マガジンのカバー画像

大河ドラマ『光る君へ』を100倍楽しく見るために

57
大河ドラマ『光る君へ』は平安時代中期を舞台としています。日本史の授業で習ったあの頃の歴史や文学について、もっとくわしく丁寧に知ることで、ドラマもより楽しめるのではないでしょうか。…
このマガジンは、毎週1~2本記事を更新します。平安時代の歴史や、『源氏物語』などの文学について、今…
¥3,000
運営しているクリエイター

2024年5月の記事一覧

■大河ドラマ『光る君へ』第20話「望みの先に」感想―コントの先に推しがいた

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』も第20話まで来ました。日本史上最大の推しさまである藤原道隆さまが天へご出立になってからもう3週も経つのですね(涙)かなしい… と、ワタクシったら、いつまでも悲しみに暮れていますが。そんないたいけな?ワタクシをさらに奈落の底へ落してくれる「長徳の変」がどしどし進む第20話。もうメンタルが、メンタルがぁ……(´;ω;`)ウッ… そんなこんなで、悲しみの予兆に打ち震える前回、第19話の感想がこちらです。 ではでは、第20話の感想に行って

¥200

■大河ドラマ『光る君へ』第19話「放たれた矢」感想―「来ちゃった♡」と宣う白馬な王子と風雅に生きるイケメン

さて、第19話です。 ちょうどこの日は外出しており、リアタイできずでした。さらに今週は仕事でばたばたしていたこともあり、ようやく今日(第20話放送前日)視聴し、見ながら「もう道隆さまはいらっしゃらないのだなぁ」とじわじわしたりもして。 考えてみれば、道隆さまがご出立になってから、もう2週間が経つのですね。そんなこんなで第19話です。 ラスト1分で長徳の変が始まり、中関白家推しのワタクシの心は奈落へ向かってそろりそろり。「隆家さま、誰がどう見ても高貴な身分の方の牛車なのに

¥200

■大河ドラマ『光る君へ』第18話「岐路」感想―兄ってやつはどいつもこいつも

さて、第18話です。 第17話で、ワタクシの日本史上最大の推しさまである「藤原道隆さま」が天へ向けご出立になりました。そもそも「映像苦手民」なワタクシは、実は大河ドラマ『光る君へ』を見るのをもう辞めようかとも思っていたのです。 ですが、少なくとも、道隆さまがあれほど行く末を気に掛けられた「中関白家」を最後まで見届けることはせねば…と謎の使命感に駆られ、今週も視聴することに。 というわけで、今週もがんばって書いていきたいと思います。その前に、先週の振り返りはコチラから。

¥200

■大河ドラマ『光る君へ』第17話「うつろい」感想―今日をかぎりの命ともがな

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』第17話……終わってしまいました。えぇ、ワタクシの歴史上の最推しであらせられる藤原道隆さまが天に召されてしまったです…… いや、「歴史上の推しさまが天に召されること」は織田信長さまで慣れていると思っていたのです。だって…昨年の『どうする家康』を含め、年に何回か「本能寺の変」って描かれるじゃないですか。だから、ちょっとした年中行事的なナニカのように思っていたのです(え) 駄菓子菓子。 第17話のラストで描かれた、あの道隆さまの最期のご

¥200