前提条件を考える。
こんにちは、こやまです。
鍼灸整体師として、これまで多くの方が健康になる為のお手伝いをさせて頂きました。
施術でより高い効果をだすには知識や技術が無くてはならないですが、同時にコミュニケーションが欠かせません。
コミュニケーションを取ることによって距離感が近くなり回復目標達が成しやすい環境が整うからです。
なので、健康に関する話題を軸に幅広くお話をします。
お話をしていて現代人に共通する闇に気付いちゃいました…。
それは、前提条件が暗いことです。
50代主婦の方との会話でお葬式について話していた流れで、自分自身の最期はどうなるか?を話していました。
その方は「最後はやっぱり病院のベットやろー。」と。
それを聞いた僕は、寂しい気持ちでした…。
なぜなら、肩の痛みを取って心地よく家事をしたい!という目標をもって治療を続けているのですが、その方は自分自身の最期を病院のベットで死んでいくことを強くイメージしている。
極端な例えですが、バットエンドとわかっている映画の途中を見ているような感じでした。
それと同じような感覚になったのが、我が家の家族の会話。
早く結婚してほしい母親と結婚&出産の優先順位が低い妹との会話でした。
母「今、結婚しておかないと出産できる可能性も下がるし、このまま一人で老人になったらどうするの?」
妹「別に結婚がすべてじゃないし、老後は一人で老人ホームに入れるように貯金し始めたから大丈夫」
まさしく、バットエンドがネタバレしている映画の途中を見ている気分でした。
この記事では、たった2ケースの会話でしたが他にもおなじような会話を何度もしています。
多くの現代人は、人生の前提条件が暗い空気感を纏ったものが多いのではないかと感じます。
なぜなら現代は、
二人に一人はがんで死にます。
老後は一人3000万無いと穏やかに暮らせない。
給料が上がらないため結婚&出産できない。
などなど、暗くなるような言葉ばかりが耳に入ってきます。
それが事実なのかもしれません。
しかし、なぜその枠組みに自分自身をいれるのでしょうか?
自分自身の現状から見て未来はこうだと予測を立てたのでしょうか?
だったら、今すぐその前提条件を変えようとは思わないのでしょうか?
人生の前提条件が暗いということは、あなたの人生の頂点がそれまでということです。
世論であなたの前提条件を決めてしまうのは勿体ないと思います。
達成できなくても、無謀だと思っても、誰かに大笑いされそうなくらいの前提条件を設定しておくべきです。
前提条件を書き換えた瞬間から未来は変化します。
なかなか取れなかった痛みが取れ始める方もいらっしゃいます。
前提条件を書き換えることなんて、自分にしかわからない事。
軽く、明るく、温かい前提条件に好き勝手に変えちゃってください。
そんな前向きな気持ちはでてこない!
なんて、言いたい方は恐らく身体に疲労が溜まりすぎているのかもしれません。
ゆっくりお風呂に浸かったり、食事を見直してみたりして回復させることに徹してみてください。
それでも、元気が出なければ相談してくださいね(^^)/