【MEBIUS WORLD】世界には、「陸地」に定住する生活ではなく、「海洋」に漂海する生活もある。
【MEBIUS WORLD】
僕は、本と人との出逢いから、メビウスの全てを学んだ。
自分の気持ちが高まる物語(HI-story)、
それを人は歴史と呼ぶ(history)。
◎「陸地」と「定住」
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「陸地に家を持ち、定住すること」が、
住むというスタイルだと思いがちだが、
「海を漂いながら、定住せず、海に住む」
というライフスタイルもある。
海で生まれ、海に生き、海で死ぬ、知られざる海の民のドキュメント。
家族全員が船に乗り、珊瑚礁の海を行き来し、小魚やナマコを捕る。
三ヵ月に一度か二度、干物を売りに島に寄り、また海に帰る。
フィリピンのスールー(静かな)海で、出生証明も国籍もない海の民と暮らした著者のノンフィクション
『漂海民』(門田修)
フィリピンのスールー海に住む、バジャウ族という漂海民と一緒に暮らしたことがある。
きっかけは、日本人のジャーナリストが、バジャウ族を訪問したドキュメンタリーである『漂海民』(門田修)という本だった。その本を読み、彼らの暮らしに驚きを受け、その本に書かれている場所を目指し、その本に書かれている人々を訪れた。
■バジャウ族
彼らにとっては、海が冷蔵庫だった。
だから、魚を取りすぎる必要がない。
必要なときは、海という冷蔵庫にとりにいけばいいから。
彼らにとっては、雨が飲み水だった。
だから、雨が降ると、たらいで水を溜める。
必要なものしか持っていない彼らの空は、
有害なものがないから、雨は飲み水になる。
本当に大切なものだけを抱えて、
好きなときに、好きなところへ、好きな人と動いていく。
本当の『自由』とは、そういう意味だということを知った。
■『漂海民』(門田修)
https://www.amazon.co.jp/dp/4309011535
【エッセンシャル出版社・価値創造部】
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自分を、人生を、世界を、学び遊びながら探求し、
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また本が売れなくなっているというこの時代に、少しでも皆様にお伝えしたいという気持ちの糧になります。