![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42354389/rectangle_large_type_2_a4129bbd57c53b76d64912698ad98a98.jpg?width=1200)
今年の抱負
今年も始まりました。
去年の今頃は、こんな世の中になっているなんて思ってもいませんでしたよね。今までのルールや常識は通用しないことだらけ。
「コロナだから」を常に意識すると「仕方ないよね」が常につきまとい、考えたり行動したりすること全てが受け身にまわってしまったり、妥協につながってしまいそうなので、初心を忘れないよう、今年心がけていきたい「やる」「やらない」を書き出しておきたいと思います。
◆2つの「やらない」
ブレない。急がない。
◆2つの「やる」
伝える。伝わっているかを確認する。
「やらない」の1つめは「ブレない」
予期せぬことが起きた時に、自分がやっていることや思っていることが果たして正しいのか。不安になることが多い毎日。それで、違う道に行ってみたり、余計な回り道してみたり。でも、結局は最初に感じた「直感」を信じて進んだ道が1番良い結果になることが多い気がします。
例えば私だと、ワインのブランドテイスティング(銘柄やラベルを見ないで、どんな品種からつくられたワインかを想像しながら試飲する)などが典型例です。たいてい、最初に感じた香りが一番正解に近い。迷って迷って、香りや味わいを何度も確認して最初に思ったことと違う答えを導き出すと、違う方向にいっていしまうことが多いのです。
また会社では、コミュニケーションのベースがSNSやメールになってきているので、自分の反省も含めてどうしても「正論」のやりとりになってしまいがち。お互いに「そうなのかなあ」と迷いながら、モヤモヤしたまま、腑に落ちぬまま、仕方ないと諦めて進んでしまうこともしばしば。
だから今年は、人の意見を真摯に受け止めながらも、いちいち迷いすぎない。一喜一憂しない。一度決めたことを簡単に変えない。決めたコースを行く。そして、ブレないようにするための決め手は、私にとって、相手にとって、組織にとって、社会にとって、役に立つことかどうか。笑顔になれることなのかどうか。この「役に立つことか・笑顔になれることか」に自信が持てない時は、ブレてでも、もう一度考えたり軌道修正をしていきたいです。
「やらない」のふたつめは「急がない」
私はそうと決めたら猪突猛進、止まっていられないタイプです。時間のやりくりも全てギリギリ。電車にも約束にも全て滑り込みセーフ。余裕がない。
間に合わないのでいつも走っている感じというか。だからコケることも多いんですよね。で、いい加減学習しろよ、とよく言われます笑。
わかっちゃいるけど変えられない性分みたいなもので、それを言い訳にして生きてきました。私は治らないので、せめて娘にはこうなってほしくないと思い、一歩一歩丁寧に歩んでほしい、と名前に「歩」という文字を入れたくらいです。
でも、変えられないなんてあきらめちゃいけないですね。それに、今年目標とする「ブレない」を徹底するためには、しっかり考える。焦らない。時間と心の余裕が必要ですしね。
「急がない」はそのための私のブレーキの言葉。今年はこの言葉を心において進んでいきたいと思います。
「2つのやる」は「伝える」と「伝わっているかを確認して進む」
ここ2年くらいですかね。毎日の生活の中で、一番のストレスは「伝えたはず」なのに「伝わっていない」が頻発すること。これは家族でも会社でもあらゆる場面で頻繁に起きます。特に、会社のやり取りは、SNSやメールで伝えあうことがスタンダードになり「伝えたのに…」というストレスが日常茶飯事になっています。いけないけない。これは「伝える」側の私に問題があって、伝え方に工夫が足りないから起きてしまうことなのに。
主語がないからわからない、結論から先に言えば伝わるよ、などアドバイスをもらうものの「伝わるようにしなければ」と気をまわしすぎると、それに疲れて「もういいや」と伝えることさえ、億劫になってしまう。
でも、何もかも伝えないと始まらない。だから今年は恐れることなく、まずは「伝える」を積極的にやっていく。そして「伝える」だけで終えるのではなく「伝わったかどうか」にこだわっていきます。
ここ数年、ずっと「伝える」がヘタクソだという悩みがあったのですが、ラッキーなことに、さとなおさんのオープンラボ11期に1月から参加できることになりました。このラボの募集要項には、こんなことが書かれていました。
「伝わらない時代」におけるプランニングの目的を考え、基礎を知り、全体像を俯瞰して把握し、頭を整理して、「どんな課題に対しても70点とれるアプローチ」を身につけていくのがこのラボ。ファンベースなどの前提知識は必要ありません。年齢も経験も関係ありません。あえて言うなら「伝える仕事をしている人」です。
伝える仕事をしているのに、未だに「伝える」がうまくない私。このラボでの学びと、日々の生活で意識をして伝えていくことにより、今年を終える頃「伝える」「伝わる」ことが少しでも楽に、そして得意になっていたらいいなあ、と思います。
最後に。
自分が情熱をかけてやりたいと思うこと、その想いに対しては、とことん信じて進みたいと思います。大好きな女優南果歩さんがブログなどで掲げている言葉が大好きです。それは「情熱だけが道しるべ」という言葉。この言葉を私も座右の銘にして、この1年を歩んでいきます。