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クリスタルのような子供の心


嬉しかったら満面の笑みでほほ笑んで、
悔しかったら泣いて、
眠くなったら机の上に突っ伏して、
疲れたら「もうできないー」という。


大人だったら、
そこは抑えるのになーって
自分の感情を抑える
ことに慣れてしまった私は思う。


だから、子供たちの感情豊かな表現が新鮮で、
純粋で高ぶらない心が私の心をちょっと揺さぶった。


子供と接してきてそう感じたのは、
秘書としてずっと大人と仕事をして
きたからその対比の中で思ったことも
大きかったのかもしれない。


聖書の中で
『はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、
決して天の国に入ることはできない。
自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国で一番偉いのだ。
わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、
わたしを受け入れるのである。』(マタイ18:1~5)


秘書として働いてきて、
自分がいかに素晴らしい人間かを
証明したかる大人をたくさん見てきた。


自分がどれだけいい学校を出たのか、
どんな高価なものを持っているのか、
どんな素晴らしい成績を収めたのか、


それ自体が悪いことではない。


けど、打って変わって子供たちのように
決して自分を誇ったり、
自分を高めて言ったりしない、


そんな純なココロが新鮮に思えた。
私たち大人は何かを手にすると、
すぐに誰かに自慢したり、
人に見せびらかしたくなってしまう。
そして、ちょっと舞い上がってしまう。
私もだけど。


そうなると、
人の言ったことを素直に聞けなくなる。
必要以上に自分を優れたのもだと思い込む
そして、時として傲慢になった心は
へりくだることを難しくさせる。
感謝の心をなくす。


私が今思うこと、
それは大人になっても
どこか純粋で、透明で、
透けるような心を持っていたい。


そして、自分の心が傲慢になった時
何もない自分に戻ってきたい。


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