断捨離で集中力アップ
人間一人一人がそれぞれの人生で持っているパフォーマンスというのは、「時間×集中力」です。
100の集中力で50年生きた人と、30の力で80年生きた人を比べたら、100の集中力で生きた人の方がより密度の濃い人生を送ったということになります。
そこで注目して欲しいのが、断捨離です。
いわゆる断捨離のいいところは、その集中力をアップさせること。
人間の注意力や集中力というのは、選択肢のオプションが多ければ多いほど阻害されてしまいます。
例えば、家で何か書き物をしようと机に向かっている時、テレビはつけっぱなしで、ロックの音楽を流していて、キッチンから料理の匂いが流れてきたら、注意力が散漫になりまともに書き物なんでできないでしょう。
それと同じで家の中にあるものを減らせば減らすほど、気が散る対象が減るので逆に集中してできます。
そうすると、成功する確率も高まります。
よく自分の家だと集中できないのに、カフェで仕事や読書をすると集中できることがあります。
それは、ある意味当然のことなのです。
自分の家では集中できないのに、周りに他人がいて騒音だらけのカフェの方がはるかに集中できます。
なぜなら、「自分の持ち物以外は何もない状態」だからなのです。
断捨離をするということは、つまり自分の集中力を分散させてしまう余計なものを捨てることによって、本当に必要なやるべきことに、その分の集中力が注がれることで、やるべきことが効率化されて、より良い結果を生み出せるのです。