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森の中のペンションでオーナー夫婦のおもてなしと絶品創作料理に舌つづみを打つ 長野旅②

夕方ペンションに着くと、オーナーがコーヒーを淹れてくださった。鼻腔を刺激する香ばしい香りとしっかりした味でとても美味しかったので、これからいただく夕食を通り越して朝食のコーヒーが待ちきれなくなっていた。

そのうち、インテリアや暖炉や置かれているステキなしつらえに次々と目移りする私。
ドアノブが木の枝になっているのを見てオーナーに伺うと、森の中で枝を見つけてDIYされたそう。何もかも好みだ。
部屋やお風呂などの説明を受けて、宿泊する部屋に案内された。

朝はウッドデッキに
ひまわりの種を食べに野鳥が集まる
暖炉や薪の雰囲気が素敵
こちらの写真はHPより

5人が1部屋に集合してトランプ大会。7並べ4回とUNO1回が終わる頃、お待ちかねの夕食の時間がきた。

少し照明を落とした大人っぽい雰囲気のダイニングでこれから食事がはじまる。
姪っ子の「ここの焼き立てパンがまた食べられる〜」という嬉しそうな声に、高まる期待。
私の真向かいに座りたがる姪っ子も可愛いな。
楽しいディナーのはじまりはじまり。


秋野菜のカーサディーエイチ
ルッコラ・バジル・トレビス・スイートパナナペッパー・赤甘唐辛子・万願寺唐辛子・秋なす・ラディッシュ・とうもろこしのフラン・鴨肉・スイートコーンetc



初のスイートバナナペッパー、甘くてヘタまで食べてしまった。火を通していないのにシャキシャキ甘いコーンと瑞々しい野菜に塩気のある鴨肉を巻いて食べるとバランスが絶妙で。とうもろこしのフランをドレッシングかわりに、一皿で満足度の高い前菜だなぁという感想。

パスタ
ゴルゴンソーラチーズのクリームソース
リガトーニ


パスタが目の前に丁寧に置かれた瞬間「えっ?これだけ?」と正直思ってしまったことを取り消したい。
リガトーニがモチモチ弾力あり、残り1本を口に入れた頃、この量が適量なんだとわかった。
ゴルゴンゾーラチーズが少し苦手な私だけど、この瞬間から好きになるほど香り高い濃厚ソース。残ったソースはパンに付けて、食べ終わったお皿はまるで舐めたかのようにキレイになっていた。


肉料理
グラスフェッドリブロースのグリル
トリュフソース


お肉かお魚が選べるとしたら大抵お魚派だけど、
このお肉、さっぱりしていて食後ももたれない(グラスフェッドだから?)
もう、お肉もソースも付け合わせの野菜も、言葉が出ないほどの、ちょうどよさ。

国産小麦の自家製パン(パンの写真を撮り忘れ、HPより)


パンが決して脇役にならない、主役級の存在感。パン派の人はもちろん、お米派だって虜になってしまうパン。

マスカルポーネとクリームチーズのティラミス
バニラアイス添え


こちらは甘さ控えめな大人向けのティラミス。
紅茶(アールグレイ)と一緒にいただく。

その日は偶然夫が誕生日で、夕食開始の数時間前のお伝えにもかかわらず、メッセージプレートを用意してくださり、感激。

ごちそうさまでした!!


食事を楽しんだら大満足でゴロリンちょ(部屋でゴロゴロ横になる)

共有で使う大きめお風呂は車山高原の湧水が使用されていてアメニティもこだわりのものが揃えられている。
家族毎に時間が決められ、他のお客様と顔を合わせることもなかった。都度お掃除をしてくださり清潔感のあるお風呂で癒しのお湯時間を過ごせた。

オーナー夫婦は、おもてなしの達人だなぁ。
こんな空気のいい高原のペンションで、お客様の笑顔が見られる仕事とか、いいなぁ、憧れる と夫に話したら「俺は絶対できないわ」とひとこと。
 私→できるとしたらやってみたい
 夫→できるとしてもやりたくはない
いろんな点で価値観が違いすぎる夫婦💦

明日の朝ごはんも楽しみだ。

旅③に続く…


最後までお読みいただきありがとうございました。

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