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note|蒟蒻芋さんのnoteを読んだ

本来は土曜日に更新している「note」のマガジンを日曜日に公開。1週間で読んだnoteのなかから心に残ったものを紹介しています。今日は、蒟蒻芋さんの「書くは料理に似ている気がする」を取り上げさせていただきます。

私にとって日記を書くのは、冷蔵庫から食材を取り出すのに似ている気がする。料理のための素材を準備している様子。
それは、”日記”の一つ一つがジャガイモ、たまねぎ、にんじんのような素材であり、文と文をつなぐための文章が調味料のようである。これはまるでカレーを作るようだ。
だから料理に似てる気がする。

これが日記を書いてないとなると大変だ。

素材を冷蔵庫から探さないといけないし、場合よっては買い物に行かないと素材がないからだ。

なので、日頃から日記を書いているほうが、目的のある文章を書きやすいと思った。

日々の日記を書きながら自分の引き出し(冷蔵庫)を整理しておいて、いざ書こう(料理しよう)と思ったら、その引き出しから組み立てていけばいい。そんなことを蒟蒻芋さんは書かれています。

noteを書いているのは、もしかしたら蒟蒻芋さんの日記にあたるものかな、と僕は読みながらふと考えました。

自分が興味を持ったことや、たとえば「こういうテーマを今世の中に伝えたら面白いかもしれないな」とひらめいたこと、ふとした人との会話から考えさせられたことを整理しながら、一度、文章として整理しておく。

そのもの自体をすぐに使うことはなくても、その整理しておいたことで、いつでも引き出せるようになれば、それは自分の財産になる。1年2カ月毎日書き続けて感じているのは、そのことです。

(日記は)自分の思ったことを整理して文字に起こすことが目的

このようにいう蒟蒻芋さんは、たぶん同じような感覚なんじゃにかなぁと感じています。

小人がそっと大事なものを思い出させてくれる

もうひとつnoteを毎日書き続けていて、本当によかったことは、自分が書いたものが忘れたころに「スキ」をつけていただいたりして、「そうか、こういうことに興味がある方がいるのか」という、僕が接していない世界の動きを感じられるところです。

ほんと、まったく思い掛けないところから「スキ」がやってきて、驚きます。

たとえば、昨年の今頃に「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の本を作ったことをきっかけに出品作の解説を毎週やっていました。そのときのnoteに「スキ」をつけていただくんですね。

なぜだろう? と思うと、ちょうど東京から大阪に巡回していた大阪展が1月31日(つまり今日)に閉幕することになっていて、その会期終了間際の駆け込みで観に行かれたり、観に行こうとされたりした方が読んでくださったのかな、と僕もすっかりわすれていたことを思い出させてもらっています。

「未来のレストランはメディアになる」のnoteは、もう2年前の記事ですが、いまでもぽつぽつスキをいただきます。

決意を込めてnoteを自分らしく書ききれた最初の記事で、さらに多くの人に読んでいただけたという思い出もあって、自分にとっても大切なnoteなので、スキをいただくたびに初心を思い出させてもらっています。

引き出しの中に大事にしまっていたものを、小人たちが時折り引き出して机の上においてくれている。そんな感じかもしれません。

それもこれも、毎日書き続けたからこそ起こるご褒美なので、これからも続けられる限り引き出しの整理(毎日noteを書く)ことを続けていきたいと思います。

お読みいただいている方々、たまにはコメントくださいね!(コメントが少ないのが悩みなんです笑)

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明日は「Life」。このところ流行っている「Clubhouse」を始めた理由について。

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