■あの時教えて欲しかった国語の疑問⑥―古文って、結局何がおもしろいの?
来年の大河ドラマは『光る君へ』です。舞台は、摂関政治最盛期の平安時代中期。今からちょうど1000年ほど前の時代の人々の物語です。
私は受験国語の講師を長い間しています。大学受験を目指す生徒もたくさん担当しましたので、古典(古文、漢文)も教えていました。
そのなかでよく言われたのが、「古文とかやって、何の役に立つの…?」という言葉。それって、おそらく古文が
・文法がごちゃごちゃしている(ように見える)
・単語の意味が今と違い過ぎる
・何が書いてあるのか、理解しづらい
か