ったし、犬飼選手に圧倒的感謝でした。
遠征3日目(8月7日(月))
この日は午後から外せない予定があったので観光はせずに直帰。京都駅の在来線改札内で買ったパンを食べながら帰途に着いたのでした。
遠征アディショナルタイム
帰宅してお土産を披露するまでがアウェイ遠征だと主張したい。
ただしこれは想定外だった。どんだけ亀岡亀岡してたんだ自分。
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おわりに
というわけで2023年のアウェイ京都遠征記でした!もはや半年前…
シーズン跨いだにもかかわらず読んで下さった方々本当にありがとうございます。感謝の気持ちを抑えきれません。
振り返りながら遠征記を書いているとまた京都遠征に行きたくなってきました。正直なんで今年は平日水曜ナイターなんだよと叫びたい気持ちで一杯です。2022、2023年と2年連続で8月6日開催だったので日付を変えろとは言ったけど水曜開催にしろとは言ってないんだよ日程くん。。。
今年も現地参戦してたら絶対に京都市内で光る君への聖地巡礼をしてたと思う。最近京都市内観光してないし(2022シーズンは伊根方面へ行っていた。今振り返ると経ヶ岬(近畿地方最北端の灯台)へ行ったのとか我ながら意味が分からない)。
そしてアウェイ京都といえばどうしても京都市内の観光に終始しがちですが、亀岡市内も街歩きをしてて思った以上に楽しいなと感じました。とても無計画で巡ったとは思えないくらい楽しめました。サンガスタジアムの進化はもちろん、今後どんどん京都サンガ色が増えていくんじゃないかという期待感も覚えました。
2週間後には2024シーズンの開幕戦、しかも対戦相手はまさかの京都サンガF.C.さんですが、今年もお互いに熱い試合になることを願って筆を置こうと思います。
京都サポさん再来週日立台に来たら柏のまちなかも楽しんでいってね!美味しい飲食店ならたくさんあるよ!!!!!
【おまけ】
実は試合で試合結果以上にインパクトが大きかったのはこれだったりする。