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クールな娘、急に「カッコいい」を連発する。
こんにちは、eringishimejiです。
今日はたまに登場しますが、わが家の娘の話を。
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今まで何回か書いたことがあるが、うちの娘(小5)、私より冷静なことが多く、あまり周りに流されない。
私が推し活でどれだけ騒いでいても、ふーんという感じで、だからといって否定してくることはなく、むしろ温かく見守ってくれているようだ(どっちが保護者)。
娘自身は女の子グループを推していて、今のところ、男性のアイドル、ミュージシャン、俳優にはあまり興味がない様子。
楽曲がいいとか、ダンスや演技が上手いとかは共感してくれるのだが。
学校でも男の子とも一緒に過ごしているだろうが、今まで好きな子がいるとは聞いたことがない。
いても、わざわざ周りには公表しないタイプなのかもしれない(私も小学生の頃4年間片想いを秘めていたことがある)。
でもなんとなく、本当にいなさそうな気がする。
最近は学校帰りに、うちのマンションの敷地内で男女混合数名でおしゃべりして帰ってくる。
何を話しているのかは分からないが、ずいぶん楽しそう。
でも異性を意識している様子はない。
あと、近所の男の子がうちに遊びに来た時にテンションが少しだけ高くなることもあるが、ほんとそれくらいだ。
これから色んな子と知り合っていくだろうし、親としては素敵な恋愛(片想い含む)をしてくれることを願うのみ。
そんな娘が、昨日、突然、異性に対して驚くような言葉を口にしたのだ。
それは、土曜プレミアム、映画公開記念『イチケイのカラス スペシャル』(録画)を観ていた時のこと。
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以前、ドラマも観ていて、とても好きな作品だ。
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公開中の映画とリンクしているスペシャル。
これは、「観なきゃ!」、なのだ。
今回は事件現場として熊本(しかもまあまあレアな地名が!)が登場したので、九州に長く住んでいたわが家としては、なんだか懐かしい気持ちにもなった。
それに、熊本のヤンキーが「熊ヤン」として描かれていて、全国の皆さんに「熊本はヤンキーの街だ」との先入観を植えつけたかもしれない(実際は違うかと。笑)ことがちょっとウケた。
「熊ヤンの誇り!」のセリフが出てくる度にぷっと吹き出した。
キャストは常連の方々も、はじめましての方も、映画につながる方も、、で、かなり豪華!
ドラマの内容はここではあまり書かないが、ある傷害事件がきっかけで大きな闇の黒幕に近付いていく、みたいなストーリーだった(大雑把)。
それで、このドラマの中心、法廷でのシーンになった時。
物語は大詰めだ。
娘が、ある裁判官に対し、急に「カッコいい〜」と言い出したのだ。
それは、、
竹野内豊さん
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ではなく、、
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小日向文世さんだ!!
駒沢裁判官が、傍聴席でうだうだ醜い発言を繰り返す大藪重之(北村一輝さん)に対し、一喝を入れるシーン。
確かに、普段穏やかな方が本気で一喝するなんて見どころだ。
表情からも、その本気具合がビシバシ伝わってくる。
でも、ここでの小5女子の感想が、
「カッコいい〜」なことに、一瞬ドラマを忘れて娘を二度見した。
しかも。
1回じゃない。
この耳が確かならば、3回繰り返し言った。
2回目以降は夫も気付いていたようだ。
娘の口から異性に対し、そういう類の褒め言葉を聞いたのがレアすぎて、驚く私。
しかも小日向さんに!!
ドキドキし始めるミーハー母。
もしかして、娘ったら、歳上、それもかなり上のおじ様専門なの?!
俗に言う「おじ専」ってやつ。
それはそれで、センスいいぞ。
私だって渋めのおじ様は大好きだから。
佐藤浩一さん、豊川悦司さん、浅野忠信さん、その辺りの方にはキュンした歴ある!
でもさすがに小日向さんは経験がなかったー!
役柄的にもキュンより、安心、安定が多いし。
そんなことをぐるぐる考えていた。
その時。
娘の口から4回目の発言が。
「セリフ、カッコいい〜!」
・・・。
ーーあ、セリフね。
我に返る母。
娘は、完全にドラマの内容に集中していたのだ。
小日向さん、と言うより、「駒沢裁判官のセリフ」にカッコよさを感じていたのだ。
脚本家さんと小日向さんの演技力に脱帽なのだ。
私だけ、勝手に暴走していた。
熊ヤンもびっくり。
私よりはるかに大人な娘。
本質を見極めることができる娘。
そんな娘を誇りに思い、これからも頼りにしていこうと心に誓った夜だった。
いや、でも。
今回のドラマの終盤で、中村梅雀さんが娘さんに接する態度にも「いい〜!」と言っていたので。
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「おじ専」も気のせいだけじゃないかもしれない。
映画も楽しみです!
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クールな娘シリーズはこちら👇
※画像、お借りしました。
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