面白い!!と思う文章には何があるのか?
これは面白い!!
と思わせる文章には、
ある秘訣が隠されています。
それは、
『常 識 破 壊』
なんです。
出版社の人間らしく、
少しプロらしいnoteもたまには、
書いていけたらなと思うけど🤔
まず、雑誌と違い書籍の魅力は、
著者の視点の面白さ、驚きにあります。
思い浮かべてください。
自分が芸人さんの漫才をみて笑ったり、
本を読んで夢中になるのも、
目を丸くしてしまう人の話も、
想像を越えたものには、
自分のフィルターからでは
決して見ることのできない視点、
表現があるからだと思います。
世の中には沢山の常識が転がっているでしょ?
社会通念なるものが沢山ありますよね。
それらを覆すだけの着眼点を持つ人が
著者、作家ではないでしょうか。
ケーキは甘いものだ。
政治家は学歴が高いものだ。
スポーツマンは爽やかだ。
お金持ちは自由で幸せだ。
などなど、
みんながそうだよね!そうだよなぁ…
と思い込んでいる
常識を覆すようなあなただけの視点、
考え方がなければ誰もあなたの文章を読んで
面白いとは思わない。
読ませる文章に必要な力は、
常識を疑う思考、
ものごとを逆に捉える発想力
だったりする。
それ以外に何かあるかなぁと言えば、
一発逆転のストーリーでしょうね。
(人の興味は極論2つしかありません。人の不幸話しか、ドン底からの逆転ストーリーです)
話を戻して、
その思考、発想力を養うために必要なこと。
それは、
よくものごとを観察する習慣だし、
違和感を大切にしていく習慣だし、
読書であると思うんですよ。
もう一つ。
日常生活の中で、テーマはなんでもいい。
思い出して見る訓練をすることかなぁ。
お父さん、お母さん、
夏休み、旅行の思い出、
小学校、部活、学校の先生、
コンビニ、山でも川でも何でもいい。
これらのありきたりなお題に対して
自分の過去を思い出してみると、
ありきたりな常識とは違う
自分だけの体験、感じたことが出てくるはず。
それが、あなたにしか書けないこと、
表現や描写に繋がっていきます。
ミリオンセラー、
『人生がときめく片づけの魔法』の
こんまりさんは、捨てるじゃなく、
ときめくものだけを残すと表現したように。
たったそれだけで常識破壊しちゃうわけです。
あ、これも大事だわ。
最後にお伝えしたいのは、
そもそも人は他人が書いた文章になんて
興味はないんです。有名人じゃない限り。
とくに情報氾濫の時代、
スマホでパッパって検索したり、
楽しむ材料が沢山転がっている時代に、
わざわざ他人の文章に時間を割いて読むなんて
よっぽどなんですよね。
じゃあ、それを押しのけてまで読ませてしまうパワーって何??って言うと、
当たり前すぎることだけど、
誰でもできる方法は、一つだけです。
書き手の自分が面白い!
と思える文章かってことなのですよ。
自分の書いたものが好き!
って思えるかなんですよね。
これ、絶対条件です。
ソクラテスがこんな名言を吐いていました。
『シビレエイは、自分も痺れているから
触れる者を痺れさせることができる』
って。
以上、簡単なようで難しいかもしれないけど、
常識破壊!という言葉だけでも頭の片隅に入れておいてみてください😉