17歳の時から続けていること
飽き性を自称しているが、17歳の時から6年間毎年続けていることが、1つだけある。
その歳の最後の日、つまり誕生日の前日に「〇〇歳の日記」というタイトルの文章を書くことだ。
日記にはその歳にしたこと、次の歳にしたいこと、その時々のひりひりとした野望や情熱、不安と希望が書かれている。私は日記を見返すと、その時の感情を思い出すことができる。
3ヶ月前の自分さえ他人の私にとって、彼方の人である数年前の自分に、文章を通して触れられることはすごく面白い。自分しか見ない日記はいつも赤裸々に書いているけれど、この〇〇歳の日記はひときわに正直だ。
例えば17歳の日記には、これから歳をとるにつれて、若さゆえのナイフのような野望や情熱、高揚感を感じられなくなることが怖いと書かれている。
そうだ。私は10代の頃、20代になることがとても怖いと思っていた。大人に染まってしまうことが怖いと思っていた。今は大人にも色々な種類があることがわかるが、当時は大人といえば、我慢ができる社交的な人というイメージだった。
毎日家と学校の往復だったから、そういう大人しか知らなかったのだ。
20代の今は、色々な人がいること、色々な生き方があることを知っている。だから30代になることの恐怖はない。体力が減ることや肌が変わることは、ちょっと怖いけれど、楽しみなことも多い。
今の生活を、大学生の頃は全く予想していなかった。だから、数年後の生活もきっと今の私が想像できないものだろう。
〇〇歳の日記は今後も続いていく。その日記に何が書かれるか、その日記を読み返す時私が何を感じるか、今後も私自身を見守っていきたい。
いいなと思ったら応援しよう!
いつもありがとうございます🤍