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Event|オンラインイベント「#オンラインミニャルディーズ会」やりました

3/14(土)に #オンラインミニャルディーズ会 というイベントをしました。

この日はもともと、僕もメンバーの一人で、#被災地農家応援レシピ をSNSに投稿していた料理人・パティシエたちのグループ #CookForJapan として企画していたリアルイベント「 #被災地農家応援レシピを作る会 」が、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で延期せざるを得なくなったことで、急遽その代替イベントとして企画したものです。

イベントの変更自体は、2月中頃に決めていたのですが、どうしても「中止」という言葉を使わず、よりよいイベントに変えたいという思いがありました。

#CookForJapan のお菓子メンバーにお願いして事前に、 #CookForJapan のお菓子を詰め合わせた限定セットと、オンラインイベント参加用のZoom IDをつけて販売。また、それとは別にお菓子なしの参加券のみも用意しました(こちらは無料だけど、参加登録は必要)。参加募集は、peatixにしました。

peatixは、有料参加と無料参加をわけて募集できるのと、半クローズにした方が、参加者の方も、コメントがしやすいと思うので、近い友人やフォロワーさんたちと気軽におしゃべり会をしたい方には、おすすめです。

お菓子の詰め合わせは有志が集まって手作業で梱包・発送。荷物を開けたとに楽しんでもらえるように、丁寧に、御礼カードもつけたりしました。初めてだったので、緩衝材の量がわからず、追加で近くの100均で追加購入したりしたので4時間くらいかかっちゃったのですが、一回経験すれば、30個くらいの梱包は、2、3時間でいけると思います。

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30個4000円のお菓子は、半日でソールドアウト。ちなみに今回の詰め合わせには、下記の6アイテムが梱包されていました。

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ギモーヴショコラ(左)、メープルの卵
ポルトボヌール

ポルトボヌールのお菓子は通販していないので、これは貴重でした。

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チョコチップクッキー(左)とビスケットサンド
romi-unie

romi-unieさんのお菓子は、今回のイベント限定商品でした。

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ブラウニー(上)、ブールドネージュ
立川カフェ Stephan&Joe

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焼チョコのショコラキュイ
bien Bake

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金柑とジャスミン茶のコンフィチュール
旅するコンフィチュール

Zoomのオンラインイベントも盛り上がって、結果12時間の超ロングイベントになってしまうほど。多い時には、40人以上がZoomの会議室にいてくださいました。

当日のコンテンツとしては、事前に販売していたお菓子を、作ったパティシエのコメントや、 #CookForJapan メンバーの一人で、フリーパティシエの石渡未来さんに、お菓子の解説や周辺ストーリーなどをお伝えしたりしていました。

Zoomへの参加者の管理や、画像の差し入れなどは、#被災地農家応援レシピを作る会 で場所を使わせていただいている葛西スペースを運営している赤松武子さんにお願いしたのですが、これが絶妙で本当に助かりました。

参加者からは、味の感想や、ちょい足しのアイディアなどをチャットで応募してもらったり、実際の音声や映像でのご参加は少なかったですが、それでもピンポイントで話しかけるとお返事いただけたりして、タイムラグもなくて会話については、通信的なストレスは少なかったですね。

また、今回は、事前にお菓子を販売していたのがよかったなと思います。やっぱりオンラインだけだと、リアルのつながりがなくなっちゃうので、そこをお菓子で補えた感じです。これは、お取り寄せグルメをみんなで食べたり、1枚の絵を鑑賞したいとか、複製された物質的なものを共有しながらオンラインで交流するという手法は、今後ありえる楽しみなんじゃないかな。

僕としても、試験的に #CookForJapan の野田一寿さんのHitotsu(戸塚)で食レポを配信するなど、実験もしてみたりと、楽しんでできたと思っています(食べながら、キッチンのシェフとオンラインでつなぐイベントとか、おもしろいと思いますので、どこかで企画します)。

この規模が大きいのか小さいのかは別として、オンラインイベントは比較的簡単にできるな、と思いました。

いま、ECのプラットフォームを使って商品の通販などをされているお店もあると思いますが、そこにこういった、「みんなで一緒に食べる」というオンラインイベントを組み込むというのは、アリだと思います。

普段話せない店の方と話せて、料理の背景などを聞けるというのは、お客様にとっても貴重な体験。コロナの時期だからこそ、いままでできなかったことで、お客さまとお店のつながりがさらに強くなることだってできると思うのです。

新型コロナウィルスによって混乱している今ですが、この局面を楽しみながら、アフターコロナの世界につながるような模索をしていくといいのかなって思っています。

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江六前一郎|Ichiro Erokumae|Food HEROes代表
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