'不'純喫茶の思い出
9月23日に、'不'純喫茶パーティーに行った。
出演は、曽我部恵一さん(サニーデイ・サービス)、松本素生さん(GOING UNDER GROUND)、難波里奈さん(純喫茶コレクション)
風の強い高円寺をしばらく散策し、おそろいのバングルを買った。
会場の恵崎商店に着くと、すでに何人かの人が並んでいた。そこまで待つことなく、順番に中に呼ばれて席を取り、迷いながらも喫茶メニューを注文。
これからどんなライブとなるのか。
空間と時間に身を委ねる中、松本素生さんと曽我部恵一さん、それぞれのトークとライブがゆっくりと流れていった。
(当日は撮影OK)
松本素生さんライブ セットリスト
『Soul Train』
『ばらの花(くるりカバー)』
『東京』
曽我部恵一さんライブ セットリスト
『small town summer wind』
『瞬間と永遠』
『夜のメロディ』
『白い恋人』
『one day』
座った席は、出演者のすぐ隣。
今までに経験したことがない距離で素生さんと曽我部さんの歌を聴くことができて、鳥肌が立った。トークの時とは声が違う。響きが違う。
歌ってすごい。歌いあげなくても、ギターを強く鳴らさなくても、伝わってくるものがある。
とくに、曽我部さんのライブは、音楽を奏でて、その場の空気そのものを作っているようだった。力ではないのに、圧倒された。自然で前向きな気持ちになれた。
曽我部さんとはいろいろとお話しすることもでき、サインもいただいた。
FOUR CATSのTシャツを、良いですねと言ってもらえて嬉しくて、どこで買ったんですか?と聞かれたけど、とっさに「ネットで」と、曖昧なこたえをしてしまったのは少し心残りである。
とても良い思い出になった。
(shimizuさんという、イラストレーターの方のTシャツです。)
会場にいた時より家に着いてからの方が、余韻を感じて、感動が体に残っていて、ヘブンのLPを何回も聴いた。
貴重な経験だったし、体感した時間や音楽、話した言葉、喫茶メニューの味、一人一人の充実した笑顔が心に残っている。
タイミングが合えばこそ、人と会ったり何処かへ出かけたりするのは、大事なことだと思った。
人から伝わるものは、確かにあると思った。
バングルを買ったお店でブローチも買った。
高円寺の思い出。
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