ダイビングでの経験
私はスキューバダイビングのライセンスを持っている。
最近ではしてないから、ライセンスが有効かどうかわからないけど、たまに思い出すことがある。
取得する時に、講習で妹の通訳をしながら、取得した。
講義を聞いていた時に、私のしゃべっている声が、小さくても聞こえて、周りの人には迷惑かも思ったけれど、文句を言う人は一人もいなくて、ありがたかった。
講義が終わって、最初の実習は2回くらいプールで、その後が海だった。
海での実習で一つ問題があった。
それは、レンタルしてくれるウェットスーツ等のサイズ。
そのダイビングスク-ルは田舎の小さいスク-ルなので、あまりス-ツのサイズが揃っていない。
というのも・・・
スペイン人の私と同じくらいの背の高さの女性でも、バストとヒップのサイズは2サイズくらい大きい。
母が日本から来たときに、一人の友人に浴衣を着せてあげてよ~くわかった。
日本人は小さいんだってことが。(私だけではないよ!)
私が借りることになったウェットス-ツは子供サイズ。笑
酸素ボンベをつけるベストは少し大きいなと思った。
仕方ないので、それを着て、なぜか漁船みたいな船に乗って出発。
昔、大型ヨットに乗って、みんなにビ-ルやおつまみを下で準備して、持って行ってあげようとしていたら、いきなり、最初から船酔い。
結局、目的地に到着するまで、船の甲板にマグロのように仰向けになって寝ていなくてはならないという悲惨な目にあったことがある。
あれは二日酔いよりひどい。
せっかくの海の上での豪華な気分を楽しめない!
二度とあんな思いをしたくなかったので、海でのダイビングの時には船酔いを避けるために、梅干おにぎりを持って、万が一のために準備しておいた。
でも、結局、酔わなかった。
だって、あんなに興奮して、うるさい人たちと一緒で、歌を歌ったりしてたら、酔うなんてことは忘れてしまっていた。
潜る場所に着いて、私は妹と他数人の人たちと最後に潜るグループに振り分けられた。
私はグループの中でも一番最後にバシャンと海へ。
そして、3メ-トルの底で、足が着いたと思ったら・・・
なんと、
酸素ボンベが私の背中から離れて、ゆっくりと底に落ちていった!
「あらまっ」と思って、とっさに、頭の中で、講義で学んだハンドサインを思い出していた。
ところが・・・
インストラクター(どうも妹に気があったよう)も妹も先のほうに進んでいたので、私がハンドサインをしたところで、意味がない。
笑ってしまった。
何故笑ったのかわからない。
普通だったら、パニクる。
この人(私?)普通じゃないのかも。
でも、その時、これは、やっぱりボンベを背中に支えるために着ていたベストが大きかったからだと思った。
こんなこと考えてながら、仕方ないので、酸素ボンベをかかえて(今、その姿を考えても笑ってしまう)、「こっち向いてくれ~!」と、しゃべるにもしゃべれないから、念じながら、早く歩いて(水の中で早く歩くって、すごく大変だ~!)前進してると、やっとインストラクターがこちらを向いてくれ、私に近づいてきて、ボンベを再度セットしてくれた。
また、落ちるのではないかと思いながらも、少し海底散歩をしてから、船に戻った。
インストラクターが
「ひまわりん子~!お前、よく大丈夫だったなあ。普通だったら、パニクるぜ。」
と言うので、
「あったりまえだ~!も~~~~、本当にぃ!ベストが大きかったんだから、今度は私のサイズ探しておいてね。お願い!」と次回のオーダーをしておいた。
酸素ボンベが落ちただけで、呼吸はすることが出来たから、笑ってしまったけれど、そうでなければ、パニックになっていたかもしれない。
ついていたんだな、守られたんだと思った。
が、
「インストラクターよ。次回は私の先に行くな~!」とも伝えておいた。
ひまわりん子は、今までで何回危ない目にあってるかな。
何回か数えてみると、4,5回かな。猫のようだとあと・・・
いい、いい。
数えないで。
とにかく、こうして、noteで皆さんとつながったりすることも出来て、
今まで生きてこれて最高に良かったぁ!
感謝!