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理系出身の2人が経営コンサルに興味を持った理由とは|25卒インタビュー
こんにちは、エスネットワークスの新卒採用担当です!
内定者インタビュー第3回は、「理系出身者が経営コンサルタントを選んだ理由」をテーマにお届けします。
2025年入社予定内定者2人に研究への取り組みや就職活動の進め方、そして数ある会社の中からエスネットワークスに入社を決めた理由について伺いました。
就職活動中の皆さまにとって少しでも参考になると嬉しいです。ぜひご覧ください!
▼前回の内定者インタビューはこちらから!
|プロフィール
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―まずは簡単に自己紹介をお願いします!
T.Y.
早稲田大学大学院の先進理工学研究科で物理を専攻し、液晶に関する研究を行っていました。趣味は謎解きと音楽で、歌やギターが好きです。数学と物理が好きで、理科と数学の教員免許を取得し、修士1年目に非常勤講師として働いた経験があります。
S.S.
名古屋大学大学院の理学研究科で生命理学を専攻し、土壌に生息するカビの研究をしていました。趣味は映画鑑賞と旅行です。
|理系学部を選んだ理由と研究テーマについて
―とても興味深いテーマの研究されていたお二人ですが、理系に進学しようと思ったきっかけや研究テーマを選んだ経緯について教えてください。
T.Y.
大学では物理を体系的に学びたいと思い、理系学部を選択しました。液晶を研究テーマに選んだのは、身近でありながら学ぶ機会が少ない分野に挑戦したかったからです。研究を大学4年生の1年間だけで終えるのはもったいないと感じ、修士課程に進学し、3年間で専門的な知識と経験を深めることができました。
その一方で、研究を進める中で成果を出すにはさらに多くの時間が必要だと感じるようになり「同じテーマに6年間取り組むより、新しいステップに挑戦したい」と思い、就職を選びました。
S.S.
私も理学部へ進学したかったため、理系学部への進学を決めていました。ただ、専攻については生物と物理のどちらにするかで迷いました。それまで生物を本格的に学んだ経験がなかったこともあり、新しい分野に挑戦したいと思ったことと、『なぜ宇宙や生き物が存在するのか』という根源的な問いへの興味が重なり、生物を選ぶことにしました。
大学では植物の研究室に所属し、研究テーマを自分で選定。当時、研究室内でカビをテーマにしている人がいなかったため、まずは実験環境を整えるところから始め、実験手法を自分で確立していきました。 その過程で研究への愛着が芽生えましたね(笑)。
「最後まで自分の手で研究を続けたい」と思う様になり、博士課程への進学を決断しました。Tさんのように新たなステップを考えることも素晴らしい選択だと思いますが、私は「自分が納得するまで研究を突き詰めたい」という思いと、研究への愛着心から博士課程を選びました。
T.Y.
Sさんの研究に打ち込める姿勢は本当にすごいと思います!私が博士課程に進むとしたら、多分別のテーマを選んでいたなと(笑)。自分のテーマに愛着を持って、深く追求する力を尊敬します。
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|就職活動の進め方と軸
―研究で忙しい日々を送っていたと思いますが、どのタイミングで就活を始め、どのように取り組んでいたのでしょうか?
T.Y.
研究に影響が出ないよう、遅くても修士2年の5月から7月後半までには就活を終えたいと考えていました。そのため、合同説明会などが開始された1年の10月頃から就活を開始。年内に業界を絞ることを目標に、就活イベントに友人と一緒に参加して情報収集を進めました。
就活を進める中で、日中の面接スケジュールと研究の合間を調整するのが大変でしたが、計画的に取り組むことで何とか両立させることができました。
S.S.
私は博士3年の4月から就活を始めました。
短期集中で効率よく進めたかったので、就活サイトに自分の情報を詳しく書き込み、そこからオファーやスカウトをいただいた企業の説明会や選考に参加する、というスタイルで進めました。
Tさんに比べると、少し受け身な就活だったかもしれません。しかし企業の人事の方が事前に私の情報を見て、ある程度適性があると判断したうえで声をかけてくださったと考えていたので、その中から企業情報を深掘りした方が効率的だと感じていました。ただし声をかけていただいた企業をすべて深堀したかでいうとそうではなく、私自身が興味を持てる仕事か否かを大事にしていました。
―企業や仕事を選ぶ際、特に大事にしていたポイントは何だったのでしょうか?
S.S.
私は「好奇心を持って仕事に取り組めること」と「人の役に立てること」の2つを軸にしていました。ただし、「人の役に立てること」に関しては、どんな仕事でも誰かの役に立つ側面があると考えていたため、そこまで重視しませんでした。
T.Y.
