アイヌねぎ 行者にんにく【どう呼んだらええねん】
ういっすダイチです!
雪も姿を潜めて暖かい陽気が顔を出してきましたね。
私は北海道に籍を置いている身ですが、北海道の春先と言えばあれがありますよね?
アイヌねぎ
ですよね??
こいつって呼び方いろいろありますが、どれが正式なんですかね。
「アイヌねぎ」「ヒトビロ・キトビロ」「行者ニンニク」と呼び名はありますね。
アイヌ民族や行者が栄養源として食べていたとして「行者ニンニク」と言うようになったと諸説あるそうです。
私自身は、アイヌ文化を重んじていきたいので「アイヌねぎ」と呼ばせていただいております。
さあ、そんなアイヌねぎですが、どこに生息しているかというと
山
それも崖
写真だと迫力が伝わりにくい感じですね。険しい急斜面にひっそりと群生するアイヌねぎを狙っていきたいとおもいます。
やってまいりました。周りを見渡してもなーんもない、絶好の山菜スポットですね。さあ早速探索だぁー!
その前に注意事項です
農林水産省等も発令していますが、アイヌねぎに似た植物も多々生息しており、特にこのイヌサフランには気をつけてください。「コルヒチン」という猛毒を有しており、少し食べただけでも下痢や嘔吐、皮膚の知覚減退、呼吸困難などの症状を引き起こし、重篤な場合には死亡することがあります。
この根元付近にかけて赤くなっているのがアイヌねぎになります。また匂いも、ねぎ特有の少々目にしみるような匂いで、慣れればすぐに判別がつきますが、十分注意して収穫しましょう。
気を取り直して登っていきましょう。天気はいい感じに晴れております。ダウンジャケットの着用は失敗だったかな?と思うような陽気でした。
30分ほど登ってきましたが、まだねぎには出会えておりません。
雪が溶けたばかりで、ぬかるんだ足元に体力を奪われながら歩みを進めると
ついに出会えた!この落ち葉の茶色の中に爛々と緑に輝く山菜こそアイヌねぎです!このように、春先の山中ではアイヌねぎは、よく目立ちますね。
しかしあの場に生息していたアイヌねぎは、小ぶりなものが多かったので、乱獲とはいきませんでしたね。まだまだ探しますよ。
小一時間登っていくと…
あっ!これは…
めっちゃいますね!えっ?わかりずらいですかね?ですかね?
ここら辺にめちゃくちゃ生息してました。しかも太くて食べ頃のやつらがたくさんいましたね。
4時間ほど、探索して成果は…
こちらほんの一部でございます。親戚や知り合いに配る分含めて採ってまいりました。
探すのや採るのはもちろん楽しいですが、本番はここからですよね。次回は、調理していきたいとおもいます。
みなさんは、採取しにいく際は、採り間違えとケガだけには十分注意して素晴らしいアイヌねぎライフをお楽しみください。
ありがとうございました。
ダイチ
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