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2024年も、偶然を重ねておおくの出会いを頂きました
能登半島地震でせわしなく始まった2024年の前半は、所属する美術館も被害をうけて、自宅での仕事を余儀なくされたり。担当展覧会が途中で中止となり、それを受けて機会をもらったりと。偶発的なできごとの連鎖でおおくの出会いもいただいたのも事実。この機会にまとめておく。
岡田翔太郎さん、VUILDとの協働_2024年2-5月
もともと、金沢21世紀美術館で開催していたDXPという展覧会が中止になってしまったのをうけて、そのレジリエンスというか。せっかくVUILDという建築を生業にしている者同士で展示をしているのだからと。椅子を作ったり、ちびでか山というものを制作したり。それらは、以下の記事より。
ベネチア・ビエンナーレ コンペ参加(結果は敗戦)(2024年3〜4月)
奈良文化財研究所の惠谷浩子さんをサポートする形で、ベネチア・ビエンナーレの指名コンペに参加した。奈良県宇陀市の棍棒、東京都文京区の銭湯、石川県輪島市の「の菓子」をつなげて風景を問う内容だった。とてもおもしろいものだと自負はしていたのですが敗戦。敗戦記を、アートスケープでの連載に書いています。
能登共同・郷土ライブラリー(2024年1月〜)
震災直後に、金沢の建築家である山本周さん、岡佑亮さんとはじめた勉強会。「能登の勉強会」も月1回実施してきました。能登キャラバンでは羽咋の調査をまとめている最中、なかなかみなさん働いているもの同士で、わたしがショートしてしまっているところもありますが、ながく続けていきたい。能登キャラバンの活動もnoteでまとめている。
家を渉る劇「バイオマス・マクベス」で森の芸術祭参加(2024年11月17日)
黒田瑞仁さん、渡辺瑞帆さんと活動を続けている「家を渉る劇」のシリーズ、第6回目として『バイオマス・マクベス』を上演した。ひさしぶりの再始動って感じでしたが、とても評判よくて嬉しい公演でした。つぎに繋げていきたいなとおもっている。
すべてのものとダンスを踊って 共感のエコロジー(2024年11月〜2025年3月)
本業というか、ふだんのウィークデイをすべて費やしているのは、この展覧会の準備と開催後のイベント。個人的には、総合地球環境学研究所のみなさんとのプロジェクトというものがあり、毎日のように研究者の方々と話し続けていたのは良い思い出…。
路上観察よ いつまでも(2024年12月26日)
路上観察学会が、あと2年で40周年をむかえる!ということで、そのための準備をするキックオフイベントをひらいた。松田哲夫さんから春ころに電話もらってそこから並走中。これは笑いが必要なグループなので、笑いを絶やさぬように、すすめたいなと。ゆるさが必要なのです。
おおくのご機会をいただきありがとうございました。2025年は、上記の活動がさらに並走しながら、あらたなプロジェクトもたくさん予定していて、からだが持つか不安ですが、ひとまず笑顔、笑顔だけは大事にして過ごしてまいりたいとおもいます。
#今年の振り返り