私も「自分が楽しめる環境」で働けることを一番大事にしていました。もちろん、自分に合った仕事を選ぶのも大切ですが、それ以上に、単純作業ではなく毎回しっかり考えながら取り組める仕事のほうが面白そうだと思ったためです。
そのために、企業のキャリアプランや仕事内容を詳しく調べたり、人事の方や実際に働いている社員の方に直接お話を聞いたりしました。情報を集めながら、「自分に合っているかどうか」とか「楽しく働ける環境かどうか」をじっくり見極めていきましたね。
―数ある仕事の中で、経営コンサルタントを選んだ理由を教えてください。
S.S
私は就活では自分の軸を大切にしながら、オファーをいただいた企業の業界を幅広く調べていました。SEやCROなど特定の分野に絞らずに検討していた中で、エスネットワークスからオファーをいただいたのがコンサル業界に興味を持ったきっかけです。
その際、「そういえば、会社がどうやって成り立っているのかを全然知らないな」と気づき、経営コンサルタントについて調べ始めました。 もともと経営に関する知識や興味はほとんどありませんでしたが、調べていくうちに、企業がどのように運営されているのか、その全体像を理解することがとても面白いと感じるようになりました。
T.Y.
当初はメーカーや研究職に興味を持っていましたが、合同説明会で友人と一緒に話を聞く中で、コンサルタントの仕事内容に魅力を感じるようになりました。特に、課題に対して深く考えることが求められる環境が楽しそうだと感じたことが大きなきっかけです。その直感を信じて、コンサル業界を目指すことにしました。
経営コンサルタントを選んだのは、会社の上流から下流まで幅広いプロセスに関わることで、経営に関する知識を身につけられる点に惹かれたからです。正直、「経営」という言葉そのものに最初から強い興味があったわけではありません。でも、実際にそのプロセスに触れながら学べる仕事だと分かった時、「これなら自分に合っている!」と感じました。
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|エスネットワークスに入社を決めた理由
―お2人とも、就活を進める中で『コンサル業界』や『経営』に興味を持つようになったのですね。そんな中で、最終的にエスネットワークスへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
T.Y.
実はエスネットワークスを含めて5社のコンサルティング会社から内定をいただいており、率直に言うと当初はエスネットワークスの志望度はそれほど高くありませんでした。
理由として、私は「会社の成長がその人の成長につながる」と考えていたためです。しかし、選考過程で高畠さんの考えを聞く機会があり、個人の成長や人材育成に関する考えを聞き、「会社の成長=個人の成長」ではないことに気付きました。
最終的に私の心が動いたのは、社員の雰囲気の良さです。選考時や内定後に何人もの社員の方とお話ししましたが、どの方も親しみやすく、前向きに働く姿勢を持つ方が多い印象を受けました。また、社員の方とのお話の中で一人ひとりの裁量が大きいことを知り、自分にとってチャレンジしがいのある環境だと感じました。
S.S.
私はある程度業界を絞ったうえで、仕事を選ぶ際に「人の役に立つこと」を軸にしていました。エスネットワークスの「お客さまに寄り添いながら課題を解決していく姿勢」に共感し、自分もそのような形で人の役に立ちたいと思ったのが大きな理由です。
さらに、選考を通じて感じた社員の雰囲気も決め手の一つです。面接の際、社員の皆さまが私の考えや価値観をしっかり受け止めようとしてくださる姿勢から、信頼感を抱くことができました。また、選考中に社員の方に仕事に対するやりがいやモチベーションについて直接お話を伺ったのですが、その内容が自分の価値観と重なる部分が多く、「この環境なら自分も好奇心を持って楽しく働ける」と感じ、入社を決めました。
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―では最後に、現時点で考えている将来について教えていただけますか。
S.S
私はエスネットワークスの「経営を科学する」という言葉に魅力を感じています。経営というものを、バイオロジカル(生物学的)な視点から紐解き、体系的に理解しながら向き合っていきたいと思っています。
そのために、常駐型のコンサルティングを通じて、会社の下流から上流まで幅広く携わり、会社がどのように成り立っているのかをしっかりと理解していきたいです。そうした知識や経験を積み重ねた先で、経営者として会社を運営する立場に挑戦したいと考えています。
T.Y.
私はもともと「考えること」が好きで、論理的な視点を重視しながら、数学や物理を通じて問題解決力を培ってきました。この思考法を活かし、実践的な課題解決に取り組むコンサルティングの分野で力を発揮したいと考えています。将来的には、クライアントやチームからの信頼があり、案件を進めることができる人材になりたいと思います。
コンサルタントとして一人前になるには時間がかかると思うので、まずは自分が納得できるレベルのスキルを身につけることを短期的な目標としています。そのために、これからも新しい課題に積極的に取り組み、経験を重ねていきたいです!
本日もご覧いただきありがとうございました!
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