#30 スウェーデン・ストックホルム編 「言葉の壁を知り言葉の偉大さを知る」
2015年6月11日
朝御飯を食べていると同じ部屋のポーランドガールに、
ポ「今日は何するの?」
俺「今日はリザベーションデイだよ。君は?」
ポ「私はバーベキューに行くの。」
俺「いいね。」
朝からずっとパソコンとにらめっこ。
次の国、街、宿はどうするか、移動手段などの情報を調べる。
の筈がデスクトップの整理など余計な事もしてしまいかなりの時間が経ってしまった。
ポーランドガール「六時に買い出しに行くからキッチンに来てね。」
え!?俺も入ってんの!?
まぁ~ええか!
と思いキッチンに行くと勿論みんな外国人、会話は英語だ。
会話に入れない、付いていけない。
あーマジバーベキュー行くの嫌なって来た!!
俺「みんなごめん!家族と電話して来るよ!」と嘘を付いてしまった。
みんな「ノープログレム!ノープログレム!ゆっくり電話して来い!みんな待ってるから!」
いやじゃなくて…( ´Д`)y━・~~
電話した振りをしてると部屋に来て大丈夫か?と心配してくれるベトナム人のウィル。
なんだかんだで結局行くことに。笑
オーストラリア人の名前忘れてしまったごめんなさい、ラリアにしよう。ラリアは日本語が少し話せる。
ラリアもバーベキューに行くと分かり少し安心。話をしていると日本のゲーム会社で働いていた事があり、東京に住んでいたそうだ。
ラリア「ボクハクラシックギターガスキデース。オチャノミズハサイコウノギターストリートデース。」
そうなんや!知らんかった!
ベトナム人のウィル。見た目は悪そうな奴だがとってもいい奴だ。
ウィルは日本の漫画が大好きらしい。ちなみに下ネタも好きらしい。
ウィル「ドラゴンボールエーンドワンピースエーンド…GTO!ナンバーワンマンガGTO!オニズカ!」と興奮していた。笑
ウィルは「勇気」と「永遠」という漢字のタトゥー入れてたので後で写真撮らせてよ!と言うとやっぱりこれは格好良い漢字なんだな!!良かったぜ!!と喜んでいた。
意味知らんのかい!!笑
ウィルは小さい頃にスウェーデンに引っ越して来た的なこと行っていた。
ウィル「スウェーデンは最高に良い国だよ!ベトナムはあんまりさ!笑」
ウィルの中で出身国より良いと思う国スウェーデン。
やっぱり国民幸福度ランキング上位なだけある。
バーベキュー開始。ポーランド、ロシア、アメリカ、ベトナム、オーストラリア、インド、そして日本。
年齢も性別も国籍もばらばらだ。
どんだけ異文化コミュニケーションやねん!!笑
しかしそれを可能にしているのはやっぱり言葉であり英語だ。
言葉はどうにかなる、音楽の力で!とかよく言われるけどそれはまた違う話で…。
勿論音楽の力はとてつもなく偉大だ。
それは俺も人一倍わかっているとこの旅に出て自負している。
ただ実際問題は音楽で繋がる事は出来ても、相手の考えを、思いを、経験を知る事を俺は出来ていない。
これからやりたいこと、今までやって来たこと、家族のこと、彼女のこと、日本のこと、自分の国のこと、知りたいこと話したいことは沢山ある。
これらの情報の交換はやっぱり言葉、会話でしか出来ない。
音楽は偉大だ。そして言葉も同じく、偉大だ。
さっ!英語の勉強しよ!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?