note|ユウキさんのnoteを読んだ
5月の緊急事態宣言下で、イタリアンの料理人の関口幸秀さん(当時かステイ―ナ、現在は独立準備中)と一緒に始めた「#教えて消費レシピ」のオンライン番組が、先日18回を迎えました。
毎週水曜の22時に3カ月以上。毎週休むことなく続けてこれたのは、毎週必ず見てくださる視聴者の方々の反応があってこそ。当初はZOOMで配信でしたが、7月からYouTubeにお引越ししても、引き続き動画配信中にコメントをくださって。2人だけだったら孤独に耐えられずおそらくすぐにやめてしまったと思います。
それだけに、本当に見てくださっているかたに感謝しかありません。
そもそも始めたきっかけは、コロナ禍で誰もが不安に押しつぶされそうで、外出すら制限されている日々で、ちょうど関口さんの #教えて消費レシピ ハッシュタグがたくさんの方にリアクションしていただいたこともあって。ちょっと楽しくて笑える時間が料理で作れたらというのがきっかけでした。
お家時間も増えるなかで、ちょっとでも料理が楽しくなったり、もっとおいしいものをつくってみたいと思ってもらえたら。そんな気持ちでした。
その番組にいつもご視聴してくださっているユウキさんが、前々回にやったイカスミのパスタについてnoteを書いてくださったのです。
喜んでもらいたいからやめられない
読ませていただいて、本当にうれしかったです。
やっている自分たちは、見てくださっている方々が、日々どんなお悩みを持っていているのかわからないながらも、料理を楽しむこと、食べる時間を大切にすることで、すこしでも悩みを軽くしたり、前向きになっていただけたら、やった甲斐があると思っていたので、まさにユウキさんのきっかけになれたのは本当にうれしかったです。
たくさんモノが売れたり、たくさんお金をもうけたり。そういうことももちろん大事だし、求めていきたいものです。じっさいZOOMの番組もどこかでマネタイズできたらという気持ちがあるのも事実です。
でも、それより最初に始めた想いが確実に届いていることを知れるということは、何よりもありがたく、「やってよかった」と思わずにはいられません。
何かを続けていくことは、本当に難しいことです。視聴フリーの番組ですから、正直やめても誰も文句をおっしゃらないと思います。だから、僕たちもいつでもやめることはできるんです。だけど、毎回ご視聴いただいて、コメントをくださって、さらに翌日には紹介したレシピを作ってくださる。
それを目の当たりにすると「やめられない」、そんな気持ちが芽生えます。
奇しくも、前回8月26日の放送(冷凍ごはんの回)では、関口さんの新潟・長岡転勤を発表しました。番組前に関口さんから打ち明けられて、数カ月お休みすることにしていました。
だけども、番組中にみなさんの次々にくださるコメントを読んでいると、休まずに続ける方法はないか、そんなことを考えるようになっていました。
少しの間料理教室ではなく、関口さんの長岡だよりになりますが、関口さんと冷蔵庫の神様(ぼくの友人)のゆるいラジオのように聞いてもらって、楽しい時間がすごせればと思っています。
ユウキさんにも引き続きご声援いただければと願っております。
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次回は「Rock」。デヴィッド・ボウイの「★」について。