見出し画像

毎日を蒔いた種で判断せよ

こんにちは。
今回は私が好きな言葉を紹介したいと思います。
その言葉との出会いは、半年前にたまたま当直のアルバイトで勤務した病院の当直室でした。
ひと仕事終えて当直室でベッドに横になっていた時にふと目に留まった壁掛けカレンダーに書かれていました。

毎日をその日の収穫高で判断せずに、蒔いた種で判断しなさい
(Don’t judge each day by the harvest you reap but by the seeds that you plant)

ロバート・ルイス、スティーブンソン

この言葉を見て、ハッとしました。
自分は今まで意識的に種蒔きなんてしてこなかったなと。
農業で作物を収穫するためには、当然種を蒔いて、発芽させ、実がなるまで大切に育てる必要があります。
種蒔きをせずにある日突然実がなって収穫できるわけではありません。
同じように、私達が何かを得るためには、事前に種まき(行動)が必要なのです。
にも関わらず、私達は何も行動せずに「なにかいいこと無いかな?」と思いながら生きてしまいがちです。

私は、特に社会人になってから仕事が忙しいことを言い訳に種蒔きを怠ってきてしまっていたことに気づきました。
目の前の仕事やタスクを一生懸命やっていればいつか成功できる。
本気でそう思っていました。しかしそれは間違いでした。
そして、忙しくない時や暇な時間には、無目的にネットサーフィンしたりスマホをいじってSNSを見たり、「種まき」ではない行動、時間の浪費をしてしまうということを繰り返してきてしまいました。

この言葉と出会い、自分は種蒔きをせずに、流れに身を任せて生きてきてしまったことに気づかされました。
この言葉を知ってから、一日一日を大切に、1つでも種蒔きして1日を過ごそうと意識するようになりました(なかなか毎日は難しいものではありますが)。

種蒔き。
それは受動的ではなく能動的に外の世界に働きかけることなんだと思います。
それがいつか実を結ぶかもしれないのです。

あの時◯◯したから、あの時◯◯さんと知り合ったから、今●●できている、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
気になる人に自分から声をかけてみる(人とつながる)、情報発信してみる(noteで記事を書いてみる。スキをつけるだけでも!)、いつか叶えたい夢のために小さなことから行動してみる(まずは調べてみるだけでも)、普段読まない本を読んでみる、コンフォートゾーンを出ていろんな経験をしてみる等。

勇気を出して、自分から「能動的」に行動するのです。
種をまいたからといって必ず芽吹いて収穫できるわけでは無いかもしれません。
でも、種をまけばまくほど、収穫できる可能性は上がるのです。
種をまかないで生きていくことは、身の周りに起こる事にただただ反応するだけの受け身の人生を生きることになってしまいます。
人生という限られた時間の中で、今自分がやろうとしている行動が「種まき」なのかを考えながら日々行動していきたいものです。

最後までお読みくださりありがとうございます。