【私の潜在意識を変えて起こった奇跡の一歩✨✨】
母が退院してから20日が経った頃、
用事があり実家に顔を出した。
玄関を開けるとすぐに、
「まだお昼ご飯たべてないでしょう?
食べていきな」
そんな、言葉をかけてくれた母。
私は一瞬、幼な心に戻った。
10日程前の母の日に実家を訪れた時に、
およそ6年ぶりに母の味噌汁を
ごちそうになった。
最近の様子をきくと、
毎朝起きて、洗濯、散歩、朝食づくりを20日間
続けてきたという。
それも、4時半に起きて。
これには脱帽した。
その日、作ってくれたのはざるラーメン。
すっかり子ども心に戻った私は、母が麺をゆでる横で
『凄いねー!本当にすごいよ。だって、
お母さんが料理できたの5年ぶりくらいだよね』
と声をかける私。
「毎日、同じものしか作ってないよ」と
恥ずかしそうに笑う母。
私『なんで、こんなふうに変われたのかな?』
母「今まで、甘えてたのかも」
私『誰に?お父さんに?自分に?』
母「お父さんにかな?朝早く目が覚めるからやれると
思ってやってる。自信にもなるから」
私『お母さんすごいよ。きつくなったら無理しなくていいから
できるペースでね。でも、お母さん入院しなくてもいいくらい良くなると
思うし、うつがなくなるって気がしてるんだよね』
無責任かもしれないけど、自然に出た心から出た私の言葉に、
それを聞いた母は、静かに微笑んだ。
私は、ヒプノセラピーの仲間にここ数日の母の変化を
話していた。そして、皆からの激励の言葉で、私の潜在意識の中で
母がすっかり軽快している姿をも想像し感動にひたるという体験を
していたのだ。
私は、知っている。感情を動かす体験をすると現実が動くということを。
かつて、同じように感情を動かし夢を叶えたことがあったから。