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2024年も、偶然を重ねておおくの出会いを頂きました

能登半島地震でせわしなく始まった2024年の前半は、所属する美術館も被害をうけて、自宅での仕事を余儀なくされたり。担当展覧会が途中で中止となり、それを受けて機会をもらったりと。偶発的なできごとの連鎖でおおくの出会いもいただいたのも事実。この機会にまとめておく。 岡田翔太郎さん、VUILDとの協働_2024年2-5月 もともと、金沢21世紀美術館で開催していたDXPという展覧会が中止になってしまったのをうけて、そのレジリエンスというか。せっかくVUILDという建築を生業にし

路上観察よ いつまでも 開催しました

路上観察学会が、あと2年で40周年を迎えるんだよ、と松田哲夫さんから電話をもらったのは、2024年の春頃。赤瀬川原平さんも亡くなって、ことしで10年が経つらしい。千葉で赤瀬川さんの展覧会があってから、もう10年ってことか…と、驚きつつ。なにかしなきゃなと、勝手な責任感も感じてしまった。 松田さんとは、カナダのCCAでのトマソン、路上観察、建築探偵団を扱う展覧会を手伝ってから、お付き合いがはじまり。東京に住んでいたときも、京都にうつってからも、お世話になってきた。なかなかその恩