孤独感、うつ、不安について・・・

ここ十数年は、孤独感が世界的な増加傾向にある。

世界237カ国で約4万人に行われた調査では、若い世代ほど寂しさに悩む現象が世界中で見られ、特に個人主義の文化が知られる国ほど孤独感が強かった。

2018年にはイギリス政府が、孤独は国を挙げて取り組むべき社会問題だと宣言した他、日本でも自分は孤独だと感じる15歳の子供の割合が29.8%にも上る。

どれだけSNSでフォロワーの数が多かろうが、どれだけ他人と付き合っていようが、なぜか心が満たされない現代人の心性がうかがえる。

鬱と不安の増加も世界的な問題。

各国の幸福レベルは、現代では富裕層ほど不安障害の数が多く、国民の健康を損なっている。

具体的には、貧困国と富裕国では不安障害の発症率には3倍以上の差があり、やはり若年層ほどこの問題に苦しみやすい。

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