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ソフィアは何かしらんがいいぞ、を言語化してみたらソフィアはブルガリアの熊本や松山なんじゃないかと思ったりした。


ソフィアは何かしらんがいいぞっていうほど知らないんですが、2泊3日でブルガリアの首都、ソフィアに事前知識なしで行ってきたのだがなかなかいい街だった。よくわからないけどいいぞって雰囲気だったのでなんでそう思ったのかを少し考えながら言語化しようと思う。

1、歩いてまわれる規模がいい
主要観光地が徒歩圏内にまとまっているので、歩いてふらふらまわることができるので単純に便利である。街中にグラフィックがあったり街路樹の雰囲気などもなかなか面白い。あと東欧風の建物からトルコ風の建物など色々多様な建築もあってよい。あといきなり遺跡出てくるのもよい。歩いて観光できる規模感って大事でなんか数往復したら手に取ってわかる感じが好き。あと空港と街が近くて電車でつながってるのも旅行者に助かる、しかもたった1.6lv。イエローライン(メトロNo.4)でターミナル2から街中に出れる。


2、人が多くないけどちょうどいい
パリやロンドンと比べてなかなか観光地としての知名度はおちるソフィア、あまり観光客もいないし街中を歩いてる人もロンドンと比べると全然少ない。けど寂れている感じもしないくらいの人通りはあるしちゃんと首都らしくハイブランドの通りもあるしなんかおしゃれなお店もある。一方で、チェーンなどは少ないので(マクドナルドとスタバくらいしかグローバルチェーンを見ていない気がする)地場のお店だったりまだまだ専門店やマーケットなども出ていていい意味での辺境っぽさもよい。マーケットでよくわかんないビワみたいな果物とチェリーを量り売りで買った。


3、路面電車がいい
個人的な趣味だが路面電車が走ってる街が好きである。ソフィアは複数系統が走っていて街の風景をつくっている。あと大通りだけじゃなく結構狭い道にも入ってきて楽しい。あと見た目だけでなくもちろん実用面でもクレジットカードタッチで乗れるので観光の足としても便利、バスよりハードル低いし(けどソフィアのバスは乗ってみたけどGoogle Map使えば別にハードル高くなかった)。メトロもだけど一乗車1.6lvで安い。


4、値段がちょうどいい
西欧の都市と比べると物価が半分くらいなので、高いので買い物や外食、ちょっとしたカフェを躊躇するということがないのもいいなと思った(各位のお財布事情次第でしょうが、僕は貧乏性なので...)。よくわからないものだって値段が高くなければチャレンジしてみようかという気になるので(キリル文字だとたいていよくわかんない)そうしたストレスも少ないし歩き疲れたから適当にカフェに入ろうだって気軽にできる。


5、温泉水汲み場があるのが(とても)いい
街の中心に温泉水汲み場があり市民がボトル持参で水を汲んでいるまるで日本の温泉町みたいな風景が日常の風景としてあるのは日本人からすると何だか親しみを感じる気がする。飲んでみたが結構美味しいので、これを利用すればミネラルウォーター買う必要もないかも。ただ湯加減も完璧なのでこれを利用した温泉施設を市内に作ってくれ〜と思わずにはいられない。とりあえずバシャバシャ顔を洗った。


アジア系は少ない(ほぼみない)けど治安の心配も感じなかったし、たぶん中東やアフリカなどからの移民もかなり少なそう(別に治安に因果があるという話ではない)。ロンドンがアジア系、黒人、インド系、中東系などたくさん見ることと比べると結構雰囲気違うなと思った。英語は通じない人も少なくないけど同じくらい通じる人もいる。若い人はだいたい通じる気がした。名古屋大阪じゃないんだけど、仙台とか福岡でもまだないんだけど、日本の各地域中心2番手くらいのけどある程度市街地が賑わっている街の感じがある。なんか松山、熊本みたいな。広島でもいいかもだけど広島だと行き過ぎかも。ていうかソフィアの街は結構街中に唐突に遺跡が出てくるんですが、そういうのもなんか日本の城下町の城跡みたいじゃない?って気がしてきた。ソフィア、ブルガリアの松山や熊本説、あながち冗談じゃないかもしれない。ちょっと行ったら自然あるところとか、路面電車走ってるところとか、遺跡(城)あるところとか。松山に至っては街中に(道後)温泉だってあるし(汲めるかしらんけど)。気になって調べてみたら人口はソフィアが120万ほど、熊本、松山が70万、50万程度それぞれらしい。定義は違うかもだけど都市圏人口などはソフィアが160万、110万、70万くらいらしい。人口規模的にはソフィアはさすがに一国の首都なので大きいが何と無く感じる雰囲気はこの辺りの都市っぽいなと思ったのだった。あ、大前提として熊本も松山も大好きなのですごく好意的な感想です。


いやーよかったです、ソフィア。また行きたい。

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