ISE-Workation|11月22日の日記|晴れ
6:30 起床。身支度。
7:00 伊勢海老を買いに和具漁港まで。本日サービスとして参加してくださることになっているTOYO TOKYOの統括支配人、成澤亨太さんも一緒に。観光をする時間がないということで、途中で内宮に参拝していこうと思ったのですが、朝7時過ぎの段階で、内宮周辺の駐車場が満車。30分待ちになっていた。3連休の力すごい。
8:20 和具漁港に到着。今日も、伊勢海老漁はなし。前日風が強かったからなのか、潮の満ち引きの関係なのか、わからず。一昨日に購入した丸中商店の中村庸一さんを訪ね伊勢海老を購入させていただく。
金曜に来たときは、やっぱり警戒されていたと思うが、2回目ということもあって、こちらの希望も少し聞いてもらえるようになり、たった2回ですがやっぱり生産者さんなり卸業者さんとのコミュニケーションって本当に大事なんだな、ということを実感した。
10:15 ロカンダ・ボーノ到着。伊勢海老を置く。和具に行く車のなかで今日のアルコールペアリングを考えていた成澤さん、さっそく大野さんと打ち合わせ。
11:00 本日夜に食べにきてくださるCHEESE STANDの藤川真至さんと伊勢市駅で合流し、成澤さんのアルコールペアリング用の野菜を買いに、明和町の六月農園の西川利道さんのもとへ出発。
11:40 六月農園到着。1年間、土にうまったままだったゴボウ、シュンギク、セロリスプラウトを購入。六月農園の宿泊棟の「ハナレ」も成澤さん、藤川さんに紹介する。
12:00 六月農園出発。途中、店内から松坂牛一頭を解体する「霜ふり本舗」を見学し、酒屋に寄って、ロカンダ・ボーノに戻る。
13:00 ロカンダ・ボーノに到着。2日目は生産者さんとZOOMで繋いで、食材について理解を深めてもらう取り組みをするために、高専時代の同級生、佐藤昌平さんが来てくれる。六月農園の西川さん、谷口トマトの谷口順吾さんとテスト接続。設置やさまざまな打ち合わせ。終わったところでお昼を一緒に食べに行く。
14:30 今回のポップアップレストランで本当にお世話になっている「大喜」で遅めのランチ。天丼(900円)、丸十チョコ(300円、サツマイモのチョコブラウニー)を食べる。少しゆっくり2人で話せてよかった。食をテーマにしたもの同士なので、今後も一緒にできることを探そうと約束。
店を出るときにお酒の仕入れをさせていただく。
15:30 ロカンダ・ボーノに帰る。昨日作って不十分だったメニュー表の更新作業。イベントのコンセプトを「MIKASHIKI」(御炊)をもっと明確にしたり、大野さんのプロフィールや食後のアンケートのQRコードを足したりして、時間内で納得できるものができた。
17:15 ミーティング。
17:30 お客様の来店が始まる。サービスに入ってもらっている成澤さんに昨日の改善点「集金をスムーズに」「席へのご案内をスムーズに」と言われたことを実践。比較的よくできたと思う。
18:00 スタート。本日は10名募集だったところをご希望者が多かったこともあって2席増やして12名。キッチンの方は、昨日の提供温度の改善のため、新しいオペレーションを組んでおり、こちらもしっかりさらによいものをの気持ちが強い。大野さんが中心に、相可高校の西村莉子さん、糸川幸汰さんも前日よりも高い要求をこなしている。それを見て、僕も昨日以上のことをしなければと身を引き締める。
21:30 営業終了。提供温度の改善もよく、味も改善がずいしょに入れていたので、良い料理になったと思う。僕も会場の端っこで、一通りのコースを食べた。大野さんのフランス料理への深い愛情がある料理で、コンソメ、ソースといったうま味の扱い、それと古典に準拠した香りづけなど、料理を通してさらに大野さんを理解することができた。
伊勢の食材のプレゼンも、個人的にはバランスよくできたのではないかと思っている。
2日目は、できる範囲で最大限ベストに挑めた達成感があった。
22:30 片づけを明日にまわし、ロカンダ・ボーノを出る。糸川さんの実家「いと川」さんで打ち上げ。伊勢市クリエイターズ・ワーケーションに参加してくださっている金子未弥さん、藤川さん、それと今回のイベントの撮影に入ってもらった村川荘兵衛さんにも参加してもらう。
伊勢にきて、いちばんお酒を飲んだ。楽しく充実した時間を、たくさんの人に支えられて体験させてもらった。本気でやることの快感、そこに一番の達成感を感じた。
25:30 帰宿。即就寝。