エイジズムとは知っているか?

エイジズムとは、現代社会に特有なもの。

簡単に言えば、老化に対するネガティブな印象を意味する言葉で、「高齢者は社会的な弱者、歳を取ると体中にガタがくる、老けた人は頑固」といった否定的なイメージはすべてエイジズムの一種。

世間が老人を弱者として見るケースだけではなく、高齢者自身が「私はもう老いぼれだ・・・」などと自己を卑下したり、反対に周囲がお年寄りを過保護に扱ってしまうようなパターンも含まれる。

単なるイメージの問題とあなどるなかれ、加齢に対する印象の良し悪しは、自分に若さと寿命を左右するインパクトを持つ。

老化に対する考え方はポジティブな人は痴呆のリスクが下がりやすい。

ポジティブな思考がストレスを和らげ、認知症の防御壁のような働きをする。

具体的な数値を挙げると、加齢について経験が豊富や思慮深いといった前向きなイメージを持つ人は、49.8%も認知症の発症率が低い傾向がある。

この数字は、食習慣や運動の改善効果に匹敵するレベルである。

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