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note公式マガジンに追加されて気づいたちいさな創作のよろこびというかしあわせというか
Gmailに自分が最近書いたブルガリア旅行の記事がマガジンに追加されました、という通知が来た。よくわかんない機能だったので調べると各自好きに公開されているnoteをキュレーションできるらしい。
ふーん、どこの誰かのなにかに刺さったのか、と思ってもう一回見てみるとどうやらnote公式マガジンだった。選定ロジックは不明だけど、これに追加されたおかげかちょこちょこと「スキ」をもらえている。別に僕は何か自分の創作が世間に認められたいとかそういう野心はないんだけど(微塵もないといえば嘘になるかもだけど)、なんかこう世界のどこかにいる(もっと言えば僕はいまnote読者の多数派であろう日本から1万キロ以上遠くのイギリスにいるので)会ったこともないし僕のことを知らない誰かが、僕が書いた文を読んで、なんかいいなって思って、「スキ」を押すOne Stepを踏んでくれる。なんかここに創作(というほどではないにせよ)のちいさなちいさなしあわせと喜びがあるような気がした金曜日だった。
なんとなーく、これに似たような感情を抱いたことがあったことを思い出した。
僕はひそひそとLineスタンプを恥ずかしながらこの世に出してしまっているのだが、最初の最初(もう10年くらい前かも)は作ったよ!って友達とかに宣伝まがいのことをしていた。だって誰も僕のことなんて知らないわけじゃないですか。だからおそらく最初は僕のLineスタンプだって「僕」が描いたから買ってくれるという友達や知人がメインだったはずなのだ。しかし彼ら彼女らがLineの中で僕の知らない彼彼女たちの友人に使ってくれてそれを誰かがいいなっておもって課金してくれたとき、その瞬間に僕が生み出したプチ創作は「僕」という個人から切り離されるのだなと思った。いわば「独り立ち」、もはやそこには作者としての僕が介在することはなくもっとより純粋に創作に対しての価値判断がなされているってことだな、と。なんかそのときに僕が生み出した何かが誰かの心のなにかにちょっとでも響いたんだな、と思ってとても嬉しい気持ちになったのを思い出した。
サラリーマンとしてボケーっと(してないけど)7、8時間座っててもらえる給料の方が、そりゃ多いかもしれないけれど僕が会社とかもっと言えば「僕」の看板を外してゼロからこの世界に産み落とした何かが、どこかの誰かに届いて1円だろうが自分自身に金銭的対価をもたらす......。結局僕らは芸術家に離れないかもしれないけれども、市井の一サラリーマンとしてConsumerでしかない日々であるはずのところからちょっとしたとはいえcreator である存在になれるってのはなんかちょっとパラレルに自分の可能性を垣間見れるようでワクワクするなって思ったのだった。
ということでもしあなたのこころの何かに刺さったらこちらもよろしくお願いしますね。
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ということでLineにせよNoteにせよ一般の人々がちょっとした創作のちいさなちいさなよろこびやうれしさを感じ、Creator目線をもつに寄与しているのはなんか思っておる以上に意義があるんじゃないかなって思った。目指そう一億総クリエイター社会。