#6 時を超えて浜松のお祝い事を担ってきたおもてなしのプロフェッショナル!ジ・オリエンタルテラス(静岡県浜松市)
ブーゲンビリアは熱帯の花。
本州には自生していない花。
つまりは、誰かが何かの目的のために、ここに『わざわざ』植えた、ということ・・・
こちらの会場、ルーツは明治元年創業の老舗料亭『鳥善』です。現在は贅を尽くした素晴らしい建物と豊富なスタッフで結婚式・披露宴を主軸にレストランやECサイトの展開もされていらっしゃいます。
ため息の出るような贅沢ないけこみのあるロビーで待っていると、レストランへ向かう奥様方のグループに遭遇。皆様、キラキラした笑顔で、心ときめいているご様子。
会場をご案内いただくと、テラスにてヨガ教室の真っ最中。こちらでも受講生たちは自然に溶け込み、ここにいる喜びを全身で感じながら、ヨガに入り込んでいる。
とても自然に。
ナチュラルな美しさで。
女性たちがリラックスして、今を楽しんでいる。
まるでここに訪れている自分を心から愛おしく思い、承認しているみたいに。
株式会社鳥善の六代目経営者、伊達善隆さんは、以前私の仕事観を黙って聞いたしばらく後に
『佐伯さんの色は、何色かな?いや、色とかじゃないですね。普通なら白って言いそうだけど、白は”白色”だから。なんというか、色も形もない、こう、丸い霧みたいにふわふわとした、でも触ったらなんだか柔らかくて優しいものみたいだ。』
と言ったひと。
とても繊細な感性を持った経営者です。
(こちらのnoteにエピソードが紹介されています。)
館内を歩いていて。
一枚の写真が目に留まりました。
古き、料亭時代の鳥善の様子。
浜松の歴史の一部として、人々の『お祝いごと』を一手に引き受けてきたおもてなし集団の勇姿。
今の『ジ・オリエンタルテラス』はおそらく鳥善の『いちばん外側の内面』。日常の延長線上にあるお祝いごとを『点』ではなく暮らしの曲線の一部として捉え、時代に合わせて人々に寄り添ってきた姿が自然と今の形を取っている、ということをすんなりと感じさせる不思議な空気がそこにはありました。
こちらは夜の浜松に溶け込む伊達さん。結婚式は生活から分断された別世界のものではない。あくまでも、日常の延長線上にある。そんなことを感じさせてくれた一夜でした。夜中まで、テキーラ飲んだけど。
結婚式を文化にしている企業
株式会社鳥善
『ジ・オリエンタルテラス』
神社みたいに不思議な空気の違う、浜松のパワースポットです✨ぜひ一度訪れてみてください。
友達と違う会場がいい、も一つの価値観。
だけど、浜松に暮らすなら
『お祝いごとはいつも鳥善で。』
も、私は大正解🙆♀️✨だと思います。
#式場見学レポ
@theorientalterrace_wedding