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ジム・ジャームッシュという映画監督の作品を、今から約6年前、まだ専門学生の頃にはじめて観…
わたしがこの世界から去ろうと思った時、この心を救ってくれたのは写真でした。 いろんなこと…
ひとりの部屋。布団の上に寝転がってスマートフォンをいじっては、その何もなさに打ちひしがれ…
アラームが鳴って目を覚ました。 休みの日だというのに起きなければいけないのは何故なんだろ…
今年も、ようやく秋の風が吹きはじめました。 音がなくなったように乾いた空気のなか吹く、つ…
『みなさん、こんばんは。……です。本日は…』 朝起きて仕事に行くとき、いつもの駅まで40分…
これまで書いてきたエッセイを、ふと読み返してみることがあります。 数十日前。数ヶ月前。数年前。 いろんな眠れない夜にたくさんの言葉を綴ってきました。始めた頃は、すぐに書けなくなってしまうのではないかと思っていましたが、いまは数ヶ月単位ながらもなかなかによく続いているものです。 生活の中で、日々の中で、自分で書いた言葉たちのことをどんどん忘れていきます。一緒にいたことは覚えているけれど、なにを話したのか覚えていない記憶みたいに。 ありがたいことに、エッセイをいつも読んでく
わたしは移り変わる季節の中、冬に差す光のことがとても好きです。それは必ずしも目に見える、…
「ツートントン、ツーツー。」 この広い宇宙のなかで、その星の上にいるあなたに、この声が届…
わたしの住む星には、ほんの少しの美しいものがある。 そう感じたのは、ここ数年のことでした…
こんにちは、ねこです。 これを書いているのは12月31日、忙しなく働く人たちと年末年始お休み…
窓から光が差している。 わたしはその光で目を覚ました。 今日はすこし早起きをしたから、朝…
こんにちは。ねこです。 とても久しぶりのエッセイになってしまいました。みなさまいかがお過…
晴れの日。 映画を観に行こうと、午後3時発の電車に乗って、空いている席に座る。席が空いているのには相応の理由があって、大抵は車窓から陽が差しているから、首元があつくなる。手にするスマホも反射して、何が写っているのかよく分からない。 わたしは、いつもそれを忘れてそちら側に座ってしまう。座った後「あぁ、そういうことか…」となっているのを悟られまいと、平然とした顔つきでその場所に座り続ける。はやく着かないかな…と思いながら。 最近は、電車の窓がすこし開いているから、風が通って