写真で綴る、あこがれの川越
風鈴がたくさん揺れる神社があるんだって。
そんな話を初めて聞いたのはいつだったか。
家から電車を乗り継いで1時間ちょっと。行こうと思えば行ける距離にある上に、実は何度か仕事で訪れたこともある、川越。それでも、「小江戸」と呼ばれる古い町並みや、風鈴の揺れる氷川神社にはなんとなく訪れないまま、頭の片隅にちょこんと置いていた。
でも、それはきっと、今日のためにとって置いたんだと思う。
「同時多発フォトウォーク」
大阪で。台湾で。ロサンゼルスで。新潟で。そしてわたしは川越で。日本のあちこちで、世界のあちこちで、オンラインコミュニティ「旅と写真と文章と」の仲間がカメラを片手に思い思いの世界を切り撮った。
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川越駅で待ち合わせ。
カメラのイラストの入ったTシャツを着て、カメラを肩にかけていたわたし。スタバでアイスのカフェラテを買ったら、お姉さんがカメラのイラストを書いてくれて。こういうちょっとした優しさ、嬉しいなあ。
商店街を抜けて
レトロな建物が並ぶ町並み。
フォントがいちいち可愛い。
そしたらふと、トルコ雑貨屋さんを見つけてしまって、ちょっと寄り道。
そして小江戸エリアへ。
古い街並みって、なんでこう無条件にきゅんきゅんするんだろうか。
ちょっと休憩を挟んで、いよいよ本日のメイン、川越氷川神社へ。
数えきれない、風鈴。ガラスの透明感と、その向こうに見える緑と。
時折さーっと風が吹き、風鈴が一斉に涼しげな音色を奏でる。
じめじめと暑い夏を乗り切る、先人の知恵。
氷川神社は風鈴で有名だけれど、実はそれ以外にもフォトジェニックなものがたくさん。
ひたすらに、カメラを向ける。撮る、撮る、撮る。この瞬間を、切り撮りたくて。誰かにこの景色を、伝えたくて。
カメラを持って、次はどの街を訪れようか。
そんなことを考えるだけで、わくわくが止まらない。
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